【変形性股関節症】書籍撮影と病院訪問

 

先日は銀座を1日お休みをいただき、赤坂まで撮影へ出かけてきました。

ケーシーに袖を通すのも久しぶり。大学病院以来でしょうか、新鮮でしたね。ところで、皆さんはケーシーの語源をご存知でしょうか。私もこの時が来るまで恥ずかしながら知りませんでした。。。汗 参考までに

朝から約3時間、汗をかきながらモデルさんにもご協力いただき無事終了。その後は、スタジオ近くの「(みんみん)」でスタッフの方たちと昼食会。焼きそばと餃子、非常に美味でした〜

 

それと今回の出版に併せ、以前からお世話になっている股関節専門医の先生のもとへご挨拶に。

練馬・高野台に建つ順天堂大学付属練馬病院へ。待合室で待っていると、御茶ノ水の時代にお世話になっていた専門医の先生とご対面!? なんと裏口から通していただき教授にもご挨拶をさせていただきました。いつもニコニコ和やかな笑顔。患者さんが放って置かないのも無理もありませんね。変形性股関節症の治療界において「手術もするけど、保存療法も応援する」、そんな先生なかなかいらっしゃいませんから…。実は、私が順天堂に入職した当時から、そして、今でもお世話になっているんです。同じ患者さんを医師と理学療法士、ふたりで診ていけるのは患者さんにとっては安心にも繋がります。関西では増原先生も保存療法へ関心のある専門医で有名ですね。私はこの仕事を通じて、このおふたりの先生方の考えに触れ、評価していただけるだけで幸せです。もうおひとり、ご紹介したい保存派の先生がいらっしゃるんですが、またの機会に。。。

 

関東では年内最後の勉強会が今週末、新宿の朝日カルチャーセンターで開催されます。

準備も万端です!皆さんにお会いできるのが楽しみですね。勉強会に参加された方の約1/3の方たちは、そのまま銀座でのマンツーマンの施術を希望されお越し下さいます。保存療法で大切なのは、「方向性」です。間違わず、早めに取り組めれば、皆さん同じように満足のいく結果に辿り着けるはずです。最新の情報を元に、快適に改善させたいですね!

 

 

「公開講座」

■東京・新宿

 12月9日(土)午後12時30分〜14時45分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター新宿教室

■福岡・博多

 12月16日(土)午後13時〜15時

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター福岡教室

 

 

「出張施術」

■博多 12月13日(水)〜16日(土)      ホームページ上で予約受付を開始しています

■大阪 来年1月16日(火)〜19日(金)  12/1日よりホームページ上で予約受付開始します ※参加者多数につき1日延長しました。

 

 

股関節痛の保存療法 ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)

お問い合わせご予約

☎03-6228-6058

ホームページ http://ginzaplus.com/jp/

 

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【原因不明の股関節痛】小学生への保存療法の実践

 

今年の夏休みもまた、小学生のお子さんからのご相談が全国から寄せられました。

年々増えてきているようです。ブログのコメント欄にも寄せられていましたが、最近は、朝日カルチャーへ勉強会へも親子での参加が増えています。これも、現代の股関節痛の風潮なのでしょうか。私自身の経験では、幼少期に何らかの股関節のトラブルを経験されている方は、30代以降、変形性股関節症を発症されるケースが増えているように感じます。となれば、将来に備え、リスクが確認されれば、早めに対応しておきたいところです。

 

さて、本日も症例紹介です。

ご相談頂いたのは10歳、小学校5年生の女の子です。

 

【医療機関で診断された病名】

原因不明

 

【解説】

幼少期に股関節のトラブルはありませんでしたが、バスケトボール部に入部してから股関節痛を経験。練習中のシャトルラン後から違和感を訴え、試合後には股関節痛を発症。複数の医療機関でMRIとエコー検査を行いましたが、原因が見つからず、リハビリを継続するも改善されなかったため、ginzaplusへご相談にみえました。初回の施術直後から痛みは解消され、跛行も改善傾向を示し、現在は、再びバスケットボールへの復帰を果たしています。今後も、練習量に応じた定期的なケアが望まれます。

 

【理学療法士コメント】

股関節痛の発生予防には、幼少期からの姿勢や歩き方への配慮は欠かせません。

特に最近の小学生は、立つ、歩くに問題を抱えているケースを拝見します。2本脚で黙って立っていられない、脚が真っ直ぐに振り出されていないなど、将来的な変形性関節症を予兆させます。外で走り回ったり、活発に身体を動かす機会が減っているためでしょうか。筋力低下が目立ちますね。準備ができていない状態で無理をすれば、当然、痛みを発生させるのです。

小学生の身体は素直です。痛みとの歴史が浅かったり、余計な情報が入っていないためか、ポイントさえしっかり指導できれば、瞬時に改善されます。一方で大人は、痛みとの歴史が長かったり、情報にも左右されやすいためか、なかなかこうはいきません。走り方はまだ改善余地がありそうですが、まずは引き続き、普段の歩きの中から、左脚の接地の仕方、腰が落ちないように荷重のタイミングなど確認しながら、再発予防、更なる運動機能の向上に繋げていきたいところです。

 

【痛み】

「(練習で)走れない。」

 

【ginzaplusへの期待】

ご両親:「バスケットボールができるように。」

 

【施術期間】

 約3ヶ月、計2回

 

【施術前・施術後 (クリックで動画に切り替わります)】

 

「公開講座」

■東京・新宿

 12月9日(土)午後12時30分〜14時45分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター新宿教室

■福岡・博多

 12月16日(土)午後13時〜15時

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター福岡教室

 

 

「出張施術」

■博多 12月13日(水)〜16日(土)    ホームページ上で予約受付を開始しています

■大阪 来年1月16日(火)〜18日(木)  12/1日よりホームページ上で予約受付開始します

 

 

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)

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【変形性股関節症】天皇陛下とグループレッスン

 

先週、天皇皇后両陛下が東京・吉祥寺にある井の頭公園を散策されたようですね!

両陛下は大のワンちゃん好きだとか…。

そして、微笑ましい視線の下には愛犬(ゴールデン)。テレビデビューでございます、笑 

私も毎年一般参賀を恒例行事とさせていただいておりますが、こんな近くで羨ましぃ〜早速待ち受け画面に設定中です。

 

さて、今日はグループレッスンについてです。

私が銀座に開業したのが2009年。その頃は患者さんもまばらでしたから論文を読んだり、ブログに勤しんだり、時間を自由に使うことができました。なかでも一番良かったのは、ピラティススタジオへ入会できたことです。ちょうどこの近所でもピラティススタジオが乱立し、毎日のようにチラシが投函されていました。ピラティスそのものへも興味がありましたし、何より実際に指導者の方たちが、どのように運動を進め、紹介しているのか覗いてみたかったのです。

 

結果的に当時の経験が、今も活かされているように感じています。運動の説明の仕方や進め方には理学療法士にはない表現の豊かさを感じます。説明が非常に分かり易く、運動を進めるにしても、ただ単に淡々とこなすのではなく、流れが重視されています。姿勢や負荷の量が微妙にコントロールされていて、ベテランの先生ほど卓越していましたね。

 

定期的に開催している朝日カルチャーセンターの勉強会では、主に「動くこと」の重要性を説明しています。今や痛みも動いて治すのが当たり前の時代です。安静を言い渡された変形性股関節症患者さんを、どう運動に繋げ、痛みの改善、自信の回復役立てるか。私にとっては、プレゼン力が問われる局面です。

 

1)変形性股関節症の全体像の把握

2)ご自身が置かれている状況の確認

3)正しい運動方法の確認

 

最近は上記テーマに的を絞っています。毎回大テーマは股関節痛みの予防と対策、これは決まっているのですが、その中の小テーマは皆さんの反応をみながら変えています。

↓こちらは前回湘南教室で使用したスライドの一枚目です。

 

 

1)変形性股関節症の全体像の把握

当初は違和感程度だったはずが、放っておくと、日常生活動作へも影響をもたらすのが、変形性股関節症の怖いところです。医療機関ではちょうど様子をみましょう、また痛くなったらきて下さいと言われる時期です。しかし、この時期に何にもせずに、自己判断で何となく過ごしてしまうと、やがて症状を進行させるリスクが存在するのです。

 

2)ご自身が置かれている状況の確認

保存療法といえば運動療法が要です。しかし運動をするのにも、自分のレベルを知っておく必要があります。特に大切なのは、運動する際の負荷量の設定です。負荷が強過ぎても、軽過ぎても、期待するような効果は望めません。最初はちょっとキツいくらいの負荷量で、身体へ慣らしていきます。また、患者さん同士の情報交換でも、ご自身の状況把握は不可欠です。同じようなレベルの方との情報交換なら有効活用できそうですが、あまりにもかけ離れてれば注意も必要です。同世代、同レベルが理想ですね。

 

3)正しい運動方法の確認

そして、一番大切なところですね。例えば、臼蓋形成不全。屋根が浅いから痛みが出やすいと言われますね。ただ、屋根が浅くても、どういう運動だったら股関節は喜んでくれるのか⁉ここが進行させない!格好悪い姿勢や歩きの癖を作らない!ための最大のポイントです。変な歩きが仕上がってしまう前に、屋根の下でボールが収める運動様式を学習しておきたいですね。最も丁寧に、時間を割いておきたいところです。

 

各講座の所要時間はおおよそ2時間。

以前までは1時間半だったのですが、今年から2時間にしていただいております。その方がより理解も深まり、皆さんからも好評をいただいております。親子、ご夫婦、複数回出席される方も多く嬉しいですね。土日じゃないと時間がない、保存療法に興味があるけど様子をみてみたい、ちょっと個別の指導だと費用的に…などの悩みの解決にも貢献できているようです。

 

日本から変形性股関節症をなくす

 

これは真剣に取り組めば必ず実現できると思っています。

グループレッスンでもその可能性を感じますし、個別のセッションでは、実際に改善の様子をこの目で確認していますから間違いありません。皆さんの真剣な眼差しを、何としてでもプラスの方向へ転換したいといつも考えています。ただ手術をなくしてしまうと現実問題、医療関係者やメーカーさんは困りますね。病院経営も大変になります。お互いにとって無理のない安全な着地点を探しながらの挑戦ですね、変な話ですよね…苦笑

 

今回は天皇陛下とグループレッスンに関する情報でした。なんだかアンバランスな内容にも感じましたが、皆さんの健康にお役に立てれば幸いです。寒くなってきましたね。股関節痛にも適度な運動は必要ですよ。この時期は動きを継続しながら、患部を冷やさないことも大切ですね。

 

「公開講座」

■東京・新宿

 12月9日(土)午後12時30分〜14時45分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター新宿教室

■福岡・博多

 12月16日(土)午後13時〜15時

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター福岡教室

■神奈川・横浜

 来年1月20日(土)午前10時30分〜12時00分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター横浜教室

 

「出張施術」

■博多 12月13日(水)〜16日(土)    ホームページ上で予約受付を開始しています

■大阪 来年1月16日(火)〜18日(木)  12/1日よりホームページ上で予約受付開始します

 

 

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)

お問い合わせご予約

☎03-6228-6058

ホームページ http://ginzaplus.com/jp/

 

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【股関節唇損傷】関節唇損傷は股関節痛の原因にはならない?

 

忙しいは理由にならない。時間は自分で作るもの。

が、モットーでしたが、何だかバタバタしておりました。。。汗 進行中の仕事を仕上げたり、新たな役割を任されたり、脳みその隅々まで使い賑わっています。先日、時間ができたので久々に論文サイトを開いてました。ちょうど1ページ目からワクワクするような内容がズラリ!やはり、私にとっては、海外の論文は活動の原点です。変形性股関節症の保存療法を本気で取り組もうと思ったのもそうですし、大元の学術集会に参加しようと思えたのも、海外の研究論文のおかげです。出会えていなかったら出発も進展もなかったでしょうね。

 

論文を読み感銘し、著者に会い、その中心となる学会に出席し、生の声を聴く。

リアルを追求するが、私のやり方です。だからバーチャルではダメなんです。誰かがどうこう言っても、読んだ聞いただけでは不十分。実際に自分の目で確認できないと気が済まないタイプなんですね。

 

本筋から外れそうなので、早めに今回のテーマに話を戻しましょう。

今日のテーマは「股関節唇損傷は痛みの原因にならない?」

 

今年の股関節学会でも、専門医から非常に厳しい且つアグレッシブなコメントが上がっておりましたが、いよいよ日本でも、公に、股関節唇損傷と痛みとの関連性に疑問符が投げかけられるようになりました。私は、多くの股関節唇損傷患者さんからご相談いただく随分前から、論文サイトで股関節唇損傷の本質に関わる情報を常にフォローしておりましたので、この変化に驚きはありませんが、大きな進歩として受け止めています。結論から申し上げれば、股関節唇損傷を日本人に発症する股関節痛の原因と位置付けるには、無理があるのでは...と思っています。

 

もちろん一切無い、という訳ではありません。

これはまた別の論文を引用すれば答えは出そうですが、解剖学的にも日本人の股関節の安定性に大きな役割を演じているのが、股関節唇。加齢に伴う損傷は十分に考えられますし、損傷し易い箇所と断定できるでしょう。

 

さて、最近海外では、こうした内容の論文を多く拝見するようになりました。

 

「股関節痛を訴えない若年者を対象とした股関節唇損傷の割合」

 

 

つまり、股関節唇損傷は本当に痛みの原因と捉え治療対象としてみなして良いのか、という趣旨の論文です。

下記に要約を記しておきます。

 

研究対象は、股関節痛を訴えのない男女70名。

平均年齢は26歳(19歳〜41歳)、男女比は、女性47名(67.1%)男性23 (32.9%)。

 

MRI検査を2回行い、股関節唇損傷が発覚したのは27名(38.6%)。

内訳は、関節唇単独損傷は16人 (22.9%)。他11人 (15.7%)は、関節唇損傷以外にも他の関節内の損傷、骨の変形なども合併。

 

つまり、今回の研究結果からは、股関節痛を訴えない一般の人でも、かなりの高い確率で、股関節唇損傷が確認されるとの報告です。

 

この事実を聞いても、皆さんは何を想像しますか?

 

今、日本の股関節医療界を賑わす「股関節唇損傷」、実は、痛みの原因ではないかも知れない説です。手術をされた方はびっくりですよね。でも、あながち間違いでもないかも知れません。こうした内容の論文が結構この世に出回ってるのです!

 

私自身の経験から申し上げれば、日本で股関節唇損傷と診断された方のほぼ100%、完治へと導いてきました。よく扱われるような体幹トレーニングなどは一切行いませんし、純粋に、股関節唇損傷を引き起こすメカニズムに従って、損傷箇所への負担を取り除くだけで、痛みは解消されています。但し、そうした方の中にも、股関節唇損傷を診断され、将来的な手術までいきなり言い渡され、不安な表情で藁にもすがる思いでご相談にみえるのです。ちょっとさっきまで健常人だったはずが、痛みとの関連性が未だ定かではない股関節唇損傷を言い渡され、いつしか病人へ生まれ変わるのです。動かせば関節唇が挟まる?ちぎれる??真のような嘘のような情報に錯綜しながら生活を送っている姿は見るも無残です。直接現場に携わった医療者の罪は大きいと言えるでしょう。

 

それでも、手術前ならまだ良いほうです。手術後となると、一筋縄ではいかなくなりますから。ひとつには、以前のブログでも取り上げましたように「術後遷延痛」の影響があります。手術前から強い恐怖心を抱いている方は要注意ですね。不安が確信に変わってから臨むことが懸命です。もうひとつ、担当医からも適切な状況説明がなされておらず、焦りからか間違った方向へリハを進めてしまっている方もいらっしゃいます。いずれにしても、こうした状況を改善する上では、この手の論文でも多く扱われるように、「術前スクリーニング」は欠かせないように感じています。

 

具体的に私個人が捉えているのは、手術前の精神状態、強い不安や恐怖心がある方へはやはり避けておきたいですね。また、既婚/未婚含め生活環境が孤立している場合にも、術後に無理をしがちです。それと最後に、精神疾患を抱えていた経験のある方。メンタル系の

薬を服用されている方も要注意です。

 

現状を知れば知るとほど、恐ろしい状況であることが分かると思います。要するに、まだ病態そのものが明らかになっていないまま、治療だけがドンドン先に進められ、しかも苦しんでいる方も年々増えている。どこかで、ブレーキをかけなければならないのですが、その鍵を握るのは、おそらく現場で直接関わる医療者ではないでしょうか。実際に悪化例を多く担当しているのですから。

 

実はもうひとつ、2017年に発表された股関節唇損傷とメンタルに関する論文、これだまた興味深い内容です。この点に注目している研究者がいると思うと嬉しいですね〜時代の変化でしょうか。また近々ご紹介させていただきます。

 

「公開講座」

■東京・新宿

 12月9日(土)午後12時30分〜14時45分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター新宿教室

■福岡・博多

 12月16日(土)午後13時〜15時

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター福岡教室

■神奈川・横浜

 来年1月20日(土)午前10時30分〜12時00分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター横浜教室

 

「出張施術」

■博多 12月13日(水)〜16日(土)    ホームページ上で予約受付を開始しています。

■大阪 来年1月16日(火)〜18日(木)  12/1日よりホームページ上で予約受付開始します

 

 

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)

お問い合わせご予約

☎03-6228-6058

ホームページ http://ginzaplus.com/jp/

 

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【臼蓋形成不全】変形性股関節症「進行期」の保存療法の考え方

 

病期シリーズ、最後は「進行期」です。

進行期を最終回に取り上げたのは、進行期はそれだけ慎重に関わる必要があると感じているからです。

画像上も非常に不安定な状態であり、保存療法の過程でも進行期→末期への移行は十分に考えられます。関節内外、様々な痛みも生じ易い時期ともいえます。また「進行」という表現からか過剰な不安を抱えている方も多いことでしょう。それでも、様々な不安や痛みに耐え、運動量を落とさず、適切な保存療法のメニューを実践してこれると、画像所見上も安定した新たな自分と巡り会えます。

 

さて、本日も症例紹介です。

ご相談頂いたのは50代の女性、変形性股関節症「進行期」と診断された方です。

 

【医療機関で診断された病名】

変形性股関節症、臼蓋形成不全

 

【解説】

こちらの方も、ginzaplusの開業当初(2009年)からフォローさせていただいております。今回は中間報告です。まずは経過です。10代で股関節痛を発症し、ママさんバレーから股関節痛が増悪。医師からは手術を勧められましたが、ご本人の意思でリハビリを開始。民間療法を訪ね歩き、何とか維持できるまで改善しました。しかし、年齢と伴に徐々に悪化。外出時には、杖とキャスター付きのバッグが手放せなくなりました。ginzaplusへご相談にみえ、本格的に保存療法を開始してからは、徐々に改善が認められ、9年後の現在は、靴下、爪切りなどには多少の苦労はあるものの、それ以外な不自由なく、仕事も復帰できています。現在は医師の定期診断と年に1回、理学療法士のチェックも受けて下さっています。

 

【理学療法士コメント】

骨の変形が始まりかけた進行期は、運動療法の継続により、少しずつ痛みの質も変わり、また、画像所見上も変化が起こり易い時期です。患者様との十分なコミュニケーションと伴に、安心して保存療法を継続できるようなサポートが必要です。

画像:初期の軟骨の隙間が不明瞭な股関節は、運動強度が増すに従い、骨は修復され骨棘も形成されました。形は変えましたが、綺麗な股関節に仕上がっています。

歩行:杖とキャスターバッグに頼っていたことから、左右の揺れが大きな歩行でしたが、歩行トレーニングを継続することで、今では健常者並みの歩行が実現できています。

日常生活動作:骨の変形が著しく可動域は制限されていますが、しゃがんで立つ、階段昇降は手すりを利用せず、安定して行えています。階段、踏め面での方向転換は素晴らしいの一言です。

前回の末期同様、進行期の場合も症状の安定までには、1〜2年を要します。その間、運動量、運動方法、股関節周囲のメンテナンスを怠らず、且つ、精神的なサポートさえ充実すれば、同様の効果を実感いただけるでしょう。また、たとえ症状が安定しても、これまでの使い方の癖が度々表出される場合もございます。定期的な 理学療法士によるメンテナンスは欠かせません。

 

【痛み】

「動くときはいつも。」

 

【ginzaplusへの期待】

2009年保存療法開始当初:「何とか手術は避けたい。」

2017年現在:「お陰様で痛みなく動けています。」

 

【施術期間】

 約7年、計25回

 

【施術前・施術後 (クリックで動画に切り替わります)】

 

 

「公開講座」

■東京・湘南

 11月18日(土)午前10時〜12時15分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター湘南教室

■東京・新宿

 12月9日(土)午後12時30分〜14時45分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター新宿教室

■福岡・博多

 12月16日(土)午後13時〜15時

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター福岡教室

 

「出張施術」

■大阪 11月14日(火)〜16日(木)  10/1日よりホームページ上で予約受付開始します

■博多 12月13日(水)〜16日(土)    11/1日よりホームページ上で予約受付開始します

 

 

ginzaplus 佐藤正裕

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