【股関節・腰の痛み】腰痛の原因は腰か?(Vさんの場合)〜Is Low back Pain coming from the Back?〜








腰痛は最も訴えの多い症状のひとつです。

Low Back Pain is one of the major medical problems.


世界的にみても、
約7割の人たちが一生のうちに1度は腰痛を経験し、
2〜5%の人は常に腰痛の訴えがある報告です。

World-wide, approximately 70% of people have it during their life time and 2-5% will have it at any given time.
 

最近の研究では、
股関節と腰の解剖学的な位置関係からも、
腰痛の原因に股関節が強く疑われるようになりました。

From an anatomical stand point, there could be strongly suggested that the the hip joints are closely related to the cause of arising Low Back Pain according to the latest studies.


ある研究報告によれば、
腰痛患者さんの4人にひとりは、股関節が原因だといわれています。

One paper says, up to 25% of LBP patients have significant pain coming from the hip.


また別の報告では、
腰痛を訴える10%は股関節由来であることが証明されています。

Another goes more than 10% of the
Low Back Pain cases may be attributable to the hip joint.


ここでは、必ず、
ご自身で痛みを感じる場所を、チャートに記入していただきます。
腰痛が本当に腰椎による影響のものか、
股関節由来か、その選別に大変役に立つからです。

When I see the patients suffering from the
Low Back Pain, I never fail to ask them for pain drawings to localize specific area the pain comes from.
This way do help decide which factors mainly
involved.


Vさん、40代女性の方です。
ヘルニアのレーザー手術後、
身体の左右の使い方の違いを覚え、再び痛みは増悪し、
整形外科はじめありとあらゆる科に駆け込むも、
原因不明といわれ、最後に、私のところへお越しいただきました。

A woman in her 40s has been in relentless back pain for 5 years, diagnosed L4-5 herniation and already received the surgery before. After the operation, she noticed the asymmetrical movement pattern appeared, the pain never went away even worse. She has been to every health care professional including Orthopedics, there was with no results whatsoever. Then she finally called on me.


施術前後の様子です。

before & after the treatment.





60分の施術で痛みは改善され、
手術そのものによる影響、その後の不十分なリハビリ、
さらに、痛みをかばうような身体の使い方から、
筋力低下や筋肉のこわばりを引き起こし、
痛み抱える結果となっているように思われました。

60-mins hands on therapy was enough for relieve the pain. My impression is that whatever happened in the surgery and the unsufficient post-rehabilitation caused a lack of stability and her muscles were now and have been compensating with increased tone and stiffness, which led to unknown pain.


腰痛とはいっても、
その原因は、腰椎由来のものばかりではなく、
股関節にその原因がある場合が確実に存在します。

When we talk about
Low Back Pain, possible pain generator include not only the spine but the hip joints for sure.


腰痛とは必ずしも腰に限局した問題があるとは限りません。

The proposed mechanism of
Low Back Pain is far from definitive with several theories available.


腰痛に見舞われても、
腰だけを診るのではなく、他の原因の可能性を求め、
適切な治療方法に巡り会えるよう努力することをお勧めします。

When you feel
Low Back Pain, I strongly recommend aggressive pursuit of alternative diagnoses in an effort to come up with the most appropriate treatment plan.


Do not hesitate to contact me.





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【股関節唇損傷】手術後のリハビリでは十分な歩行指導は提供されない(Rさんの場合)

  





前回に引き続き、
週末は「歩行」をテーマに勉強会が開催されました。


股関節痛を抱えるようになると、
決まって、
痛みを逃がすようにお尻を引き、
腰を反らせ、
左右アンバランスな荷重方法になちがちです。


この姿勢や歩き方、
放っておいても良いのでしょうか。
どこを、どうやったら、
少しでも正常に近づくことができるのでしょうか。


理学療法士による研究の中でも、
こうした歩きの要因は、
股関節の可動域の減少、速度の減少、ストライドの短縮、
両側支持期の延長など、様々検証されますが、
具体的な解決論に至っては、
未だ画期的な方法は見出せないように感じます。


外科療法では、
「手術をして関節を治しましょう」
とはいっても、
やはり罹患期間の長い方では歩きの改善には時間を要します。
また保存療法でも、
「〇〇筋を鍛えましょう」、
「蹴り出しを意識しましょう」、
「プールでがんばって歩きましょう」、
とはいっても、
普段の歩きが改善されるとは想像し難いです。


問題の本質は、
そんな薄っぺらいものではないのでしょう。


短期入院が叫ばれる昨今、
股関節症患者さんに対する歩行指導の機会も、
益々減少傾向。


このままではおそらく、
アメリカの人工関節手術後のように、
数日で退院を促され、
プリント1枚渡され、
“あとはご自身で頑張りましょう”、
と肩を叩かれる日もそう遠くはないかも知れません。


30代男性、股関節唇損傷により股関節鏡視下術後です。


手術前の鋭い痛みは無くなりましたが、
あぐらがかけない、床での座り姿勢に苦労されています。
痛みの軽減とは引き換えに、
跛行や日常動作の不便さ、
動くことに対する不安が残ります。





施術開始1時間後、
股関節前面の違和感は解消され可動域も改善。
股関節が伸び易くなる感覚を覚え、
お尻を引くような体重のかけ方はなくなりました。


最近話題の股関節唇損傷も、
歩行までしっかり指導を受けられた経験のある方は少ないです。
術後の松葉杖の影響が残り、
どちらかに頼った歩き方に特徴があります。
それでも早期であれば、身体は直ぐに反応を示してくれます。


海外では、
手術方法、施設毎にリハビリテーション計画書が用意され、
これらに沿ってリハビリが提供されます。





股関節唇損傷の手術後の場合、
歩行指導はPhase3〜4段階、
日本では、退院を余儀なくされる時期です。


手術後の歩容の改善にあたっては、
ご自身ではどうにもならないこともあります。
まず本人が肩を揺らして歩いていることに
気が付いていない、こともある程です。


意外と上手く歩けているようで、
しっかり体重が乗せられていない、
その影響は、弾発股(だんぱつこ)や
股関節からの異音となって現れてきます。


そうした症状が出る前に、
もしくは、生じてしまってからでも、
どういった動きに問題があるのか、
改めて専門家のチェックを受けておくことも大切でしょう。




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一番の問題はなに!?

 
 よつばのクローバー
おはようございます!


ちょうど今から2年ほど前、当時私は、
股関節痛の改善には、筋肉をほぐす療法のみを用いて、
その軽減に取り組んでおりました。


そこから分かったことは、
筋肉を揉み解すことで10ある痛みを8や7にはできても、
それ以下にはなかなか難しい。
施術直後は良くなるけど、また戻りやすい。同じような症状を繰り返す…。


こういったその後の皆さんの率直な感想や
客観的な効果判定を手がかりに、股関節症の痛みの改善には、
当時取り組んできた従来の方法とはまた別の観点からの
アプローチが必要である、と考えるようになりました。


そこで始めたのが、
日常動作における筋肉の使い方、特に姿勢歩き方です。
大学病院時代に学んできた知識や技術を股関節症の方に応用できる
非常によいタイミングでもあったのです。


今日ご紹介するKさんもまた、
筋肉をほぐすのみでは改善が難しかったケースです。
※掲載のご承諾をいただいております。


現在60代のKさんと初めてお会いしたのは、今から2年前。
45歳のときに股関節痛を発症し、都内大学病院にて臼蓋形成不全との
診断を受け、手術をすすめられました。


しかし、手術を拒否されたKさんは、
その後も痛みとの生活を送られてきましたが、
歩けなくなるほどの激痛を感じるようになったことで、
お越しになられました。


初めにお会いしてから約1年以上もの間、
私は筋肉を揉み解す療法を行ってまいりましたが、
そのときは症状が軽減するものの、再び元にもどり、
昨年は、会社までの15分の道のりも休み休みでなければ、
歩けなくなるほど悪化し、杖の使用を余儀なくされました。


その当時の様子です。




痛みがある右脚での支えが不十分となり、腰が引け、
小刻み、早歩きになってしまう様子がわかります。


Kさんの場合、
長年の痛みの影響から、
歩くときの股関節の使い方、筋肉の正しい使い方がすっかり
身体と脳から忘れ去られ、楽な方楽な方へと選択することで、
新たなる痛みを引き起こしているようでした。


そこで、セラピーの際は、
筋肉を緩めることと同時に、
Kさんに適した体重の支え方、歩き方を徹底的して
ご指導させていただきました。


現在の様子です。




まだ途中経過ではありますが、
はじめのころ生じていた日常の痛みや
会社までの歩行困難感は無くなりました。


今では、新たなるご本人での希望も生まれ、
「お尻を突きださずに歩けるようになりたい!」
現在はこの目標に向け、一緒に取り組んでいる最中です



股関節痛を抱えている方の症状は実に様々です。
それに立ち向かうには、
一治療、施術方法に固執するばかりでなく、症状に応じて、
アプローチ手法も適材適所、用いることが必要でしょう。


何が一番問題となっているのか。
その問題点をしっかりと見極め、
そこにどこまで踏み込めるかどうか…。


こういったことが、
その後の効果を大きく左右するのだと思われます。



まだまだ変わりますよ!
今日も一日、頑張りましょう!











よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!








ホームページをリニューアルしました!!















日常の生活を見直すところから…
股関節痛、筋肉のコリを作らないために 
 

論より証拠


ここginzaplusでは、新たな取り組みです。


これまでブログの中では、
特に痛みや歩行の改善を目的に、
股関節に関することを文字や図を利用しながら説明してまいりました。


特に慢性化した痛みに対しては、
姿勢や歩行、身体の中からの活動の変化が必要です。


この頃はブログを読んで下さる皆様からの声を聞きながら、
「歩行」に対する関心が非常に深いことを感じています。


「実際には、どのような効果があるのか」
もし私が股関節症だったら…、もっとも知りたいところです。
外から見ている方々にとっては、特に気になるところではないでしょうか。


そこで、ブログの右脇のカテゴリーの中に、
「歩き方 動画」の項目を設置しました。


これも皆様のご協力があってできることではありますが、
これから少しずつ股関節症の方の歩行の変化を提示させていただきます。


そろそろ事実を提示する時期に来ているのです。


股関節の痛み、歩行に悩む方々、そして同じ医療従事者に対しても、
股関節を専門とした取り組みを発信しなければならないと思っています。


少しずつ着実に…。





☆ホームページはこちらです

☆12月、1月のご予約はこちらからどうぞ



よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

臼蓋形成不全 3


「臼蓋形成不全」との診断を受け、
手術をすすめられたSさんのその後の経過をご紹介いたします。
※掲載のご協力をいただいております

Sさんの歩き方です。


手術を勧められた側の左脚を引きずるように歩いています。
肩が左右に振れ、手でバランスを取っています。


こちらをご覧ください。
※「こちら」の文字をクリックすると動画がみれます。


痛みを避けるような歩き方を続けることで、
股関節・骨盤周りの筋肉のバランスが徐々に崩れ始めます。


歩行で、本来働くべき筋肉が働けなくなってきます。
筋肉の過剰な緊張やコリになる原因です。


Sさんにとっては、
歩行で必要な筋肉に働きを取り戻してもらうことが最大の目標です。
これは結果的に、筋肉のコリの軽減につながるからです。


実際は、最初の頃数回のセラピーでは、大きな変化はみられませんでした。
その時は良くなってもまた次回おみえになるころには、
また痛みが再発し、引きずるような歩行を繰り返していました。


しかし、自主練習を繰り返していただき、
少しずつ歩行にも痛みにも変化がみられるようになってきました。


そして、現在の様子です。
こちらをご覧ください。
※「こちら」の文字をクリックすると動画がみれます。


多少痛みがあったときの歩き方の癖も残っていますが、
だいぶ安定してきています。肩の振りは少なくなり、
痛みも軽減してきています。


歩行を修正するには時間を要することもあります。


しかし、一度本来の働きを身に付けることができれば、
痛みをコントロールし易くなります。


筋肉の痛みを取り除くためには、
「筋肉をほぐす」ことと「筋肉を使う」ことを
同時進行で取り組む必要があると考えています。


一生使う筋肉ですから、
最終的には動きの中で使えなければモノにならないのです!




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!