【講演活動】股関節の負担軽減を目指す「正しい立ち方、歩き方の実践」

 
 




「悪くなることはあっても良くなることはない」
と手術を勧められた方たちも、未手術で救われています。


「今やらないと人工関節になる」
とアドバイスを受けた方たちも、
自分の脚で歩き、満足のいく生活が送れています。


病院診療に慣れ親しんでしまうと、
不自然に聞こえるかも知れませんが、
これも、股関節治療の現実なのです。


確かに手術で良くなることもあります。
手術じゃないと良くならない症状も経験してきました。
しかし、多くの場合、
手術など行わなくても、良くなることがあります。
お越し下さる皆さんが証明して下さっています。


これまで老化に伴って生じると考えられていた股関節痛も、
最近では“若年層”に急増しています。
従来の股関節に対する常識や治療への概念を覆す
転機ともなりそうです。


股関節の痛みも、
変形性股関節症と診断される以前、
初期の初期の段階での症状の改善、
進行させないための予防が大切です。


整形外科では、初期における股関節痛は、
治療対象とされることが少なく、
湿布や痛み止め、簡単な運動指導などが一般的でしょう。


早い年代で人工関節を勧めたり、
RAOに代表されるような骨切り術や
関節鏡による予防的な手術もあるにはあるのですが、
将来的な複数回の手術、その先の予後も心配されます。


初期段階の股関節痛も、はじめは出たり引っ込んだり、
黙っていても自然消失してしまうことがよくあります。
そのため、
医療者側も軽視しがちで、直接患者さんへも伝わってしまいます。
放っておいた股関節周囲の違和感も、
出産や家事、仕事等のハードワークが重なることで、
一気に症状を重症化させてしまう怖さもあります。


痛みが少ない内、
違和感を感じた時点における、
日常生活動作の修正が極めて重要なのです。


世界でも既に2000年以降、
メスを用いない保存療法を推奨し始めています。
日本も世界基準に習って、
あらゆる医療機関で充分な患者教育
運動指導を受けれるようになれば、
増え続ける手術件数も大幅に削減できるでしょう。


専門家向けのガイドラインによれば、
各種外科治療よりも、
安全面とその効果から、

運動療法を主体とした保存療法が

治療の第一優先に掲げられています。
股関節症も薬よりもまずは運動です!
如何なる状況であっても、いくつかある方法の中から、
症状に適した運動療法を探し、試してみることがお勧めです。
Reference) The effectiveness of exercise therapy in patients with osteoarthritis of the hip of knee. 1998.


さて、我々理学療法士の仕事も、
その歴史を振り返ってみると、
命に関わるような脳血管障害など
「身体に障がいを有する者」を対象としてきた時代から、
現在では「障がいを有する者」のみでなく、
「障がいの恐れのある者」や「疾病の予防」にも、
目が向けられるようになりました。


理学療法士が日本で誕生し約半世紀余り
その関わり方や世間のニーズにも、
ドラスティックな変化が求められています。
これまでのチーム医療としてのリハビリ医学の普及にとどまらず、
ヒポクラテス時代の理学療法士の技術に遡り、
グローバルな視点での役割が期待されつつあるようです。
参考)国際検証と区別委員会報告書 理学療法士の法的位置づけに関する国際比較


私自身もこれまで、理学療法士という仕事に携わり約10年、
大学病院や整体治療院など、様々な現場に身を置き、
理学療法士として貢献できる領域を模索してきました。


日本人の手先の器用さ、きめ細やかな配慮は、
きっと股関節治療における保存療法で、
最も力を発揮できるだろう、と確信しています。





さて先日4月24日(土)には、
朝日カルチャーセンター主催の勉強会の講師を
務めさせていただきました。


昨年秋から定期的に開催させていただいております、
股関節痛をテーマとした勉強会、4回目です。
今回は、正しい立ち方、歩き方の実践プログラム、基礎編です。


第1部のクラスには17名、
第2部には、満員の20名の方にご参加いただきました。


2014.4.26 朝日カルチャー


“股関節症の方にとって”の正しい姿勢とは何か、
お一人ずつ、股関節の動き、
筋肉の働きなどをチェックしながら、
理想的な立ち姿勢を体感していただきました。


(私の見立てでは)、
ご参加いただけた2/3の皆さんは、
適切な筋肉の収縮を獲得できていたようです。


正しい姿勢を維持するための第一歩とは、
まずは、
今、自分の姿勢がどうなっているのかを知ることです。
慢性的に痛みを抱える期間が長くなれば、
決まって、身体の中心軸がズレてきます。
多少のズレならともかく、
その影響も長期間に渡ると、
筋力低下可動域制限に直結します。


ご自身の立ち方の癖を知り、理想とは何かを体感し、
そこへ近づける日々の意識、努力こそが大切だと感じています。


帰り際に、
アンケートにも目を通させていただきましたが、
各回お一人ずつ「難しい」とのお答えもありましたが、
その他全員の方に、
「とてもわかりやすかった」とのコメントも頂戴できました。


次回は、歩行編です。
今回の立ち姿勢で学んだ事柄が活きてきます。
習った運動内容を繰り返し、身体と頭に刷り込むように、
日常生活の中からチャレンジしてみましょう。


8月、9月には藤沢、
さらに大阪でも勉強会を計画中です。
ご興味のある方は、ぜひお申し込み下さい。


ご参加いただいた皆様、今回は大変お疲れさまでした。
筋肉痛は大丈夫でしょうか!?
今後も更に、
皆さんの意欲をかき立てるような充実した内容で、
ご自身でもできる、
股関節を長持ちさせるための運動方法を
随時ご紹介させていただきたい、と思っております。


何はともあれまずは普段の日常動作を正しく、丁寧に!
ですね。


今後ともどうぞ、よろしくお願い致します。





ホームページ

☎03-6252-9070(ご予約・お問い合わせ)

◆各地出張セラピー日程
 大 阪:2014年5月29日(木)〜5月31日(土)
 名古屋:未定
 仙 台:未定

◆早朝枠
 朝9時〜の早朝枠をご用意しました。
 お電話にてご相談下さい。

◆消費税改訂に伴い4月1日より料金改定となります。
 施術料   初回  20,000円→21,000円(1,000円値上げ)
       継続  9,500円→10,000円( 500円値上げ)
       出張 20,000円→21,000円(1,000円値上げ)
 インソール         11,500円→12,000円( 500円値上げ)
 ポケットフィジオ    2,000円→  2,100円( 100円値上げ)

◆オーダーメイド・インソール
 ginzaplusで学んだ歩きの実践の手助けとなるインソール。
 その場で作成お渡し可能です。セラピーと併せてご相談下さい。

◆ポケットフィジオ
 股関節まわりの筋肉のコリをほぐすのに有効なマッサージ道具。
 人肌に近い素材の為床に置いても滑りにくく持ち運びにも最適です。
 テニスボールでは満足できなかった方にはお勧めです。
 

◆予約状況
 毎月1日に翌月のご予約状況が確認いただけます。
 5月1日に6月の予約表をアップします。

◆勉強会のお知らせ
 股関節痛を抱えた方を対象に「朝日カルチャーセンター」主催の
 勉強会を定期的に開
催しております。
 今回のテーマは「股関節症の方にとっての正しい歩き方の実践」
 5月24日(土)午後12時30分、午後1時45分、計2クラス。
 運動主体の講座です。動き易い格好でお越し下さい。

にほんブログ村 病気ブログ 股関節症・股関節脱臼へ

【講演活動】2014年2月朝日カルチャーセンター in 藤沢






【空き状況のお知らせ】
2月10日(月)午後12時
2月15日(土)午後1時30分
上記日程に空きがございます。
ご希望の方はこちらからお申し込み下さい。



股関節痛との関わりは、
大学病院時代の術後における「後療法」としてのリハビリにはじまり、
手術を未然に防ぐ「予防」へと役割を変え、
今では、手術前と手術後の貴重な経験から、
股関節痛の原因に対して、
身体的・精神的要因、両側からアプローチすることで、
未手術による痛みの解決に取り組んでいます。



変形性股関節症の病態自体
未だ不明な点が多いと言われても、
明らかに手術が必要な痛みと
そうではない痛みが存在します。


その判断には、
何も従来のルーティン化した診療所見に頼ること無く、
例えば、まず、治療的介入を経て、どう変化するのか。
その場で消える痛みなのかどうなのか、
よりクリニカルに現症を捉えられると、
手術の必要性の判断に役立つかも知れません。
手術が必要とされるような痛みとは想像を超える痛みです。
保存療法では太刀打ちができません。
痛みのレベルや質が全く異なります。
この域にまで達すると手術後の達成感も得られ易いでしょう。


一般に民間療法等でも扱われるマッサージも、
(方法にもよりますが)除痛効果には優れています。
現場でも積極的に導入されたなら、
間違いなく痛み治療も激変することでしょう。
ただ、一つ申し上げなければならないのは、
ほぐしを繰り返しても、
股関節痛の場合、持続効果は期待できないかも知れません。
あくまでも私の経験ですが、
一時的な症状の緩解は得られても
やがて効果は薄れ限界が訪れるものです。
ほぐしにより可動域や痛みの改善が得られたのなら、
更に治療的介入を加速するタイミングです。
治療に携わる側のアイディアが求められます。


これは股関節に限らず、でしょうが
私が、痛みのマネージメントにおいて特に重要視しているのは、
個々の「ライフスタイル」への配慮です。
日々の活動量をはじめとした運動の質、
自ら「自主的」に生活を見直し、
身体の使い方を改める機会を積極的に持てたなら、
持続的な効果も一段と増すことでしょう。
股関節の痛みも決して得体の知れない痛みばかりではありません。
痛みを引き起こす“何か”主要な原因があるはずです。
股関節の動きへの理解、それと、痛みと向き合う自主性こそが、
保存療法での成功を約束してくれるように思います。


診療室から聞こえてくる、
「杖をつきましょう、階段はやめましょう、
 でも筋力を落とさないように」



この矛盾に気が付けた方は、まだまだ回復が見込みます。


偏った情報が溢れています。
医療関係者でさえも振り回されています。


今、私が最も必要だと感じるのは、
股関節痛に対する正しい情報を共有できる場です。
専門家の間では、
所属により得意不得意があるのは仕方がなくても、
患者さんへは、その専門性に左右されること無く、
ベストな治療法、
最もリスクが少ない療法が提案されるべきです。
正確な情報をきちんと伝える機会が必要です。


先週の土曜日は、
朝日カルチャーセンター主催の勉強会に参加させていただきました。
昨年11月以来3回目です。






前回に引き続き今回も満員御礼。
改めて感謝申し上げます。


当日は、姿勢と歩行をテーマに、
動画や写真を交え、
正常歩行と股関節症患者さんでは一体何が違うのか、
いくつかの場面に分けてご説明させていただきました。



筋力低下に繋がる股関節の動きとは、何か??
可動域制限を引き出す荷重のやり方とは??
中殿筋が筋力低下に取り上げられる理由とは??


実技も踏まえ確認していただきましたが、
皆さんもしっかりご理解いただけましたでしょうか。


後になって私も知ったことですが、
今回2度目のご参加の方もいらっしゃったようで
大変嬉しく思いました。


そして、股関節痛を抱えた方では外せない命題、
「骨盤の傾き」についても触れましたね。
とにかく病期の進行に伴い動かなくなるのが、皆さんのこの骨盤です。
筋力低下や可動域制限とも関わりの深い骨盤の傾き。
ご自身に合ったベストな位置を、
痛みの少ないこの時期にこそ、一歩踏み込んで探求しておきましょう。


また筋力強化の前には
筋肉の柔軟性を回復することが重要であることも述べました。
それは、体操やストレッチだけではなく、
膝や足首、他の関節と連動させながら適切に働かせること。
正確に動きが実践できるようになれば、
再び良質のゴムのように筋肉にも柔軟性が蘇ってきます。


また最後には、
筋肉のコリが筋力低下に与える影響についてお話ししました。
股関節痛を抱えている方では、
もの凄いかたさの筋肉のコリを股関節まわりにいくつも抱えています。
これらがあっては、
筋力が無くなった誤解されても仕方がないでしょう。
できることならば、専門家に一度触診をしていただき、
実際に治療的なマッサージを受け、
ご自身で自分の状態を早めに確かめておきましょう。
順を追って保存療法に取り組めれば、
おそらく過酷な筋力トレーニングなどに走ることもなくなるでしょう。
また、セルフメンテナンスの方法も道具を使用し、
ご紹介させていただきましたね。


立ち姿勢の骨盤の位置、
歩行における荷重の仕方、脚さばき、
日常動作を利用した筋力強化の方法などなど。
まだまだ話し足りないくらいですが、
今後更に人数を絞って実技メインのクラスも予定しております。



ご興味ある方はぜひご参加下さい。
毎回皆さんの真剣な眼差しにエネルギーをいただいております。
私も期待に応えられるようにがんばりますね!



 

Website (ホームページ)
Twitter
☎03-6252-9070(ご予約・お問い合わせ)

◆各地 出張セラピー
 予約フォームからお申し込み下さい。  
 大 阪:2014年 2月19日(水)〜21日(金)
 名古屋:2014年 2月5日(水)〜6日(木)
 仙 台:2014年 5月頃を予定

◆早朝枠
 朝9時〜の早朝枠をご用意致しました。
 初めて、継続の方でも承れます。
 お電話、メールにてご相談下さい。

◆オーダーメイド・インソール(¥11500)
 正しいな姿勢、歩きの実践のために、
 インソールを作成しております。
 所要時間約30分程。セラピーとも併用可能です。
 事前にご相談下さい。

◆ポケットフィジオ
 持ち運びに便利な筋肉をほぐす道具のご紹介です。
 人肌に近い素材のため床でも滑りにくく、
 股関節周囲のマッサージに最適です。
 テニスボールやゴルフボールでは使い勝手に苦労されていた方、
 お勧めです。
 
 

◆予約状況
 毎月1日に翌月のご予約状況が確認いただけます。
 2月1日に3月の予約表をアップします。

◆【一般の方向け】勉強会のお知らせ
 「朝日カルチャーセンター」主催の勉強会を定期開催しております。
 最新の情報、ブラッシュアップにぜひご活用下さい。
 
場所:神奈川県藤沢「藤沢ルミネプラザ9階」 
 
  

にほんブログ村 病気ブログ 股関節症・股関節脱臼へ

【股関節セミナー】変形性股関節症の進行は防げる!?

 




今月末広島で股関節学会が開催されます。
股関節治療の専門家が一同に集う年に一回の貴重な機会です。
私もたっぷり吸収してくるつもりです。
今最も関心を寄せているのは、最新の手術事情です。
手術に抵抗がある方も多いとは思いますが、
きちんとした正しい情報さえ入れば、
決して手術も怖がるものではありません。
特に保存療法での改善が難しい方へは、
無くてはならない治療手段です。
ただ同じ人工関節とはいっても、
筋肉を切る、切らない。前から行うか、それとも後ろからか。
その後の合併症やスポーツ復帰に向けて、など。
目的や希望に応じた様々な手法がありますから、
手術を検討する方へも的確なアドバイスができるよう
しっかりと学んできたいと思います。


それとやはり外せないのは、
我々の専門領域でもある保存療法に関する報告です。
数こそ多くはありませんが、
保存療法の現場で働く医師からのご意見も伺えそうです。
どのような心情で、保存療法を通じ、患者さんと向き合っているのか、
関心があるところです。
早速手元に抄録が届いております。そこにも書かれていますように、
「国情を含む社会・医療環境などの背景の相違」が立ちはだかり、
日本では、保存療法の効果を示し、
提供することの難しさが懸念されます。
救いたくても救えない現状、
保存療法で改善を待ちわびる声が上がる一方で、
臨床の場でも、医療者は頭を抱えているのです。


率直に申し上げると、
保存療法で、着実な効果を上げようとするならば、
やはり「時間」が必要です。
マンツーマンによる指導ができる場が与えられ、
度重なるチェック作業。
否が応でも短期的、あるいは長期的な時間と場が必要となり、
この点において、
現行の医療システム下にあっては、なかなかそれが許されない。
リハビリ日数には制限が設けられ、
実際の患者さんデータは集めにくく、その効果も証明されにくい。
そうした影響もあってか、
外科療法と並んで保存療法の存在すら、
患者さんへは的確に提供されない、現実があるのです。



さて、
変形性股関節症とは、
一般的に進行性と言われますが、
果たして、本当に進行性なのでしょうか??


学会でも、予防に関する話題はいくつかありますが、
股関節治療分野における予防といえば、
やはり、股関節唇損傷といわれる病態に対する関節鏡視下術でしょう。
芸能人やスポーツ選手がこの手術をし一躍有名にもなりましたが、
最も身体への負担が少ない手法を用い、
軟骨組織の損傷部位を早期に修復することで、
変形性股関節症を未然に防ごうとした外科療法です。
最近では、全国的にも手術は行われ、
あらゆる所から患者さんもお越しになられます。
文献的にある程度一定の成果を残せたとはいっても、
専門の先生の間でも、
臼蓋形成不全を抱えた患者さんに合併した場合は、
「股関節鏡手術の成績は良好とはいえず、
 手術方法や適応を再検討すべきである」
臼蓋形成不全に合併した股関節唇損傷に対する股関節鏡視下手術の術後3年成績

または、
臨床症状や診断法などいまだ広く知られておらず、
 正しい診断に至るまでに平均2年以上を要する
」との報告もあり
(股関節唇損傷による股関節痛の診断, 治療
. 医道の日本 72(4):103-111, 2013)
手術の有無の判断については、慎重に進めていく必要がありそうです。
実際にこの数年で急激に増えたのは、
股関節鏡による手術を受けた患者さんたちです。今後に期待したいところです。


臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)は、
学会では90うんパーセントの確率で、
変形性股関節症に至り手術との報告があります。
それで上記のような発想の手術が、日本でも応用され始めたのですが、
現在のところ、これがなかなか上手くいってはいないように映り、
結局、数年のうちに人工関節を
余儀なくされる方たちを拝見してきています。


進行を促すのは実は我々医療者、あるいは保険制度??


臼蓋形成不全があると分かった時点で、
何らかの外科治療以外の措置が施せたなら、
手術に至ることもないはずです。
ただ、昔から存在する保存療法プログラムでは
ややパンチに欠けます。
筋トレやプール歩行、杖の使用や痛み止め、
定説といわれた保存療法だけでは、
学会で報告されるような事態は免れないでしょう。
進行期、末期の患者さんを間近で診ている専門家は、
おそらく既に気が付いているはずです。
かつて20年前、いや30年前に変形性股関節症と診断され、
上記指導内容を忠実に実践し守ってきた患者さんたちが、
今、その後の成果を物語って下さいます。

我々はここから学ばなければなりません。
これまでのルーティン化したプログラムには
限界があることを。



先週末の土曜日、
朝日カルチャーセンター主催の
「股関節痛の予防と対策 〜姿勢や歩き方にも着目して〜」、
講師としてお招きいただき、
股関節痛を抱えた経験のある方を対象に
勉強会を開催させていただきました。


当日は遠く九州や関西からもお越しいただき、
延べ80名以上の皆さんにお集りいただき、
股関節を正しく使うことの大切さを、
股関節痛を未然に防ぎ、進行させないためのポイントを
日常動作の視点から、
特には姿勢、歩き方を基本に実技を交え、お伝え致しました。


保存療法で大切なことは、
まず、病気に対する正しい理解です。
どういった動きから痛みを引き起こしてきたのか。
多くの方が、
微細なストレスの繰り返しにより、
痛みの原因をあちこちに作ってきたはずです。
その原因ともなりそうな、動きを今一度見つめ直すことで、
今後の進行を予防し、改善へと導きだそうとするのが、
今回の勉強会の目的です。


荷物を持ってはならないと聞くが、本当にダメなのか。
杖を着くと、キャスター付きのバッグを使うと、
どんな負担が待ち受けているのか。
どんな筋トレなら必要なのか。
これまで当たり前のように語り継がれた、
ある種の迷信にも、その後の真実を投げかけながら、
皆さんと一緒に身体を動かしながら、確認してきました。


当日は2部制で行われ、
初回午後1時からのクラスではほぼ全員が未手術の方。
後半のクラスでは、杖を使用される方も何人かみられ、
1/4くらいは手術経験者。ほとんどが初対面の方でしたね。


これまでの勉強会とは異なり、
今回は机を取り除き、

実際に身体を動かす時間をできるだけ多く費やし、
質疑応答の時間もとりながら、
皆さんの生活場面に即した、
保存療法の実際をご指導させていただきました。




※掲載のご承諾を頂いております

上の写真は、
「寝る姿勢はどうしたらいい?」
との質問に、
多くの人たちは膝下に枕を入れると楽、とおっしゃっていましたが、
どうして膝下に枕を入れたくなるのか。
その原因を、身体を動かすことを通じて、体感していただきました。


また下の写真では、




※掲載のご承諾を頂いております

歩きの際のポイントを、確認していることころです。
当日受講された皆さんは、おそらく大きく頷かれていると思いますが、
歩きの重要なポイントが正確に実践できています。


本当はもっと動けるのに、
何か曖昧な不確実な情報により、動きを制限されているとしたら、
もったいないことです。
担当の先生方は、
骨や手術の専門ではあっても、
もしかすると、保存療法のスペシャリストでは、ないかも知れません。
本当にその指導が、症状に適しているとも限りません。


講演会後、
全て方からのアンケートに目を通し、
嬉しいコメントをたくさんいただきました。
なかでも「シリーズでやって欲しい」、
との意見が多かったのには驚きました。
皆さんの強い要望こそ私にとってのエネルギーです。
まだまだお伝えしたいことは山ほどございますので、
また機会がございましたら、
有益な情報を皆さんと一緒に共有できたらなぁ、と思っております。


今回は本当にありがとうございました。
改めて朝日カルチャーセンターのスタッフの皆さんにも
感謝申し上げます。講座を受けて、
「これならできそう!」「前向きに取り組めそう!」、
「自信に繋がった!」との成果があれば、
ぜひ一度、マンツーマンの指導も受けにお越し下さい。
不安から安心へ、そして確信へと変わるでしょう、
さらに良くなるかも!?です(笑)


どんな些細なことでもご相談下さい。
ありがとうございました。



 

Website (ホームページ)
Twitter
☎03-6252-9070(ご予約・お問い合わせ)

◆各地 出張セラピー
 予約フォームからお申し込み下さい。  
 大 阪:11月26日(火)〜28日(木)
 名古屋:12月1日(日)〜3日(火)
 仙 台:12月18日(水)〜20日(金)

◆早朝枠
 朝9時〜の早朝枠をご用意致しました。
 初めて、継続の方でも承れます。
 お電話、メールにてご相談下さい。

◆オーダーメイド・インソール
 正しいな姿勢、歩きの実践のために、
 インソールを作成しております。
 所要時間約30分程。セラピーとも併用可能です。
 事前にご相談下さい。

◆ポケットフィジオ
 持ち運びに便利な筋肉をほぐす道具のご紹介です。
 人肌に近い素材のため床でも滑りにくく、
 股関節周囲のマッサージに最適です。
 テニスボールでは使い勝手に苦労されていた方お勧めです。
  

◆予約状況
 毎月1日に翌月のご予約状況が確認いただけます。
 12月1日に来年1月の予約表をアップ致します。

◆【一般の方向け】勉強会のお知らせ
 朝日カルチャーセンター主催
 「股関節痛の予防と対策〜姿勢、歩き方にも着目して」
 日時:平成26年 2月 1日(土)午後1時〜 
 場所:神奈川県藤沢「藤沢ルミネプラザ9階」 
 お問い合わせ、お申し込みは、
 tel 0466-24-2255、またはこちらまでお願い致します。
 9/10付けの「朝日新聞」でもご紹介いただきました。
  


にほんブログ村 病気ブログ 股関節症・股関節脱臼へ

朝日カルチャーセンター主催「股関節痛の予防と対策」


よつばのクローバー

おはようございます!


先日、9月10日付けの『朝日新聞』に、
勉強会の案内をご紹介いただきました。

日時:平成25年11月9日(土)午後1時〜、午後3時30分〜
場所:神奈川県・藤沢





既に、午後1時からのクラスは定員オーバーしておりますが、
午後3時30分〜のクラスを増設し、引き続き募集を行っております。
ご興味のある方は、こちらからお申し込みいただけます。
tel 0466-24-2255


また今回の勉強会は、 「一般の方たち」を対象としております。
医療従事者向けの勉強会は、別途開催いたしております。
そちらへご参加下さいますようお願い申し上げます。


さて、
股関節痛の治療には、大きく2つの方法があります。
手術による「外科的治療」、
もしくは、メスを用いない「保存療法」が存在します。


痛みの場所や症状により、治療方法も分かれますが、
股関節痛の原因の鑑別こそ、最も難解な作業かも知れません。
ある股関節専門医の先生によれば、
股関節痛の原因には、
「骨折」、「筋損傷」、「腱」、「関節炎」などがあり、
最近では、股関節「唇損傷」も痛みを引き起こす要因として、
考えられています。
(股関節唇損傷の鑑別診断. Sportsmedicine 138:2-8, 2012)


さらに股関節痛の原因箇所がどこであれ、
臨床症状が非常に類似していること、
また、画像所見とは必ずしも一致しないことを指摘し、
一部の専門家の間でもリスクを考慮し、
外科治療を行う前の保存療法の実践を呼び掛けています。


海外、アメリカのワシントン大学からの報告では、
二人にひとり(44%)が保存療法で救われている時代です。
(Clinical Outcomes Analysis of Conservative and Surgical Treatment of Patients With Clinical Indications of Preathritic, intra-articular Hip Disorders: Vol4, 479-487 2012)


こうした現状を踏まえると、
股関節痛があっても、または、レントゲン上の異常が確認されても、
まずは、保存療法でどこまで改善の可能性があるのかを検証する。
それでも、
痛みの軽減がなく満足が得られなければ、手術を考える。
こうした診方も必要でしょう。


手術後の方も多くみえますが、
口を揃えておっしゃるのは、

「こういう方法があるのなら、手術前にやっておきたかった。」

こうした声は、
できるだけ少なくしていきたいですね。


今回の勉強会では、
股関節痛とも関連のある日常動作、
特に、皆さんの普段の姿勢や歩き方について、
考えてます。

股関節痛を抱える方はどんな特徴があるのか。
講義と実技を交え、改めて見つめ直していただきたい、
と思っております。


どうぞよろしくお願いいたします。




ホームページ
☎03-6252-9070(ご予約・お問い合わせ)


◆各地 出張セラピー 

 現在ご予約受付中です。
予約フォームからお申し込み下さい。

  大 阪  :10月9日(水)〜12日(土)
  名古屋 : 9月27(金)〜29日(日)
 仙 台 : 未定


◆【新規】 早朝枠

 朝9時30分〜  早朝枠をご用意致しました。
 初めての方、継続の方ご予約可能です。
 お電話、メールにてご相談下さい。
 

◆インソール作成のお知らせ

 正しい姿勢、歩きを意識するための新アイテム、
 股関節痛の方向けの【インソール】を作成しております。
 セラピーと併せて承れます。事前にご相談下さい。


◆セルフ・マッサージツール入荷のお知らせ

 ご自宅、職場、持ち運びに便利な小型のマッサージ道具、
 「ポケットフィジオ」に新色が登場しました。
  この機会にお試しください。                          
                          

◆銀座 御予約状況

 こちらの予約フォームからお申し込み下さい。
 11月の予約状況は、10月1日にアップ致します。




にほんブログ村 病気ブログ 股関節症・股関節脱臼へ

【股関節セミナー】正しい立ち上がり方


よつばのクローバー
おはようございます!


股関節の痛みの要因にも
軟骨のすり減り、骨の変形、関節唇の損傷、筋肉など、
様々論議されますが、


とにもかくにも、
股関節内、外へのストレスを招く動作を取り除くことが、肝心です。


そこで今回は、
股関節への最も負荷の強い日常動作「立ち上がり」をテーマに
実技を中心としたセミナーを開催致します。


損傷部位はどこであれ、
股関節痛を抱えた方は、まずは股関節の使い方、
全身の身体の動かし方を新たに学ぶことが大切だと考えています。


日本人は古くから畳の生活。
股関節痛を抱えてている方の中にも小さい頃から、
もしくは、現在でも床での生活をしている方も多いでしょう。


どのように立っていますか??


その立ち上がりも、やり方次第では、
長期的には痛みの発生、主要な筋肉の筋力低下にもつながります。


痛みが出でしまうと、正しく行えなくなる。
出来ないけど無理矢理やろうとする。工夫する。
オリジナルの方法が、
可動域の制限を招いているとも限りません。


一般に床からの立ち上がりでは、
通常、体重の約6倍の負荷がかかることが知られています。


既に痛みを抱えている方にとっては、
(ご自身にとって)正しい立ち上がり方法を知ることで、
股関節への過剰な負担をとり除くことができます。


一方、
普段何気なく行っている負担になる動作だからこそ、
上手に利用できれば、
筋肉への適度な負荷、筋力トレーニングへと様変わりするものです。


わざわざ“定番の筋力トレーニング”をする必要などありません。
但し、その代わり、
正しく立ち上がるように心掛けて下さい。
これだけで股関節への負担が変わるのですから。


今回は立ち上がりにテーマを絞り、
実技を中心に
皆さんの生活、仕事様式に直結した
御指導をさせていただきます。


募集人員は3名です。
股関節痛、それに伴う腰痛、膝痛を抱えた方、
また【未手術】の方を対象とさせていただきます。


日時:

平成25年1月14日(祝)午後3時〜 約60分

場所:

東京都中央区銀座 「ginzaplus」内


申し込み方法:

こちらから空いているお時間をクリックし、
「股関節セミナー」を明記の上、お申し込みください。
先着順とさせていただきます。但し、
お申し込み多数の際三部制(午後1時30分、午後3時、午後4時30分)、
もしくは抽選とさせていただきます。

お申し込み後、一旦自動返信メールにて
受付完了のお知らせをお送りいたします。
その後、改めまして、
最終の御案内を年内12月29日(土)までにお知らせ致します。

参加料金:3000円


御質問、お申し込みは、
メール、もしくはお電話にてよろしくお願い致します。







◆出張セラピー 予定

 大 阪 :次回は平成25年2月を予定しております。
 名古屋 :平成25年1月 現在募集中です。


◆御予約状況

 こちらの予約フォームからお申し込み下さい。
 2月の予約状況は、来年1月1日にアップ致します。


にほんブログ村 病気ブログ 股関節症・股関節脱臼へ