「姿勢や動作」が痛みの原因


銀座は外国人の方が多いですね。昨日近所のお蕎麦屋さんに入りました。
「立ち食い蕎麦」屋さんです。

そこへ1人の外国人が外のサンプルを見ながら行って来ました。
しかし中の食券自販機は全て日本語。困った・・・。

もう一度そとのサンプルを見て、中で探しているんですが、
メニューの多さに探し出せないようでした。

近づいて行って流暢なEnglish!?で話しかけると、「カツ丼」を指差し
“What is that? I wanna try it!”とのことです。
かつ丼が食べたかったんですね。
美味しそうに食べてましたよ。

日本好きになったかな?


さて、今日は皆さんの「姿勢や動作」について考えてみましょう。


先日出席した研修会の中で、
膝や股関節などの運動器疾患の治療で最も有名な
文京学院大学教授の福井勉先生が「姿勢や動作」について
公演されていました。


その中で、
「時間をかけて起こった変形性股関節症は、
姿勢や動作がその原因であって、痛みはその結果である」
と、述べられていました。


私も自身も日々のセラピーで感じていたことだったので、
非常に共感が持てました。


筋肉の緊張を緩めた後に、
皆さんにはそれぞれに合った運動を行っていただいています。


それは、再び痛みを作りにくい身体の環境、
姿勢や動作を作り上げる必要があるからです。


効率的な姿勢や動作を身体を動かすことを通じて、
学習していただくためです。


オレゴン大学心理学者のFittsとPosnerによる「運動学習理論」の中では、


運動を学習していく過程には3段階あり、


第1段階は「認知」、

第2段階は「連合」、

そして
第3段階は「自動」と分けています。


下の図をご覧下さい。


Reference) Fitts PM:Human Performance.Belmont,CA 1967

「自動」という段階は具体的には、

「スキルが自動化されており、エネルギー消費が少なく、運動方法も充分
 選択されており、また、注意レベルが低い」


となっており、ほぼ正常な動作が獲得された状態と表現されています。


つまり、
肩の力が抜け、目線も固定されずに楽に動ける、
そして疲れにくい。


ここに到達するまでには、最初の「意識」が肝心です。


それが必ず段階的に変化してくるからです。


意識しなくても筋肉が働いている理想的な身体作りを目指して
頑張りましょう!



〜お知らせ〜

2009年7月20日月曜日(祝)東京・吉祥寺で行われる歩行教室の
お申し込みありがとうございます。


残り4名様となりました。


ご希望の方はご連絡お待ちしております。




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

第2回 歩行教室開催のお知らせ



〜定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきました。
 (2009年6月7日)〜

第2回歩行教室を開催致します。




LE SALON GINZA plus 理学療法士 佐藤正裕がお一人ずつ
歩き方をみながら、皆さんのお悩みにお答えしていきます。


「歩き方の再確認」


歩行の中で、痛みや違和感を経験するようになると、
徐々にその痛みから逃げるような歩き方を身に付けるようになります。


そのような身体の使い方は動きに制限を与えるようになり、
徐々に活動性は低下し、筋肉の働きが弱くなり、


そして、本来使う必要ない筋肉の働きを生むことで
あらたな痛みを作るようになるのです。
痛みの悪循環です。


変形性疾患の特徴でもあります。


もう一度歩行の基本を見直すことで、
楽に快適に、そして股関節に負担とならない歩き方を確認しましょう。


日時:2009年7月20日 月曜日(祝) 14時00分〜16時00分(約2時間)

場所:東京都武蔵野市吉祥寺 
    
   JR中央線快速を利用し「新宿駅」から約15分 
   「吉祥寺駅」から徒歩5分
  
人数:8名前後(最少催行人数 2名)

費用:5000円 
 
その他:鏡が前面と側面に2面設置してあります。
    裸足、もしくは室内履きをお持ちください。
    動きやすい服装でお越し下さい。


場所の詳細につきまして、
ご連絡をいただきまして順に再度こちらからご案内させてただきますの
で、参加ご希望の方はこちらの予約フォームからご連絡下さい。


また、今回も定員に達し次第募集を締め切らせていただきます。


どうぞよろしくお願いいたします。





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立ち上がった後の1歩が出ない


Tさん、いつもお世話になっております。
自己紹介をありがとうございます。


毎回のセラピーでは、
私からTさんに対する要求レベルが高いので、
ご苦労をおかけしていると思います。


ある時は鬼コーチ?!な私くしではございますが、
今後ともよろしくお願いいたします。


さて、今日は座ったときの姿勢「座位」について考えてみたいと思います。


座位を診るとき特に注目しているのが
「股関節の角度」と「腰の反り具合」です。



たとえば、
姿勢を正して座っているつもりでも、
骨盤を前に倒し、股関節の角度を鋭角にし、
さらに胸を張り、腰を伸ばして座っている場合があります。


この状態では、
股関節を曲げる筋肉と腰の筋肉は常に働きっぱなしとなり、
縮んでしまっています。


その結果、
「立ちあがった一歩目が出ない」

「腰が曲がったまま、伸びない」などの訴えが出てくるのです。


では、どうしたら良いのか…。


私が重要だと考えているのが、
「骨盤の運動」です。


股関節症の方は、特に骨盤の動きが低下し、
骨盤を動かすための筋肉が休んでしまっています。





映画を観たり、
飛行機の座席で長時間腰かけたり、


長時間の同一姿勢は誰でも疲れるのですが、
骨盤を動かし、腰骨を伸ばしたり曲げたりすることで、
筋肉の負担を軽減させることができます。


ある文献によると、


「座位での作業を続けると、筋肉にだるさを感じ、そのまま継続すると、
 筋肉の張り、痛みへと疲労感が変わり、筋肉が震えてくる」

Reference)小木:疲労から休息への移行 科学 47,1970

さらに、


「同一姿勢を維持するために持続的な筋収縮を必要とする場合、
 最大筋力の30%以上では筋に血流がほとんど流れず、
 最大筋力の5%であっても血流への影響がある」


つまり、
立っているよりも楽と考えられる座っている姿勢が
実は筋肉の大きな負担となっていることがあるのです。


骨盤を動かすことにより、
股関節や腰の筋肉の持続的な活動を変化させ
血液の循環が改善できると、
股関節や腰への負担は軽減できます。


ポイントは「骨盤の動き」です。


セラピー後に行っている運動を、
座った姿勢の中でもできるようになると
股関節、腰周りの筋肉への負担も変わるでしょう!!




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骨盤歩行


フミさん、はじめまして。
コメントを拝見いたしました。


“骨盤歩行”という表現だけでは、
どこか抽象的で、確かにわかりにくいですね。
誤解も招いてしまったかも知れません。


私が考える骨盤歩行ではありますが、
ここで簡単にご説明させていただきます。


まずはこちらをクリックしてご覧下さい。


きれいに歩いていらっしゃいますね。


しかし良く見ると、
脚を着くときに膝が曲がり、さらに股関節も曲がり、
横揺れが大きくなっているのがわかります。


短時間なら問題はないでしょうが、
長時間の歩行となると、筋肉への負担も大きくなりそうです。


ここで股関節症の方の歩行を診るようになり、
特に気になるのが重心移動の大きさです。


ふつう人間は立った時には、
背骨の下方の仙骨と言われるところに重心が存在します。
骨盤の中です。



※赤く記したところが、「重心位置」です。

この重心が動かずに安定していれば、
歩行時にもそれほど大きな筋肉の活動は必要としないはずです。


しかし歩くときに、
この骨盤が前後左右へと動き、重心の移動が大きくなると、


ある特定の筋肉に負担をかけ、筋肉の働きのアンバランスが生じ、
痛みを作ることがあるのです。


股関節症の方に対する“骨盤歩行”とはむしろ、
骨盤の動きが少ない歩行をイメージしています。


骨盤から動かして歩くというよりは、


骨盤がしっかりとした安定した状態に対して、
股関節がストレスなく、自由に動いていくような歩き方です。


これが“骨盤歩行”の基本形だと考えています。


このような基本があっての、
藤原紀香さんのような応用歩行が可能になるのです。


まずは、基本形の確認が重要です!




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トレーニングに必要なこと


ゆすらさん、
コメントを拝見させていただきました。


まずは運動を始める前に、
ゆすらさんの身体は今何を必要としているのかを確認する
必要がありそうです。


焦ってトレーニングを行うと、
かえって症状を悪化させることがあります。
痛みを増強させることがあるのです。


脚の状態をしっかり拝見し評価した上で、
トレーニングの種目を選択する必要があります。


先日おみえになられた方は、
股関節周囲に異常を感じ、
ジムで勧められた「加圧トレーニング」により痛みが増強していました。


始める前の評価が重要です。


私が皆さんにピラティスの運動の要素を体感していただいるのは、



大学病院時代に整形外科患者さんに対して
積極的にリハビリメニューの中に取り入れることで、
ある程度良い効果を上げていたからなのです。


しかし、行う上で注意するポイントがあります。


ピラティスの運動の中には、関節を大きく動かす運動もあります。




このような運動は、身体の準備が行き届いていないまま行うと、
股関節周囲の筋肉に負担をかけます。


ゆすらさんの現在の状態でしたら、
まずはあまり関節を動かさないような、
ゆっくりとした運動がから始めてみてはいかがでしょうか。


さらに目標を定め、、
その運動が普段の日常生活の中のどの部分で
必要としているのかをイメージしながら行うと良いでしょう。


たとえば、
歩くときの体重を支えるとき
もしくは、
立ち上がるとき
これがイメージできるようになると、
トレーニング効果はさらに上がるでしょう。


無理せずに、筋肉の収縮を確認しながら、
そしてご自身の身体の反応をみながら行いましょう!


ゆすらさん、コメントをありがとうございました。
何かお力になれることがございましたら、いつでもご連絡ください。




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