骨盤の移動距離


何気なく繰り返される「歩行」。


歩き方ひとつとみても、人それぞれ個性があり、
筋肉の使い方も異なります。


皆さんが抱える股関節や腰に抱える痛みの原因が、
筋肉であることが多いのですが、


さらに深く掘り下げて考えてみると、
その使い方に問題が生じていることがあるようなのです。


今日はその中で「骨盤の動き」に注目してお話しいたします。




私たちが通常歩いている時の骨盤の移動は、
通常1インチ(約2.5cm)程度です。


足を地面に着いて体重を乗せたときに、
ほんの少し外側へ移動する程度と思って下さい。


これが理想とする「歩き方」ですが、
痛みや違和感を感じるようになると、


骨盤の外側への移動範囲が大きくなり、
肩を左右に振りながら歩いている方を多く見かけます。


最近では、年齢に関わらず
若い方でもこのような歩き方をするようです。


このような歩き方こそが、
痛みの原因ではないかと考えています。


左右にからだを振って歩くようになりますと、
重心が常に右から左、左から右へと・・・、


この重心移動に振り回される股関節、
骨盤まわりの筋肉は大忙しです。


筋肉は非常に疲れるでしょうし、痛みが生じるのも時間の問題です。


まずは、骨盤まわりの筋肉をしっかり緩め、
もう一度改めて働き方を学習する必要があります。


これができれば、
重心は安定しますし、筋肉への負担も軽減できます。


「外側が痛いんです」の原因は、
この歩き方から作り出されることが実に多いのです。



Properly walking ??


>tearoseさん

股関節の痛みは非常に個人差が大きいです。経過も違えば、
発症も異なります。それ故にいくつもの治療法が用意されていてよいと
思っています。しかし、マスコミ、ネットではその治療に関する情報があまりにも偏っていて、選択肢がほとんどないのが現状です。
何かございましたら、いつでもご連絡下さい。

股関節と痛みのメカニズムをあたまで理解でき、
そしてからだで変化を感じることができれば、
今までの心配も軽減するのではないでしょうか。
  
  

よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

最近の風潮


http://www.zimbio.com/Aiko+Uemura/pictures/pro

モーグルスキーヤー 上村愛子選手の活躍が目覚ましいですね。


先日車の中でラジオを聴いていましたら、
専属のトレーナーさんがインタビューに答えておりました。


彼女は昨年、膝に大きな故障を抱えていたらしいのですが、


どうやら、その後の復活を後押ししたのが
お尻の筋肉の強化だったそうです。


膝に対する負担を軽減させるには、お尻の筋力が重要だというのです。


逆に言うと、
お尻の筋力がないと膝に対する負担が大きくなるということです。


人間のからだは非常に巧妙に作られていて、
どこかに弱いところが存在すると、
それを補うように他の部位が働き始めます。


上村選手の場合は、
お尻の弱さを、膝周りの筋肉全体で補っていたのかも知れません。


本来はたらく必要がないところが過剰に働き始めると、
ストレスが蓄積し、やがて疲労し、
筋肉そのものに痛みを伴うことがあります。


さらに限界以上に酷使すると
関節構造そのものの破綻へと繋がっり、
変形や怪我をもたらすのです。


膝が弱いからと言って膝周りを鍛えれば良いという、
短絡的な考えでは現在は通用しないのです。


皆さんのセラピーにおいては、動作の全体を診て、
必要な要素だけ意識的なトレーニングを行っていただくように
お話をしております。


少しの強化が大きな変化に変わるのです!




Do exercise??



>tearoseさん
最近では骨盤に対するアプローチや治療戦略も様々です。
情報も以前に比べずっと増えました。
きっとtearoseさんに合った治療が見つかることと思います。
からだを動かして筋肉を使いながら、骨盤を動かすとは
「こういう感じなんだ」という感覚が非常に重要です。
その感覚を提供するのが、我々セラピストの仕事です。
遠い東京より、応援しております。




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

女性のO脚を考える


昨日わたしのwifeの弟の嫁が銀座に来ました。


ちょっと遠いですが、血の繋がってない妹のようなものです。


彼女のO脚気味の姿勢に以前から気になっていたのですが、
ちょうど良い機会だったので、筋肉の様子をみさせてもらいました。



http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ek20060919wh.html

なるほど…。


これは今後経過を追って報告させていただきますが、
O脚にはO脚なりの筋肉のはたらきが存在するようです。


セラピー直後に明らかな変化が見られるわけでないのですが、
本人の感想を聞くと良い感触がありますし、納得ができます。


股関節の痛みもそうですが、O脚も同じように筋肉のバランスが崩れ、
それが原因となって症状を現します。


どちらも基本的な考え方は同じなのですが、
筋肉のバランスを整え、はたらきに変える。


簡単なようで実に奥が深いです。


どうぞ今後の経過にご期待下さい。



Bye for now, Oh legs!!


よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

骨盤の傾きと股関節痛の関係


tearoseさん、コメントを拝見させていただきました。


早速わかりやすそうなイラストが手に入りましたので、
これを眺めながらご説明させていただきます。


実はtearoseがおっしゃられるように、
骨盤の傾きと股関節の痛みは密接に関係があると思っています。


それでは、そのメカニズムについて一緒に考えて見ましょう。


tearoseさんの骨盤は前傾、前に倒れているとのことですので、
筋肉のはたらきは以下のようになるのではないかと、
想像ができます。



まず、股関節を曲げる筋肉が縮んで骨盤を前に傾けます。


そして、それを補うようにして腰の筋肉は過剰に働き、
前に傾くのを防ごうとします。


このため、太もも付けの筋肉は常に働いている状態となり、
立っている時や歩いているとき、もしくは立ち上がり時などには
違和感や痛みを感じることもあるかも知れません。


さらに、骨盤が前に傾いた状態では股関節が後ろに伸びにくくなります。


つまり、伸展の制限が起こるわけです。


この状態で寝ようとすると、下肢(足)がまっすぐに伸びません。
この伸びが悪い分、今度は腰でそれを補おうとします。


そのため、
寝ているにも関わらず腰の筋肉が過剰に働かなくてはならなくなります。


縮んでいる筋肉をさらに縮ませるわけですから、
痛みが出やすくなるのです。


つまり、人間のからだはある一箇所の動きの悪さを、
動きの良いところで補おうとすることで痛みを生じさせますし、


結果的には骨の変形にもつながります。


股関節の痛みをとるためには、
骨盤の動きにも目を向けることは重要です。


tearoseさんの筋肉の様子を実際に拝見したわけではないので、
一概に申し上げることは出来ませんが、


一般的には骨盤の前傾により上記のような筋肉の働きがあり、
太ももの付け根、腰部には筋肉の痛みを生じさせる可能性があると
考えられます。


また何かおちからになれることがありましたら、
ご連絡下さい。


どうぞ宜しくお願いいたします。



LE SALON GIZNA plus
理学療法士 佐藤正裕



よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

痛みの原因探し


違いがわかりますでしょうか。

 http://www.pcopco.com/posture1.html
「姿勢」を見た瞬間から、痛みの評価が始まります。
痛みの原因の筋肉を探すのです。


皆さんの「姿勢」は、多くの情報を提供してくれます。


「姿勢」を観察して、その後「歩行」を診れば、
ある程度セラピーの方向性が見出せます。


触診により、立位時、歩行時の筋肉の活動を確認します。
理想とする筋肉の働きがあるのか、ないのか。


上での写真でいくと、
「左側」は安定しるようにみえます。


しかし、
「右側」は介入の余地がありそうです。


あるドクターの言葉です。
“It is becoming clear to many that posture is related to chronic pain and general health.
(慢性痛と健康が姿勢に大いに関係があることが明らかかになってきている。)”


ご興味のある方はこちらもどうぞ。


わたしも同じように、
活動時(立っていたり、歩いていたり)の筋肉の活動が非常に重要であると思っています。


そのため、皆さんの評価の時には骨盤まわり、
股関節まわりの筋肉の働きとそのバランスを
触診することで確認しています。


最近、Ballet(バレエダンサー)の方が多くみえています。


www.preventdisease.com
バレエでも内転筋の働きが重要です。
しかしながら、上の「右側」の写真のような姿勢に陥ると、
理想とする内転筋の働きは望めません。


これでは、筋肉の働きにアンバランスが生じてしまいます。


セラピーでは、負担をかけている箇所をしっかりほぐし、
内転筋が働きやすい環境を整えていきます。


内転筋の働きが重要だからといって、
ただ単に内転筋のトレーニングをするのではなくて、


内転筋を働きやすい状態を、骨盤まわり、股関節まわりから
構築することが最も重要なのです。


立っている時や歩いているときにも、
皆さんの筋肉のはたらきを評価しています。


何気ない姿勢や歩行に、痛みの原因が潜んでいるからです!




Shall we???




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!