「力学的負荷」を避ける生活

 
変形性股関節症とはどんな病気なのでしょうか。


昨日yahooで「変形性股関節症」と入力して検索してみると、
トップに神奈川県にある茅ヶ崎徳洲会総合病院の
ページがヒットしました。


ここでは以下のように説明されています。


「変形性股関節症は、関節軟骨の変性や摩耗に始まり、
 様々な関節変化が進行する病気です。
 軟骨の変性・摩耗は、人種、性別、加齢、肥満および遺伝などの
 素因下に、労働や運動、外傷などの力学的 負荷が加わり発生します。
 さらに軟骨細胞の代謝障害が起き、軟骨の破壊が進行するとともに、
 滑膜炎が起きて関節に水がたまったり、骨破壊も進みます。
 この病気は放置すると、前股関節症→初期→進行期→末期へと進行し、
 それぞれの病期に応じた症状があらわれます。」


 この中で私たち理学療法士の専門性が問われるのは、

 赤字
で示された部分です。


 ところで、
 ここにある「力学的負荷」とは何のことでしょうか。
 

 これは、 
 膝に痛みを抱えた方のO脚や
 股関節症の方のお尻が後ろに残った姿勢を想像すると
 イメージしやすいかも知れません。


 普段の日常動作、持続的な姿勢や反復して行われる動作から
 作られます。   


 歩き方、座り方、立ち上がり方、その立ち振る舞い…
 

 そして、「力学的負荷」の名残は、
 筋肉の異常な緊張となって現われます。

 
 セラピーの中心は、
 筋肉の緊張を取り除きながら「力学的負荷」を回避できる身体を
 作り上げることです。

 
 日常動作を見直し、
 股関節の病気の進行を止めましょう!!

 
 
 

〜お知らせ〜

2009年7月20日月曜日(祝)東京・吉祥寺で開催予定の歩行教室が、
定員に達しましたので受付を終了致しました。


お申込みをいただきました皆様へは
今月末までに改めまして郵送にてご案内させていただきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。



よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

変形の原因の1つ 


「変形性関節症の発症には、
 機械的ストレスの果たす役割は大きい。」
と説明するのは、神奈川県立保健福祉大学助教授の石井慎一郎先生。


特に股関節症患者さんに見受けられる側方への動揺のある歩行は、


股関節の関節面への荷重が集中し、


関節症変化を引き起こす1つの原因と報告されています。


それでは、
「関節面への荷重の集中化」はどのようにして作られるのでしょうか。


その重要な働きを担っているのが、



足底を地面に着けてからの骨盤、股関節周囲の筋肉に
よってもたらせられる安定化です。


なぜなら、
ここが全歩行周期の中で最も大きな外力が負荷され、
股関節にとっては動的安定化が最も要求されるからです。


しかし、ここでの筋肉の活動が乏しく股関節を安定させることが
できないことがあります。


下の図をご覧下さい。


      Reference)石井:病態運動学,変形・拘縮とADL PTジャーナル 2005 より一部改変

そうすると、股関節、膝を曲げて下肢全体が側方へ動揺し、
これが結果的に「関節面における変形の引き金」となっていることが
考えられています。
Reference)Bauer GCH:Tibial osteotomy in gonarthrosis.J Bone Joint
Surg51,1969


重要なのは足底を着けたときの安定です。


この安定を供給できるのが、
骨盤、股関節周囲のインナーマッスルの働きなのです。


がんばりましょう!!






よつばのクローバーもっと知りたい股関節症!!

「姿勢や動作」が痛みの原因


銀座は外国人の方が多いですね。昨日近所のお蕎麦屋さんに入りました。
「立ち食い蕎麦」屋さんです。

そこへ1人の外国人が外のサンプルを見ながら行って来ました。
しかし中の食券自販機は全て日本語。困った・・・。

もう一度そとのサンプルを見て、中で探しているんですが、
メニューの多さに探し出せないようでした。

近づいて行って流暢なEnglish!?で話しかけると、「カツ丼」を指差し
“What is that? I wanna try it!”とのことです。
かつ丼が食べたかったんですね。
美味しそうに食べてましたよ。

日本好きになったかな?


さて、今日は皆さんの「姿勢や動作」について考えてみましょう。


先日出席した研修会の中で、
膝や股関節などの運動器疾患の治療で最も有名な
文京学院大学教授の福井勉先生が「姿勢や動作」について
公演されていました。


その中で、
「時間をかけて起こった変形性股関節症は、
姿勢や動作がその原因であって、痛みはその結果である」
と、述べられていました。


私も自身も日々のセラピーで感じていたことだったので、
非常に共感が持てました。


筋肉の緊張を緩めた後に、
皆さんにはそれぞれに合った運動を行っていただいています。


それは、再び痛みを作りにくい身体の環境、
姿勢や動作を作り上げる必要があるからです。


効率的な姿勢や動作を身体を動かすことを通じて、
学習していただくためです。


オレゴン大学心理学者のFittsとPosnerによる「運動学習理論」の中では、


運動を学習していく過程には3段階あり、


第1段階は「認知」、

第2段階は「連合」、

そして
第3段階は「自動」と分けています。


下の図をご覧下さい。


Reference) Fitts PM:Human Performance.Belmont,CA 1967

「自動」という段階は具体的には、

「スキルが自動化されており、エネルギー消費が少なく、運動方法も充分
 選択されており、また、注意レベルが低い」


となっており、ほぼ正常な動作が獲得された状態と表現されています。


つまり、
肩の力が抜け、目線も固定されずに楽に動ける、
そして疲れにくい。


ここに到達するまでには、最初の「意識」が肝心です。


それが必ず段階的に変化してくるからです。


意識しなくても筋肉が働いている理想的な身体作りを目指して
頑張りましょう!



〜お知らせ〜

2009年7月20日月曜日(祝)東京・吉祥寺で行われる歩行教室の
お申し込みありがとうございます。


残り4名様となりました。


ご希望の方はご連絡お待ちしております。




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

第2回 歩行教室開催のお知らせ



〜定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきました。
 (2009年6月7日)〜

第2回歩行教室を開催致します。




LE SALON GINZA plus 理学療法士 佐藤正裕がお一人ずつ
歩き方をみながら、皆さんのお悩みにお答えしていきます。


「歩き方の再確認」


歩行の中で、痛みや違和感を経験するようになると、
徐々にその痛みから逃げるような歩き方を身に付けるようになります。


そのような身体の使い方は動きに制限を与えるようになり、
徐々に活動性は低下し、筋肉の働きが弱くなり、


そして、本来使う必要ない筋肉の働きを生むことで
あらたな痛みを作るようになるのです。
痛みの悪循環です。


変形性疾患の特徴でもあります。


もう一度歩行の基本を見直すことで、
楽に快適に、そして股関節に負担とならない歩き方を確認しましょう。


日時:2009年7月20日 月曜日(祝) 14時00分〜16時00分(約2時間)

場所:東京都武蔵野市吉祥寺 
    
   JR中央線快速を利用し「新宿駅」から約15分 
   「吉祥寺駅」から徒歩5分
  
人数:8名前後(最少催行人数 2名)

費用:5000円 
 
その他:鏡が前面と側面に2面設置してあります。
    裸足、もしくは室内履きをお持ちください。
    動きやすい服装でお越し下さい。


場所の詳細につきまして、
ご連絡をいただきまして順に再度こちらからご案内させてただきますの
で、参加ご希望の方はこちらの予約フォームからご連絡下さい。


また、今回も定員に達し次第募集を締め切らせていただきます。


どうぞよろしくお願いいたします。





よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

立ち上がった後の1歩が出ない


Tさん、いつもお世話になっております。
自己紹介をありがとうございます。


毎回のセラピーでは、
私からTさんに対する要求レベルが高いので、
ご苦労をおかけしていると思います。


ある時は鬼コーチ?!な私くしではございますが、
今後ともよろしくお願いいたします。


さて、今日は座ったときの姿勢「座位」について考えてみたいと思います。


座位を診るとき特に注目しているのが
「股関節の角度」と「腰の反り具合」です。



たとえば、
姿勢を正して座っているつもりでも、
骨盤を前に倒し、股関節の角度を鋭角にし、
さらに胸を張り、腰を伸ばして座っている場合があります。


この状態では、
股関節を曲げる筋肉と腰の筋肉は常に働きっぱなしとなり、
縮んでしまっています。


その結果、
「立ちあがった一歩目が出ない」

「腰が曲がったまま、伸びない」などの訴えが出てくるのです。


では、どうしたら良いのか…。


私が重要だと考えているのが、
「骨盤の運動」です。


股関節症の方は、特に骨盤の動きが低下し、
骨盤を動かすための筋肉が休んでしまっています。





映画を観たり、
飛行機の座席で長時間腰かけたり、


長時間の同一姿勢は誰でも疲れるのですが、
骨盤を動かし、腰骨を伸ばしたり曲げたりすることで、
筋肉の負担を軽減させることができます。


ある文献によると、


「座位での作業を続けると、筋肉にだるさを感じ、そのまま継続すると、
 筋肉の張り、痛みへと疲労感が変わり、筋肉が震えてくる」

Reference)小木:疲労から休息への移行 科学 47,1970

さらに、


「同一姿勢を維持するために持続的な筋収縮を必要とする場合、
 最大筋力の30%以上では筋に血流がほとんど流れず、
 最大筋力の5%であっても血流への影響がある」


つまり、
立っているよりも楽と考えられる座っている姿勢が
実は筋肉の大きな負担となっていることがあるのです。


骨盤を動かすことにより、
股関節や腰の筋肉の持続的な活動を変化させ
血液の循環が改善できると、
股関節や腰への負担は軽減できます。


ポイントは「骨盤の動き」です。


セラピー後に行っている運動を、
座った姿勢の中でもできるようになると
股関節、腰周りの筋肉への負担も変わるでしょう!!




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

骨盤歩行


フミさん、はじめまして。
コメントを拝見いたしました。


“骨盤歩行”という表現だけでは、
どこか抽象的で、確かにわかりにくいですね。
誤解も招いてしまったかも知れません。


私が考える骨盤歩行ではありますが、
ここで簡単にご説明させていただきます。


まずはこちらをクリックしてご覧下さい。


きれいに歩いていらっしゃいますね。


しかし良く見ると、
脚を着くときに膝が曲がり、さらに股関節も曲がり、
横揺れが大きくなっているのがわかります。


短時間なら問題はないでしょうが、
長時間の歩行となると、筋肉への負担も大きくなりそうです。


ここで股関節症の方の歩行を診るようになり、
特に気になるのが重心移動の大きさです。


ふつう人間は立った時には、
背骨の下方の仙骨と言われるところに重心が存在します。
骨盤の中です。



※赤く記したところが、「重心位置」です。

この重心が動かずに安定していれば、
歩行時にもそれほど大きな筋肉の活動は必要としないはずです。


しかし歩くときに、
この骨盤が前後左右へと動き、重心の移動が大きくなると、


ある特定の筋肉に負担をかけ、筋肉の働きのアンバランスが生じ、
痛みを作ることがあるのです。


股関節症の方に対する“骨盤歩行”とはむしろ、
骨盤の動きが少ない歩行をイメージしています。


骨盤から動かして歩くというよりは、


骨盤がしっかりとした安定した状態に対して、
股関節がストレスなく、自由に動いていくような歩き方です。


これが“骨盤歩行”の基本形だと考えています。


このような基本があっての、
藤原紀香さんのような応用歩行が可能になるのです。


まずは、基本形の確認が重要です!




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

トレーニングに必要なこと


ゆすらさん、
コメントを拝見させていただきました。


まずは運動を始める前に、
ゆすらさんの身体は今何を必要としているのかを確認する
必要がありそうです。


焦ってトレーニングを行うと、
かえって症状を悪化させることがあります。
痛みを増強させることがあるのです。


脚の状態をしっかり拝見し評価した上で、
トレーニングの種目を選択する必要があります。


先日おみえになられた方は、
股関節周囲に異常を感じ、
ジムで勧められた「加圧トレーニング」により痛みが増強していました。


始める前の評価が重要です。


私が皆さんにピラティスの運動の要素を体感していただいるのは、



大学病院時代に整形外科患者さんに対して
積極的にリハビリメニューの中に取り入れることで、
ある程度良い効果を上げていたからなのです。


しかし、行う上で注意するポイントがあります。


ピラティスの運動の中には、関節を大きく動かす運動もあります。




このような運動は、身体の準備が行き届いていないまま行うと、
股関節周囲の筋肉に負担をかけます。


ゆすらさんの現在の状態でしたら、
まずはあまり関節を動かさないような、
ゆっくりとした運動がから始めてみてはいかがでしょうか。


さらに目標を定め、、
その運動が普段の日常生活の中のどの部分で
必要としているのかをイメージしながら行うと良いでしょう。


たとえば、
歩くときの体重を支えるとき
もしくは、
立ち上がるとき
これがイメージできるようになると、
トレーニング効果はさらに上がるでしょう。


無理せずに、筋肉の収縮を確認しながら、
そしてご自身の身体の反応をみながら行いましょう!


ゆすらさん、コメントをありがとうございました。
何かお力になれることがございましたら、いつでもご連絡ください。




よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

軟骨が痛みの原因でしょうか


Naoさん、はじめまして。
コメントをありがとうございます。


ご自分の身体と向き合い、よく分析され、
良い効果を引き出せていらっしゃいますね。


私自身は領域、専門にこだわらず
その理論に納得ができ、治療効果が望めるものであれば、
積極的にセラピーに取り入れていくべきだと考えています。


股関節の治療を考えた場合は、
もちろん“外科的な視点”に立った医学的な見解にも
傾聴する必要はありますが、


身体の使い方や姿勢や動作を総合的かつ論理的に分析し、
評価していくことも徒手的な介入手段をもつ我々セラピスト
にとっては重要なことだと考えています。


Naoさんはまさに正しい決断、選択をされたのではないでしょうか。
特に腹部の働きは、
人間の生命活動にとって最も欠かすことのできないところです。


股関節を専門で診るようになって、
私も改めて注目し始めています。


ここで、
先日お越しになられた方をご紹介させて下さい。


ご自身の身体を良く研究されている方です。
股関節の痛みがあるためある医療機関を受診すると、


整形外科のドクターから
「軟骨もすり減っていて、加齢だから治療の手段がない」と、
言われたそうなのです。


非常に残念な話しではありますが、これが現実です。
このようなケースは本当に多いのです。


お話しを伺うと、



痛みが出るのは、股関節の前。
ちょうど脚を持ち上げる筋肉が入り組んでいるところです。




「階段を昇る」ときに、特に痛みが強くなります。


しかし、ある方法で「階段を昇る」と痛みが出ないというのです。


その方法とは…。


「お腹に力を入れて脚を上げたら、楽に上がるようになったんです。」


これが本来の使い方です。


ただ、身体が忘れてしまっただけなんです。


さらに、この方は確信したでしょうね。
痛みの原因は、決して軟骨ではないと・・・。


人間の身体はよくできています。
ある必要な働きが弱まると、どこかで補おうとします。


しかし、
それにも限界があるのです。限界は痛みとなって警告します。


痛みの根源は・・・。


総合的に診てセラピーを続けていくと、
必ずヒントが出てくるのです!


Naoさん、その調子で頑張って下さい!





よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

歩き方とダイエット


おもしろい記事が飛び込んできましたので、
ご紹介させていただきます。


日本のプロ野球チームに所属するメディカルトレーナーの方が、
「歩き方」についてコメントをしています。


異なるバックグランドを持つ専門家の話しには、私も大変興味があります。


早速ご紹介いたしますが、
ここで推奨されているのは、“股関節歩行”。


私が目指すのは、“骨盤歩行”。


表現の仕方は異なりますが、
目指すところはほとんど同じです。





「まず知ってほしいのが、“膝歩行”と“股関節歩行”の違いです。


 日本人は普段、歩くときに膝を使って歩く、つまり“膝歩行”の人が
 多いんです。


 それに比べて多くの欧米人や、モデル、トップアスリートたちは
 股関節を使って歩く“股関節歩行”なんです。


 “膝歩行”は、地面に足が着いたときには膝が曲がっていて、
 その曲がった膝を伸ばして歩く。
 ※股関節症の方に、膝痛を抱えた方が多いのこういう訳です。


 膝を伸ばすときは上に突き上げる力しか出ませんから、
 前に進む推進力を出すために、


 自分を猫背にして重りを前に付けて進むことになる。
 結果、姿勢も悪くなります
 ※太ももの付け根の筋肉に負担がかかる歩き方です」


 
 “股関節歩行”とは、どのような歩き方?


「“股関節歩行”は踵(かかと)から着地しますから、
 地面に足が着いたときは膝が伸びている。


 “膝歩行”のように曲げた膝を伸ばす力は使えないので、
 お尻と太股(ふともも)の裏の筋肉を使って、
 足を後ろに引こうとする。
 

 つまり、“膝歩行”とは使う筋肉が全然違うワケです。
 ※歩き方を変えると筋肉痛が出るのはこういう訳なんです。


 だから、普段からお尻と太股の裏の筋肉を使って歩く“股関節歩行”
 を心がければ、ヒップアップされていくということです」



 皆さんも病院で診察を受けるとドクターから、


 「やせなさい」と、言われることが多いと思います。


 しかし、体重を落とすことはそんなに簡単ではありませんよね。


 何か良い方法は・・・、と、私も考えておりました。
 そして考えついたのが、歩き方の改善です。
 

 歩き方を変えると、筋肉の使い方が変わります。
 

 理想的な歩行を身に付けると、カロリー消費も向上するのです。
 ※こちらは現在被験者の方に実験していただいております。
 
 
 
「“股関節歩行”は“膝歩行”よりカロリーもちょっと多く
 消費できますし、 猫背になる必要がない分、
 肩こりがずいぶん楽になってる人も多いんです。


 また、お尻の筋肉と同時に大腰筋(股関節の筋肉)も鍛えられる。
 インナーマッスルである大腰筋が鍛えられると代謝もよくなるんです。
 
 
 すぐには 効果が出なくても、常に股関節歩行を意識して歩くだけで、
 1〜2年でだいぶ変わってくると思いますよ」

 ※効果の出方には、個人差がありますね。


 たとえ専門が異なり、
 治療技術やアプローチの方法が違っても、診る視点は同じなのです。

 
 広い視野を持ち、多角的に問題を捉えると、
 解決方法はいくらでも出てくるはずです。
 
 
 歩き方とダイエット、これは効果が期待できます!

 
 
 

〜本日から3日間学会に出席させていただきます。
 “公用自転車”で行ったり来たりでご迷惑をお掛けしますが、
             どうぞ宜しくお願い致します。〜





よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!

股関節治療を考える


ダイアナさん、
コメントを拝見させていただきました。
いろいろ悩んでいらっしゃいますね。


まずは、ご自身の問題点が整理できると、
解決方法が導き出せるのではないでしょうか。


現在の問題は、
可動域、股関節の動きの問題なのでしょうか。


それとも、筋力の問題なのでしょうか。


それ以外の問題なのでしょうか…。


可動域の問題であれば、
動きを制限している筋肉を緩めることで、解決できるかも知れません。


筋力に問題があるとすると
動きに伴う力の発揮の仕方を新たに学習する必要があります。


リハビリ現場で蔓延している、
筋力低下=筋力トレーニングという短絡的な方法では
解決ができないことが多いです。


筋力を発揮しやすい体内環境を整える作業が必要です。


筋肉の働きを学習する過程は決して容易でないこともあります。
時間を要することもありますし、何よりご本人の意思付けが重要です。


このあたりの問題が整理できると、
今必要な課題が明らかになってくるのではないでしょうか。


また、「正しい歩き方」には個人差がありますので、
こういう歩き方が正しいと、一概に申し上げることは難しいです。


人それぞれに「正しい歩き方」は異なります。


私が考える正しい歩き方とは、
バリエーションを持った歩き方です。


場面に応じて、ゆっくりも歩けるし、速くも歩ける。
左脚からでも右脚からでも動いていけるような
対称性が理想的です。


そして、
この背景には基本的な筋肉の使い方による運動学習が必須です。


ただ歩く練習をするだけで身に付く方は、
特別に能力の高い方です。
自然と黙っていれば身に付くというものでもないと思っています。


大学病院時代から、
様々な方の歩行に携わってきましたが、


股関節を専門に診るようになり、
股関節症の方が陥りやすい特徴的な歩行パターンが確実に存在します。


これが筋肉のアンバランスを引き起こすことで、痛みを生み、
そして病的変化へと進行させます。


これを予防するためには定期的なセラピーも必要ですが、
何より日常の管理が大切です。


そのため、普段の姿勢や歩行にまで介入し、
ご自身でも股関節の状態をマネージメントできるようになることを
最終的な目標に掲げております。


もっと楽に、もっと綺麗に歩きたいとの要望があれば、
とことん一緒に追及していきたいですし、可能性を感じています。


それは、それぞれ能力をお持ちなのに、
日常場面では発揮できていない方が多いからです。


あとは我々セラピストがどこまでその潜在的な能力を
引き出せるかにかかっています。


使命を感じております。
前向きに頑張っていきましょう!



最後にお知らせです。


6月29日開催の歩行教室の資料を昨日配送させていただきました。
お手元に届くまで今しばらくお待ち下さい。


それと、まだ未定ではございますが、


第2回 LE SALON GINZA plus主催、少人数制歩行教室を
2009年7月下旬頃 午後の2時間くらいを利用して開催する予定です。

今回は休日に行います。

場所は東京都武蔵野市「吉祥寺」です。

 
詳細が決まりましたら、
またブログ内にてご案内させていただきます。


こちらもどうぞよろしくお願いいたします。





よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!