痛みを作らないポイント


ポイントは、皆さんが歩きながらおっしゃる、
「ちょっと伸びる感じ」です。
それで良いのです。


先日のブログの中で掲載させていただいた、、
図の内容について質問を受けましたので、ここで少しご説明いたします。


まずは、もう一度この図をご覧下さい。


≪黒い矢印≫は床からの衝撃力を表しています。
矢印の長さが長いほど、衝撃力が大きくなります。



上が健常者。
しっかり、股関節が伸びています。
そのため、重心の位置が高くなっています。
軽い曲線を描いて徐々に重心の位置が高くなるのがわかります。
この運動により、床からの衝撃を最小限に抑えることが出来ています。


ここが健常者と股関節症歩行の大きな違いです。


一方、下の図。
股関節がしっかり曲がっています。
そのため、床からの衝撃も大きくなっています。

重心の位置は一定となり、股関節へ直接的な大きな力が
加わることが推測できます。


これが痛みの原因を作り、病的変化へと進ませるものだと考えています。


今よりももっと楽に、そしてもっと美し歩行を目指したときには、
この運動が必要になってくるのです。


分からないときは、いつでも確認して下さいね。



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よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

相棒


今日も雨になるのでしょうか。
皆さんの梅雨対策は何かございますか。


かわいいアイツ自転車にも乗れず、雨が苦手な私は、
先日思い切って「真っ赤なレインジャケット」を購入してみました。


無理矢理自らのテンションを高めようとの魂胆です。
効果はまずまずのようですが、


今朝は束の間の晴れ間を楽しむように、
相棒自転車に乗って出勤です!


さて先日、
近所の電気屋さんに鳥ちゃん連れて行ってきました。


ブログの中でもコメントがございました「ジョーバ」を体験しに…。




「なるほど…、へ〜〜」といったところです。
乗り方?やり方?さえ注意して行えば、エクササイズには良いと思います。


ただ、乗り方を間違えるとリスクもあるかな…、といった印象です。


店員さんから、
「旦那さんは、必要ないでしょう??。奥さん、やってみたら!」
なんて言われて、うちの奥さん笑いながら試していました。


興味のある方はどうぞ個人的にお尋ね下さい。


ところで、
我が家の鳥ちゃん相も変わらず元気いっぱい。
いつもと変わりません。


まだ生まれて2年と5か月のはずなのに、
なんだかずっと前から一緒にいるような良き相棒。




こんなポーズして、将来の夢は「シラユキヒメ」だって。


だいじょうぶかな、困ったもんです(^_^;)




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歩き方を変える


先日お越しいただいた方からメールを頂戴いたしました。

ご紹介させていただきます。
(※ご本人様よりご承諾をいただいております。)


佐藤先生こんばんわ。
昨日は本当にありがとうございました!
今日の股関節は特に痛みを感じることなく順調です。

昨日教えていただいた事は
今までピラティスで学んだ筋肉運動ではあったのですが、
日常生活でそれをどう使うのか全く繋がらず点のままでした。

でも、昨日の佐藤先生の説明を聞いて点が線として繋がったと言うか、
バラバラのパズルのピースが互いにぴったりはまり合い、
今まで見えなかったそこに描かれている物が見えるようになった!
というのが今の気持ちにピッタリくる表現です。

基本的に歩く事は好きなのですが、
股関節に痛みを感じ始めてからは筋肉をつかれさせないようにとか
痛みが出るのが怖いからという理由でここ2年は
歩く事が好きになれないでいました。

でも、昨日のサロンを出た後の帰り道ほど歩くのが楽しいと
思ったことはありませんでした!
ショーウインドウに写る自分の骨盤の位置を何回も確認しながら
歩いていました。

股関節に痛みが出るまでは当たり前のように歩いていたけど、
昨日ほど人間の基本動作である歩行というものがこんなに大切なんだ
と思ったことはありません。
腹筋力をつけて何も考えなくても骨盤が前傾せず歩けるように
がんばります!
それまでまた、マッサージなどでお世話になると思いますが
その時はよろしくお願いします。



そうです、痛みの原因は異常な筋肉の緊張であることが多いのです。
それは、黙っていて自然に作られるものではありません。


普段の何気ない身体の使い方から徐々に作られていきます。


ここまで歩き方にうるさくいうセラピストも他にいないかも知れませんが、
歩行こそが痛みの根源だと考えています。


これは、最近の知見や研究結果から徐々に明らかになってきています。


異常な歩行こそが筋肉の病的な緊張を生み、
構造的な破綻へと進行させる可能性があるからです。


歩行を変えて痛みとる。そして、それ以上進ませない!


一緒に、がんばりましょう!


メールをありがとうございました。
ピラティスをやる時も常に骨盤と股関節の関係をイメージすることが
大切ですね。身体の流れの中で、運動を楽しんで下さい。
まだ良くなりそうですね!



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第1回 世田谷歩行教室を終えて 


昨日は東京・世田谷にて歩行教室が行われました。


総勢8名の皆様にご参加いただきました。
皆様たいへんお疲れ様でした。


その後の身体の調子、歩行教室の感想はいかがだったでしょうか。
とてもに気になるところではございますが、
この会を催すにあたり、
私は皆さんにご自身の身体の可能性を実感していただきたいと
考えておりました。


そして、股関節と上手に付き合うには、


「こうすれば痛くない」、
「こうしていけば楽になるんだ」ということを


身体を動かすことを通じて経験していただきたかったのです。


日頃の60分ないし90分のセラピーも大切ですが、
皆さんのその後の生活における「意識」が重要だと考えています。


最近よく耳にします「〇〇痛は自分で治す!」なんて、
そこまで冷たい言い方はできませんが、


おひとりお1人のちょっとした意識の積み重ねが、
大きな変化をもたらしてくれます。


身体には流れがあります。


その流れにそっと乗せられると楽になるときがくるのです。
そのタイミングには個人差がありますが、
きっと楽になる時が訪れると思っています。


「歩行教室」というお題目ではございますが、
もっと根本的な「正しい身体の使い方教室」というような
イメージでしょうか。


言葉は悪いですが、
バラバラになった身体のパーツを歩行を通じて1つにまとめる作業です。


さて、来月は吉祥寺での開催です。


9月には再び世田谷に戻ってくる予定です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。





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歩き方で痛みをとる


股関節に痛みを抱える方に多い歩き方です。


気が付きますでしょうか。股関節が曲っています。


Reference)石井:病態運動学 下肢の変形性関節症の変形・拘縮とADL PTジャーナル 2005より一部改変

上の図は正常歩行を示しています。
股関節をしっかり伸ばすことで、床からの衝撃を吸収しています。


しかし、
股関節症歩行の方は、
この「伸ばす」運動がしにくくなってくるようなのです。


なぜでしょうか。


可動域の問題??


それとも、筋力の問題??


最も大きな問題は、身体の使い方です。


股関節症の方の多くは、股関節だけに頼って体重を支える傾向があります。


実はこれが大きな負担となるのです。


身体全体を使って、
股関節、膝を伸ばして体重を支えることができれば、楽になるはずです。


本日は世田谷での歩行教室の日です。
お天気にも恵まれ、安心しました。
新たな身体の使い方をしっかり身に付けましょう!!




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

寝てても変形は起きるのか


歩行教室の資料作りを進めながら、
ある先生の「変形性関節症」についての文献を読んでいると、


あたまの中で考えていたことが次々と整理され、
なんとなくすっきりしてきました。


先日もブログの中で少し触れましたが、


現在日本では、先天性股関節脱臼や
臼蓋形成不全(股関節の屋根の作りが浅い)に起因する
股関節症の方がほとんどだと一般的に言われています。


でも、なんだか不思議な感じがしませんか。


たとえば、
先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全のある人が
ずっと寝たきりの生活を送っても
変形が起こったり、変形性股関節症へと発展するのでしょうか?


もちろん、倫理的にこのような実験をすることは
不可能なことではありますが、
きっと変形しないんじゃないかな…、と思っています。


では、どういうタイミングで軟骨がすり減ったり、
変形していくのでしょうか。


それはやはり、
股関節の骨に対する何らかの力が加わったときではないでしょうか。


こうして考えると、
歩きによる床からの衝撃は股関節にとって
大きな“敵”となることがあると思います。


人間の股関節が外からの力を受けるときは、重力に抗しているとき。


つまり、立っているときや歩いているとき。


整形外科の先生が
「脚をかばいなさい」とおっしゃられることも理解できすし、
歩行時の股関節への衝撃は体重の3〜5倍とも言われていますから、
いかに股関節への衝撃を吸収することが大切だと思っています。


膝の治療で有名な先生が
「変形性膝関節症の歩行」について報告されていました。


その中で、変形性膝関節症患者さんの特徴的な歩き方が
骨へのストレスを与えている可能性があると、おっしゃっています。


股関節症の方にも特徴的な歩き方が存在します。


変形性股関節症の方も同じように、
骨への衝撃となり、股関節症へと発展しやすい、
特徴的な歩き方が存在するのではないかと考えています。


少しずつまとめてみます。
歩きを診て未然に防ぐ!そして、進行させない!!





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横揺れ 


先日みえた方は、
「横揺れ」が一番気になるとの訴えでした。
歩いているときに、左右に揺れるのです。


その方は、筋力が落ちてしまったからと言って、
筋力トレーニングをしていました。


その前の方は青森からいらっしゃいました。



この方も肩を左右に振りながら「横揺れ」がみられ、
「太ももの付け根」に痛みが走るとの訴えした。


お二人とも歩行時の「横揺れ」があります。


股関節症の「横揺れ」はある程度改善できます。


青森のからお越しいただいた方には、
歩いている後ろからある筋肉をしっかり握ってその働きを促すと、
「横揺れ」が無くなりました。


同時にももの付けの痛みも軽減しました。
10分でその方のセラピーは終了です。


その前にみえた方も、
確かに問題は筋力なのですが、


さらに問題なのは、
その筋肉が力の発揮の仕方を忘れてしまっていることです。


ここでみられる「横揺れ」も
“眠っている筋肉”を目覚めさせれば解決可能なのです!


専門的には、「横揺れ」の原因は「中殿筋の筋力低下」と
片付けられてしまいますが、ここで診させていただいている限りでは、
原因はそれだけでは無いようです。



※お知らせ
 
歩行教室への多数のお申し込み、お問い合わせをいただきまして
ありがとうございます。
現在吉祥寺教室はキャンセル待ちをいただいている状況です。 

世田谷・吉祥寺教室ともに今後も定期的に開催予定でございますので
その際はまたブログにてお知らせさせていただきます。

会場の都合上、ご案内が突然となりご迷惑をおかけすることもあるかとは
思いますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 


よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

ダンスの基本


先日夜、最後の方のセラピーが終わると突然電話が鳴りました。


遠方から定期的にお越しくださっている方からです。


「あのブログの写真、良くわかりました。」
「あれを見てからまたかなり楽になったんです。」


ブログの中に掲載していた写真を見て、それをイメージしながら歩くと
痛みがずっと楽になるとおしゃって下さいました。


股関節症の方に重要なのは
新たな“ボディーイメージ”の確立です。


「今の自分からだがどうなっているのか」

「どうすれば楽に身体を動かせるのか」

「どうすると痛みが起こりやすいのか」


そのためには、


目で見る視覚的な情報も必要ですし、
身体のメカニズムを理論的に頭の中で理解することも必要ですし、
実際に筋肉を触れられることで新たな動き方を学習する、
触覚的な情報も必要だと考えています。


日本では股関節の痛みに対して、
股関節のみを診る“局所的な介入”が多いように感じますが、
痛みを“ボディーイメージ”の欠落として捉えると、
ダンスにみられるような基本的な運動の要素から
学べることが多くあると思っています。


Classic Balletや社交ダンス…、
あれだけ激しい運動をしているのですから、その基本が重要です。


ダンスの基本は、股関節症の方の姿勢や歩行の基本でもあります。


先日のブログの中で掲載した写真のサイトのご紹介ですが、
皆さんの中にもピンッと来た方がいらっしゃるかも知れません。


こちらからどうぞ。 


身体のメカニズムに忠実な運動こそがダンスの基本であり、
股関節に不安を抱える方達が学ぶべき運動の要素なのかも知れません。




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

骨盤動いていますか?


週末のセミナーのときに、「歩行の診方」についての質問を受けました。


歩行を診る際にはいろいろな知識が必要にはなってくるのですが、
特に重要だと考えているのが、「正常歩行」という考え方です。


たとえば、
歩行での体重のかけ方にはこういう特徴がある、


股関節の動きはどうで、骨盤はどっちを向いて、


そのときの筋肉の働きはこう風であって…。


さらに、股関節症の方の歩き方の“癖”を理解し、
こういう歩き方が適切であるということをある程度
知っておく必要があると思っています。


そして、そこから逸脱するもの、逸脱していく傾向があるものには、
早いうちからストップをかけていくことが我々の役目であり、
股関節の症状を進行させないために重要なことであると考えます。


たとえば、


歩行のときには骨盤の動きが大切です。


「股関節症」というと、
どうしても股関節の動きにのみ注目が集まりますが、


前回のブログでもご紹介しましたように、


歩行には必ず骨盤の運動が伴います。


ところが股関節症の方の多くは、骨盤を固定して歩くようになります。


そうすると、常に同じ筋肉に負担をかけるようになり、



例えば、
股関節の前面の筋肉、大腿直筋や内転筋、腸腰筋などは緊張し硬くなり、
後面のお尻の筋肉、
深層外旋筋や大殿筋はは引き伸ばされることで硬くなってきます。


両面の筋肉に負担をかけているので、
「股関節が痛い!!」ということになるのです。


両面の筋肉をしっかりほぐしてもまたすぐに
痛みが出る方は、動きに問題があるかもしれません。


その場合、筋肉の緊張を緩めてから、
「正常歩行」のルールに従い、
無理のない範囲で骨盤の動きを引き出していきます。


そうすると、痛みが減り、
楽になってくることがよくあるのです。



よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

アップ・ダウン


来週の今頃は世田谷での歩行教室ですね。
楽しみにしています。


皆さんの歩行を診ているとその独特な特徴や癖に気付きます。


おそらく、
痛みを感じるようになってから自然と身に付いたのではないでしょうか。


下の図をご覧ください。




これは歩きの中での、重心の移動を示しています。


エネルギー消費を少なくするために、
無意識のうちに重心を上下に移動させています。


股関節症の方は、
このような運動が作れないことが多いようです。


これは、
普通の人よりもより多くのエネルギーを必要としていることを意味します。
すぐに疲れてしまう方の原因のひとつかも知れません。


この図を見ていると、
重心の位置が最も高くなるときがあるのがわかります。


このときに股関節前面の筋肉が伸ばされます。


この「伸ばす」運動を経験しないでいると、
常に股関節を曲げて歩くようになりますから、
股関節前面の筋肉は疲労を抱え、
痛みを作りやすい状況を作ることになります。


お尻が後ろに残った歩き方です。
余分は負担を減らし、省エネ歩行を目指しましょう!





よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!