【臼蓋形成不全】変形性股関節症「初期」の保存療法の考え方

 

変形性股関節症の「初期」と「進行期や末期」の場合では、保存療法の進め方や考え方が異なります。

 

「初期」では、積極的に健常者並みの動きの獲得を目指すのに対して、「進行期や末期」では代償動作も上手に利用しながら、廃用症候群の予防、変形性股関節症特有の拘縮や脚長差などの発生を極力抑える、リスク管理も徹底していく必要があります。

 

さて、本日も症例紹介です。

ご相談頂いたのは50代の女性、変形性股関節症「初期」の方です。

 

【医療機関で診断された病名】

臼蓋形成不全、先天性股関節脱臼、ヘルニア

 

【解説】

ご相談内容です。

「大腿部に鈍痛があります。 昨年秋に椎間板ヘルニア、2016年12月に寛骨臼形成不全と診断されました。特に治療は受けておらず、週に2〜3回ジムに通っています。 医師には将来的に人工股関節の手術の可能性もあると言われました。」

幼少期から開脚動作が苦手、バレエのレッスンでも違和感を感じておりました。出産後も順調に経過していたものの、最近になって始めた趣味のカメラをきっかけに股関節痛を発症。しゃがんだり立ったりを繰り返している内に、股関節周囲に痛みを訴え、かかった先の医療機関ではレントゲン画像とMRIの結果から臼蓋形成不全、将来的には手術が必要と言い渡されました。ginzaplusで保存療法を開始してからは、速やかに痛みは解消、歩容も改善。再び自信を取り戻し、これまで通り趣味活動を再開できています。

 

【理学療法士コメント】

変形性股関節症の初期の場合では、多くの痛みは筋肉や筋膜の癒着に由来する事が多く、徒手療法が痛みの改善には期待できます。同時に考えなくてはならないのは、筋肉に問題が生じるからには、何か「動き方」にも問題があるはずです。「筋肉」と「動き方」、両面からアプローチする事で短期に症状の改善が可能になります。

特に痛みが現れる部位は、大腿四頭筋の一部でもある大腿直筋それと大腿筋膜張筋。この2箇所を丁寧に緩めて上げると、次第に痛みは緩和されてきます。そして、偏った荷重と小刻み歩行は、上記筋肉を刺激し股関節痛に直結します。ちょこちょこ歩きは、ストライドの大きな歩容へ改善させておく必要があります。軽症の場合ならおおよそ3〜6ヶ月が目安です。症状や運動の理解度によっても多少前後はあるものの、この期間に、痛みの部位の特定とその原因にまで及んだ施術が実践できれば、進行予防に繋がります。

 

【痛み】

「長時間歩くと左太もも前に痛みが出ます。」

 

【ginzaplusへの期待】

「手術は絶対にしたくない。」

 

【施術期間】

 計3回、約5ヶ月

 

【施術前・施術後 (クリックで動画に切り替わります)】

 

 

「公開講座」

■東京・湘南

 11月18日(土)午前10時〜12時15分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター湘南教室

■東京・新宿

 12月9日(土)午後12時30分〜14時45分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター新宿教室

■福岡・博多

 12月16日(土)午後13時〜15時

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター福岡教室

 

「出張施術」

■大阪 11月14日(火)〜16日(木)  10/1日よりホームページ上で予約受付開始します

■博多 12月13日(水)〜16日(土)    11/1日よりホームページ上で予約受付開始します

 

 

ginzaplus 佐藤正裕

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