すべては歩行のために!!


昨日は天気にも恵まれ、気持の良い休日を過ごすことができました。
家族との時間半分、
マッサージの時間ちょこっと、そして歩行教室の準備もちょこっと…。


歩行教室の資料は、お任せ下さい。
中々良い具合にまとまりました。来週をお楽しみに!
神輿を担いだ疲労も専属のマッサージ師さん?!にしっかり取ってもらってきました。
今週は新しくおみえになる方も多いようですが、準備は万端です。
しっかり良くしましょう!神輿を担いだその勇姿?!は、後日公開しますね。
夕方は二子玉川へ家族とのんびり食事をしてきました。


さて来週の歩行教室、
今回が参加2回目の方もいらっしゃいますので、
前回とは内容も少し変更しお伝えする予定です。


〇どうしたら痛みを作らず歩けるか。
〇健常者の歩行とは何が違うのか。
〇負担の少ない座位や立位姿勢の実践
〇自主トレーニングのこと
 などなどを考えています。

きっと今後のヒントが見つかるはずです。


すべては歩行のために!!


外側からしっかり筋肉を緩めるのも、
内側から正しい使い方を学習するのも、
全てはそれぞれに合った歩行を獲得するためなのです!





よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

外反母趾と歩き方


朝スターバックスでコーヒーを飲みながら、
ある整形外科ドクターの論文を眺めていると、
「外反母趾」に関する記事をみつけました。


外反母趾を専門に扱う先生の報告です。


こちらの先生は、外反母趾の治療に
「足指のトレーニング」と「正しい歩行」を取り入れています。
足指の筋力トレーニングは良く聞きますが、
歩行に注目するとは非常に珍しい…。


確かに外反母趾のある方の歩き方を診ていると、
いくつかの共通点に気付きます。


その1つに、「股関節の伸び」と「指の蹴り」の少なさです。




もちろん、ただ伸ばせば良い、蹴れば良いということでもありませんが、
この運動の組み合わせが普段の歩きの中から決定的に抜け落ちてきます。


そうなると、徐々に足指の使われる機会は失われ、
やがて外反母趾を呈するようになるのです。


多くの方は歩行の中での股関節の伸びをしっかり作れれば、
自然と指で地面を蹴れるようになってきます。


では、股関節が伸びるためには、どうしたら良いか…。
こうなると、もはや股関節だけの問題ではなくなるのです。


お腹の筋肉、骨盤の動き、お尻の働き、インナーマッスル…etc
このあたりがポイントですよ!





よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

痛み治療の選択肢


昨夜8時過ぎ、
70代の女性の方がタクシーでおみえになりました。


第一声に、「どうしても手術はしたくないんです。」


これまで、
都内のクリニックでヒアルロン酸を打ち、
中部地方の病院では股関節から髄液を抜いてもらい、
その他、民間療法もいろいろ試してきました。


しかし、どの治療法も痛みをコントロールするには至りませんでした。


そして、「歩き方から見直せば、手術は避けられるかも知れない。」
との自信を胸に、お孫さんから教えてもらったパソコンを駆使して
お越しになられました。


痛みに対する歩き方からのアプローチ。


この方の歩き方や筋肉の緊張の分布を診ると、
まさに変形性股関節症に典型的なパターン。
そして、股関節の骨の状態も比較的良好です。
総合的に判断しても、良くなるタイプの方です。


年齢とこれまでの経過を考慮すると、
その回復スピードはやや劣るかも知れませんが、
それでも徐々に改善していく方です。
今後の経過を見守りましょう。


股関節への治療の選択肢は徐々に増えてきています。
全てが万能ではなく、どの治療法にも「適応」が存在します。
しかし、自分の身体に合った治療法を見つけることができれば、
保存的治療でも十分痛みのコントロールは可能だと感じています。


何をどうしたら良いのか…。
外科的な治療の前に、一緒に考えてみましょう。
その普段の姿勢や歩き方の中に、
楽になるヒントがきっと隠れているはずです。





よつばのクローバーもっと知りたい股関節!!

踵(かかと)離れが早い!!


前々回のブログ「歩幅」についての補足と追加です。
今日はもう少し深く考えてみましょう。


さて、誰だって痛みや違和感を感じるようになると、
かばうような歩き方、バランスの取り方を身に付けます。


かばうような姿勢や歩き方は痛みを避けるためなので、
最始はしようがないのですが、このまま続けると時間の経過と共に
徐々に太もも、骨盤まわりの筋肉に余計な緊張を作り始めます。


この状態が慢性化してくると、やがて、筋肉から痛みを出します。
筋肉はもはや正常な状態ではなくなります。


筋肉はその機能を失い、関節を支えることすらできなくなり、
軟骨や骨にまで影響を与えるようになるのです。


だからこそ、姿勢や歩き方をしっかり見つめなおすことが
必要だと考えています。


今日登場していただくAさんは、
太ももまわり、骨盤周囲に強固な筋肉の緊張を作っていました。
歴史を感じる筋肉の硬さが存在します。


それにしても、
どうしてこのような筋肉の緊張を作るようになったのでしょうか。


答えはシンプル、その歩き方に原因が潜んでいたのです。


歩きをじっくり確認、筋肉の働きを触診していくと…


これが、Aさんの歩き方の特徴です。
左脚の踵が接地する前に、右足の踵が浮いてしまっています。
この使い方こそが、筋肉の硬さの正体です。


これでは、歩幅は狭くなるでしょうし、
長距離、長時間の歩行では余計なところに
負担がかかるようになってきます。
痛みを作らないためにも、早急な対応が必要ですね。


実はここにお越し下さる方の中にも
このようなある歩き方する方は非常に多いんです。


歩き方を撮って、パソコン上でも一緒に確認しましたが、
Aさんも驚かれたでしょうね。
筋肉の硬さの原因は意外なところ潜んでいるんです。


誰かが知らせてあげないといけないんです!
これでは、筋肉はますます緊張を高めるでしょうし、
更なる歩行レベルの向上にはつながりません。


歩き方を修正していくと、
自分のものになるまで様々な変化が現れるようになります。
1つずつ一緒に解決して行きましょう!




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!













歩行教室 1名追加募集


〜募集を締め切らせていただきました。
 ありがとうございました。〜


歩行教室の追加募集のお知らせです。


今月23日に開かれる吉祥寺歩行教室に
1名様分、キャンセル空きがございました。
ご希望の方がいらっしゃいましたら、ご連絡下さい。


日時:2009年 9月23日(祝) 水曜日  

    第一部 13:00  〜 14:20 

場所:東京都武蔵野市吉祥寺 
    
   JR中央線快速を利用し「新宿駅」から約15分 
   「吉祥寺駅」から徒歩5分
  
費用:5000円 
 
その他:鏡のあるダンススタジオで行います。
    バスタオルを一枚お持ちください。
    動きやすい服装でお越し下さい。


場所の詳細につきまして、
再度ご郵送にてご案内させてただきます。
参加ご希望の方はこちらの予約フォームからご連絡下さい。

どうぞよろしくお願い致します。




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

歩幅、十分に作れてますか?


今日は歩幅(=ストライド)についてです。
皆さんは、ご自身の歩幅を意識したことはありますでしょうか。


実は最近、「歩き方って、大切だと思うんです!」と
おっしゃって来て下さる方が非常に増えてきました。
気付き始めていらっしゃるんですね。本当にその通りだと思うんです。


股関節の患者さんを専門に診させていただくようになって、
「この歩き方では、再び痛みを繰り返すだろうし、
 これでは、いつまで経っても筋肉はつかない!」と思い、
大学病院時代に学んだ歩行の基礎を、
皆さんの歩きの中にも取り入れています。


痛みが改善されるとき、日常生活が楽になるとき、
可動域が広がるときと同じタイミングで、
歩く時の筋肉の働きが変わり、歩き方そのものに変化が現われてきます。


その一つが、皆さんの歩幅(=ストライド)です。


股関節周囲に痛みを抱える方の多くが、
気が付かないうちに歩幅が狭くなってきているようです。



歩幅が大きくなってくると、痛みが生じにくくなります。
股関節症の歩き方の特徴でしょう。
つまり、歩幅を大きく作れるかどうかが、
痛みをコントロールする上では重要なんです。


実際に痛みや筋肉のコリが少なくなってきた方は、
歩幅が広がってきています。


歩行の基礎が身体に根付き始めると歩幅が変わるのです。
疲れにくくもなりますし、股関節に対する負担そのものが軽減します。


歩行で大切なのは、どれだけ歩くか量や時間ではなく、
どう歩くかの質を理解し、実践することです。


表在、深部の筋肉をしっかり緩め、
今までの歩き方にリセットを打ち、


それぞれに合った正しい歩き方が
最高の筋力トレーニングになるのです。


一生自分の脚で歩く!
応援します!




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

股関節痛と肩コリ


肩コリに悩まされている方は多いのではないでしょうか。


先日メールをご紹介させていただいたKさんも何年もの間、
肩コリに悩まされているようなのです。
それでも、Kさんの肩こりは徐々に改善してくるんではないかと、
密かに期待をしております。


わたしは、肩のコリも股関節まわりのコリも、
痛みから避けるような姿勢を作る過程において生まれてくるものが、
ほとんだと考えています。
特に慢性のものについては、この影響が非常に強いと考えています。


皆さんの骨盤の位置が、全身の筋肉の緊張の分布を決定付けます。


もちろん、肩コリの原因は他にもあるとは思いますが、
姿勢を診る、歩行を診るという専門分野家からの見解です。


たとえば…、



短時間でも首を痛めそうですね。
これは寝た姿勢ですが、
立ったときでもこのような姿勢を取っている方がいらっしゃるのです。


アゴを突き出したように、首が前に傾き…


寝た状態と立った状態での大きな違いは、
骨盤の影響を受けるかどうかです。


たとえば…、



立ったときには、骨盤の動きに影響を受けて、
無意識のうちにバランスを保とうとします。
それが、首周囲、そして背中の筋肉に負担をかけ、さらに、
中間にあたる腰の骨にまで影響を与えているのがわかります。
ちなみに、上の図の方は骨盤が前傾しています。
皆さんの中にも、このような姿勢を取る方は多いのではないでしょうか。



ある先生は、
「肩は肩のみの病態でなない!」と断言しています。
わたしも同感です。全身の姿勢や動きが診れて、
はじめて局所の問題に取りかかれるんだと思っています。
 

先日テレビで紹介されていた肩コリの専門医ドクターは、
肩コリの患者さんに枕の高さを調整し、処方しておりました。


普段の姿勢こそがコリを作らないためには大切だということです。


立った姿勢、歩いた時の運動の要は、骨盤です。
ここに注目できれば、
痛みの原因となる筋肉のコリやは作りにくくなるでしょう!





先日お電話、メールでのお問い合わせがございましたが、
こちらLE SALON GINZA plusでは担当の理学療法士が変わることは
ございません。どうぞご安心下さい。
毎回の姿勢や歩行の変化こそが重要だと考えておりますので、
初回から継続して拝見さえていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。



佐藤



よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!



身体改造計画


身体改造計画。
痛みを作りにくい、身体作りを目指す。


この病気の多くは、突発的に起こるような原因不明の病ではありません。
病態を理解し、どのようにしてい身体に悪さを与えたのかを
その人のライフスタイルに合わせて分析できれば、
痛みの発生を最小限に抑えらことができる考えています。


セラピーの頻度には個人差がありますが、
回数を重ねていく中で一緒に目指すところは、身体改造。
痛みを作りにくい姿勢や歩き方を実践し、
最終的にはご自分でもケアができるよう身体になることです。


先日頂いたメールをご紹介させていただきます。
※ご本人様よりご承諾いただいております。



『先日のセラピーのあと、本当に軽やかに新橋迄歩けました。
 今迄、夏のトップシーズンのあとは、
 ずっと復活出来ない状態だったのに、心も軽やかです。
 
 先生がブログに書いていらしたように、
 日常の姿勢や歩行を改めるだけで、今迄長いこと苦しめられていた、
 しつこく辛い痛みを発するこりが、消えてしまうことがあるのですね。
 
 自分のからだに、その奇跡が起きるとは、考えもしないことでした。
 全国にこりを軽減してくれる整体院は多くありますが、それだけでは、
 すぐにもとに戻ってしまいます。
 
 次のセラピー迄の間を指導して下さることが、何より重要なのですが、
 他にそのような整体院を私は知りません。
 今迄、私はそり腰を治してきたつもりでしたが、先生のご指摘で、
 まだまだであることが分かりました。
 
 そして、そり腰だと、首も不自然なバランスをとろうとすることを
 自分で発見しました。
 いつも肩と首もつらいこりに悩んできましたが、
 そり腰を治すことで多少軽減するだろうと思えてきました。
 肩こりでお世話になっている整体院の先生にいつもあごをつきだ
 している姿勢が首を辛くしていると言われていましたが、
 どうしてそのような姿勢になるのかわからなかったのです。
 
 そり腰になるとあごをつきだしたような姿勢になるのですね。
 本来の医療は患者に薬を出したり注射したり、
 手術をしたりすることだけてはなく、健康な体づくり、
 病気にならないための指導、健康な体に戻すための、
 正常な姿勢と歩行、毎日の生活指導であると思います。
 佐藤先生はその最先端です。
 これからもご指導よろしくお願いいたします。』



メールをありがとうございました。


わたしがメールを下さったKさんに施したのは、
歩行時の“中心軸をずらす作業”です。
軸をずらすことで、体重をかけたときにかかる
骨盤、股関節周囲の負担が変わります。もちろん、
股関節そのもに対する衝撃力も変わるのです。


歩き方を分析すると、
明らからに負担をかけているなと思われる個所にコリを作り、
痛みを生じていたので、ここへの負担を減らし、その代わりに、
本来は働くべき筋肉の働きを促したのです。


歩き方を少し修正することで、負担のかかる場所を変えただけなんです。
でも、それだけで、筋肉はほぐれるのです。緩むんです。
痛みを作りにくくなるんです。


非常に微妙な変化ですが、これが身体には大きな変化をもたらします。


ただ、こうした変化が得られるのも、
皆さんの「意識」のお陰だと思っています。


いくらほぐしても一歩部屋を出て、
また同じような歩き方を繰り返せば、
痛みを作って訪れることになるでしょう。


それが、皆さんが歩きの中であるポイント、
コツを意識してくださることで、
次回拝見させていただくときには、前回と比べコリが和らいでいるし、
痛みが軽減してくるのです。


わたしの責任は、「何が原因でコリを作っているのか」を
姿勢や歩行をしっかり評価し、
皆さんに分かりやすく経験、体感していただくことです。


しかし、その後の生活における管理は皆さんに委ねています。
そのため、皆さんの意識こそが大きな変化の一歩となるのです。


様々な医療機関を巡り歩いた後でも、
セラピーを重ねていくことで、
徐々に歩き方が変化し、そして同時に、
痛みが軽減していく事実に驚かされることがあります。
まだまだ変わるはずなのです。一緒に頑張りましょう!






よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

ストレッチを科学する


履いていらっしゃる方、多いんですね。


セラピー前後での歩き方の変化もわかりやすので、
良いなぁと思っていますが、実は、そんなわたしも愛用家なんです。




自転車通勤には欠かせません。ちなみに、こちらはNIKE社製。
冬場はユニクロ社製が大活躍。


さてこの優れモノ、太もも、お尻周りへの圧迫が適度に筋肉を刺激し、
力が入りやすく、動きやすい。


その通り、
筋肉はある程度の緊張を保てていると、働きやすいことが分かっています。


だから、筋肉は完全に緩んでいるよりも、
ある程度緊張が保てている方が運動には適しているんです。


ところが、痛みを抱えている方の筋肉を診ると、
非常に緊張が高くなっています。


だからといって、完全に緩ませすぎてしまうと、
セラピー後に「緩み過ぎて力が入りにくい」
との訴えが聞こえるようになります。


ここが、股関節治療の難しいところなんですが、
科学的には、ある程度証明されつつあるようなのです。


事実、最近のスポーツ医科学系の論文によると、


 『運動前のストレッチが運動パフォーマンスに悪影響を及ぼし、
  その向上に役立つのは定期的なストレッチプログラムである
  可能性が判明した。』
  Reference) Clinical Journal of Sport Medicine Sep.-Oct.2004


つまり、筋肉を緩めっ放しでは、歩きにくくなる可能性が
あるということです。
歩くのに支障がない程度の筋肉の緊張は必要なんです。


ここでは、緩めたあと歩く前に、
身体の支持に最低限必要な正しい骨盤の動きや体重のかけ方を実践して
もらうようにしていますが、緩めた後の筋肉の働きこそ、
再び痛みを繰り返さないためにも必要だと考えています。


これまで、運動前のストレッチにより柔軟性が増し、
運動パフォーマンスの向上、そしてケガの予防にもつながるとされて
きましたが、ストレッチの概念そのものを覆すような報告だったので、
スポーツ関係に従事する人たちにとっては驚きだったでしょう。


まだ知らないひともいるかもしれませんが…。


定期的なストレッチが柔軟性の維持に一翼を担っているという点では、
見解は一致しているのですが、運動前となると、
その効果には疑問符が投げつけられているのが、現状です。


さらに、アメリカのアンドリュース大学州教授 
理学療法士のLynn Millar氏は、


 『ストレッチが運動前の完全なウォーミングアップではない』
  ことを指摘しています。


ここでは、試して楽になったり、ストレス解消につながるような
ストレッチは、個人のレベルに合わせ推奨してはいますが、
それを治療の一環としては、捉えてはいません。
あくまでも、リラクゼーションの一種と考えています。


むしろ、神経生理学な観点から、
筋肉の特性を応用して、筋肉が働いた後の緩みを最大限利用し、
ストレッチ効果を引き出すような運動はどんどん取り入れています。


「硬いから伸ばす」という従来のストレッチの考え方には
明らかに変化がみられます。


1960年代に提唱されて広まった、ストレッチ。
以来、何の疑いもなく広まってきましたから、
今後この概念そのものが覆るのも、時間の問題かも知れません。





よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!









補い合う機能


人間の身体は実に精密に作られています。
人体解剖を行っていると、何も異常がないのが不思議なくらいです。


ある部分の働きが弱くなり、使えなくなると、
必ず他の部分が働き始め、その代替えをすように働きます。
人間の身体には、「補い合う機能」が備わっているのです。


股関節症の方にもこのような現象がしばしば見受けられます。


歩いていると、

 「だんだん右へ寄っていく。」

 「つまずく回数が多くなった。」

 「いつの間にか膝を擦るようになった。」

 「靴底の外側だけがすり減るようになった」


これらは身体の“非常システム”が働き始めていることを示します。
「そろそろ、痛みを出しますよ」と身体が発している重要なサインです。


このサインに本人が気付くこともあれば、
他人から指摘を受けて初めて自分の異変に気づくことがあるようです。


このときには、すでに筋肉のバランスは崩れ、
いつでも痛みを出しやすい状態になっているのです。


昨日メッセージを下さったHさんも
アメリカ在住のSさんと同じような経験をされてました。


 
『実は私も、(ジーンズの縫い目のずれ)と(スカートが回る)の経験者です。
 2006年12月に左足のRAO、右足も臼蓋形成不全ですが脱臼も浅く
 ほとんど痛みがないため温存中です。


 術後は順調で量販店で立ち仕事に従事しています。


 先生の書かれている、体のバランスと筋肉の使い方の考え方には、
 とても共感を覚えます。


 私の掛かり付けの整骨院の先生が体の中心を意識する姿勢の指導を
 熱心にされる方だった事と筋力不足のままでもハイキングを楽しんだ
 事で体の使い方がカギなのでは・・・と、素人なりに考えました。


 コリの溜まらない体作りが現在の目標です。
 今後、先生の日記で勉強させて頂きます。 』




最近はお越し下さる方が気が付いているようです。
身体のバランスの変化が痛みを引き起こすということを…。


それぞれ経過は異なっても、痛みの発生する機序は非常に似ているのです。


手術をすれば、
術創周囲の筋肉が働きにくくなることで、
本来の理想となる姿勢や歩行がしにくくなります。
何か手を加えないと、最初は良くても、時間の経過とともに
疲労は蓄積し、痛みが発生しやすくなります。


手術をしていなくても、
ある特別な生活様式、過剰な運動などで一部の筋肉に負担をかけるような
ことが続けば、身体内のバランスは崩れ、やがて痛みが生じるのです。


筋肉のアンバランスからきたこれらの誤った脳の認識を、
表層と深層の筋肉の緊張を緩め、
その人に合った正しい働き方を確認することで修正する必要があります。


筋肉を介して歩行につなげるセラピーを重ねていくことで、
皆さんの身体が目覚め、反応してきます。


時間がかかることが合っても、
必ず身体は徐々に変化を見せ始めます。


身体の神秘を感じます。


Hさん、
ブログの掲載ご協力をいただきまして、ありがとございました!
遠方ではございますが、一度歩き方も拝見させていただきたいですね。



よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!