【人工股関節】手術のタイミング

 

昨日はわざわざカナダからお越しいただきました。次回お会いするのは1年後ですがそれまでに解消されているか楽しみですね。マラソン復活が目標です。

 

「先生、皆さんはどのタイミングで手術を決断されているんですか?」

 と、質問を受けました。

 

最終的には皆さんご自身で決断されていますが、おそらく医療機関によってその理由は大きく異なると思われます。ここginzaplusで拝見する特徴をいくつか述べておきます。

 

 

 まずは、

 

 aタイプ

 

骨や軟骨の状態はそこまで悪くないにも関わらず、日々のエクササイズが続けられないケース。多忙を極める日常生活、仕事、家事・子育てなど。また、家族の理解が乏しいのも特徴。ご自身のケアの時間が確保できないまま、症状が停滞、あるいは、緩徐に悪化。手術はしたくない、けど、これまでの生活を変えるまでの勇気や覚悟がない。

 

 

bタイプ

 

不適切なケアを続けた結果、あるいは、長年かばってきた影響で関節の状態はもとより、動きの拙劣、筋力低下まで招いてしまったケース。エクササイズでがんばっていくよりも、手術したほうがより短期間に改善できる可能性がある。また、目標設定が高く、病気への理解が乏しいのも特徴です。

 

 

クリアカットには難しいですが、内面的な要素、環境要因を含め、手術か保存の分岐点になると思われます。ちなみに手元のデーターでは(まだ集計途中ですが)、2019年度人工関節に至ったケースの半数以上は「股関節唇損傷の手術後」のかたたちです。2009年以降未だ増え続けています。印象からはaとbが重なったケース。関節鏡手術への期待と現実、心理的な要因が大きく反映されているように思われます。

 

ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)

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