【出演情報】私が考える股関節体操 (NHK「ごごナマ」再々放送予定)

 

健康寿命と平均寿命の間には、おおよそ10年の開きがあるといわれおり、誰かしらの手を借りなければならない生活が待ち受けています。このまま黙ってそのときを待っていてよいのでしょうか。すでに分かっていることですから、何らかの努力はしておきたいものです。

 

リハビリという現場で、私が、人間の歩行において最も大事だと感じたのが「股関節」です。大学病院時代、寝たきりの患者さん、循環器の手術後の患者さん、脳に大きな損傷を抱えた患者さん、パーキンソンなどの神経疾患の患者さん、そして、皆さんのような関節疾患、または、プロフェッショナルレベルで活躍するアスリートなど、様々な症例を担当させていただきましたが、ざっくりな表現ではありますが、結局は、股関節の使い方に問題を抱え、移動手段の獲得、スポーツ復帰を困難にさせてしまっています。

 

ただ、股関節といっても、変形性股関節症を専門に拝見させていただいてる立場から、よりコアな視点で現症を捉えています。何といっても、皆さんとの個別のセッションが大きな力になっていますし、手術見学や解剖自習の経験が、今の診る力を支えとなっています。そうした経験からすれば、例えば、開脚でベターが良いとか前屈で手が床に届きます、みたいなことは、股関節の健康からすればあまり重要ではないのです。

 

それよりも私が、最も大切だと感じているのは、股関節を介して皆さんの骨盤、背骨をしっかりと支えることが出来ているのかどうか。これこそが一生歩ける健康、そして、アスリートであればパフォーマンスの向上に繋がる股関節であると、考えています。股関節は骨盤を真下から支える唯一の関節ですからね。

 

そして、その際に活躍して欲しいのが、おしりエクボ体操でも注目している、お尻の奥の筋肉、インナーマッスルです。日常場面を想定して、上下、左右への刺激に、姿勢を保ってられるだけの力があれば、まずは十分です。つまりは、要求されるのは、バランスです。高齢者であれば転倒、骨折(→寝たきり)予防に繋がります。またアスリートであれば、怪我予防に貢献してくれます。

 

深部を活性化させ、股関節を本来の場所におさめ、エクボさえできれば、脚のアライメント(=骨の並び)も整います。骨がきちんと理想した配列をすれば、筋肉も自ずと正しく働くようになってきます。

 

普段の生活の中でも、歯を磨くとき、キッチンでお仕事をされているとき、テレビを観ている合間、会社の給湯室でも、または、本を読みながら、洗濯物を拾う際などを利用して、ぜひ繰り返し、レベルに合わせ実践してみて下さい。

 

前置きが長くなりましたが、来週火曜日午後2時40分〜どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)

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