【股関節唇損傷手術後】50代への保存療法の実践

 

先週末は、朝日カルチャーセンター主催の勉強会が開催されました。

 

 

横浜では初!の開催です。

これまで、姿勢や歩き方を中心に講座を担当させて頂きましたが、今回は基礎に立ち返り「骨盤ケア」をテーマに、股関節疾患からみた骨盤機能の重要性について触れさせて頂きました。嬉しい事に今回も満員御礼!いつも多くの方にご参加頂き、本当に感謝しております。理学療法士として知識が、皆さまの健康に貢献できるのは、何よりの喜びです。これだけ悩んでいる方がいらっしゃるのですから、こうした機会をもっと作らなくてはならないのと同時に、整形外科をはじめとした医療者関係者の方にも、この現実を知って頂く必要があると感じています。

次回は湘南教室での開催です。今回学んだトレーニングば、次回のテーマ「姿勢と歩行」で活かされます。

ぜひまたご参加下さい。よろしくお願い致します!

 

さて、本日も症例紹介です。

ご相談頂いたのは、50代の女性です。

 

【医療機関で診断された病名】

股関節唇損傷、臼蓋形成不全

 

【解説】

幼少期から座り方の癖があり、股関節の可動性には問題を抱えていました。それでも、学生時代はバスケットボール部に所属し、社会人になってからもスポーツは継続していました。最近になって突如眠れないほどの股関節痛に襲われ、3人の医師にかかったところ臼蓋形成不全による股関節唇損傷との診断。リハビリ(ストレッチや貧乏揺すり)も勧められましたが、改善が認められず、医師の勧めにより関節鏡視下術を行いました。しかしながら手術後1年経っても、股関節の不具合が解消されないどころか、好きだったバスケットボールへの復帰も果たせていません。更なる運動機能の向上を期待され、ginzaplusへご相談にみえました。

 

【理学療法士コメント】

10代や20代、若年者への股関節唇損傷に対する股関節鏡視下手術は、多くの良好な成績が報告されますが、40代以降ではその後の経過が思わしくありません。手術後、半年も経たないうちに変形性股関節症へと進行したり、痛みの増悪のため人工関節が避けられないケースなど、復職、趣味活動への参加が困難となるケースに度々直面します。股関節鏡による治療が盛んな欧米でも、特に、臼蓋形成不全を伴う股関節唇損傷例では、悪化例が多い事から注意が呼びかけられています。

日本人においては、特に気をつけておかなければならないのは、幼少期からの身体の使い方に問題がある場合です。

手術により損傷箇所を治したとしても、身体の使い方に問題があれば、やがて、別の箇所の痛みを引き起こします。あぐらがかけない、外股・内股歩きの癖がある、などの自覚症状があれば、たとえ、上記診断名が下っても、痛みの真の原因は他にあると考えるべきでしょう。本来の、根本的な問題を先送りにし、いくら治療を施しても、運動強度が増せば、他の箇所へ負担を招き、再び新たなる痛みを生じさせるのです。

股関節唇損傷の手術を受け、約1年。

念願だったバスケットボールへの復帰も果たし、2.5キロのランニングも再開できるまでに回復されています。しかしながら、後遺症による可動域制限が今も尚残るため、今後も定期的なメンテナンスが望まれます。

 

【痛み】

「開脚、座位になる途中、床からの立ち上がり、横向きの寝る姿勢。」

 

【ginzaplusへの期待】

「痛みの改善。もう少しスポーツが思いっきりできるように。」

 

【施術期間】

 計7回、約7ヶ月

 

【施術前・施術後 (クリックで動画に切り替わります)】

 

 

「公開講座」

■東京・湘南

 11月18日(土)午前10時〜12時15分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター湘南教室

■東京・新宿

 12月9日(土)午後12時30分〜14時45分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター新宿教室

■福岡・博多

 12月16日(土)時間未定

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター福岡教室

 

「出張施術」

■大阪 9月12日(火)〜16日(土)  8/1日よりホームページ上で予約受付開始します

■博多 9月27日(水)〜30日(土)  8/1日よりホームページ上で予約受付開始します

 

 

ginzaplus 佐藤正裕

にほんブログ村 病気ブログ 股関節症・股関節脱臼へ

コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL