【臼蓋形成不全】10代への保存療法の実践

 

一昨日はミュージカルにご招待頂きました。

いよいよginzaplusも新たな活動がスタートしそうです。

理学療法士の役割とは、保存療法への認識を、少しずつでも広められたらなぁと考えております。

そして、本日から札幌です。週末までみっちり施術を行います。

 

さて、症例紹介です。

担当させて頂いたのは、10代の小学生です。

 

【医療機関で診断された病名】

臼蓋形成不全

 

【解説】

出産時にトラブルはなく、保育園に入った頃から内股歩きが気になっていました。小学生に入ると転倒機会も多くなり、ご両親は心配なり医療機関を受診しましたが、当時の医師は「そのうち治る。」と一言。その後、野球部に入りましたが、足首を捻挫したのをきっかけに股関節痛を発症。改めて医療機関を受診すると、今度は臼蓋形成不全を診断され、ご相談にみえました。

 

【理学療法士コメント】

変形性関節症の国際会議でも提唱されるように骨の形態異常、臼蓋形成不全が単独で変形性股関節症を発症する事はありません。何らかのリスクが伴う事で、股関節症を発症させるのです。

そのひとつが、内股歩行です。成人になって変形性股関節症を診断される多くに、日本では、内股歩行が目立ちます。幼少期からの歩き癖が臼蓋形成不全を招き、変形性股関節症を発症させるとも考えられます。

内股歩行では、踵からの接地が乏しくなります。ペタペタとぼとぼ歩きとなると、歩幅は狭くなり、股関節周囲の筋肉は痩せて衰えます。そのため、今回のケースのように捻挫や何かトラブルがあった際には、股関節で対処し切れず、痛みを放つのです。内股歩きは、股関節にとっては不利に働きます。お尻の筋肉の活動を鈍らせるだけではなく、不適切な関節運動まで引き起こします。親御さんは注意深く観察し、小さい頃から歩き方が気になれば、必要に応じて適時指導を仰ぐ事をお勧めします。

レントゲン画像をご覧頂ければお分かりのように、臼蓋形成不全を診断されていますが、まだ10代ですから成長段階にある事が理解されます。この数年で正常股関節に変化する事も十分に考えられます。しかしながら、内股歩行は変形性股関節症を予兆する重要なリスク因子です。子供頃からの予防への意識が、将来大人になってからの変形性股関節症を未然に防ぐ事に繋がります。

 

【痛み】

「腰と付け根に痛みが出る。」

 

【ginzaplusへの期待】

「また野球ができるようになりたい。」

 

【施術期間】

 計1回

 

【施術前・施術後 (クリックで動画に切り替わります)】

 

 

 

「公開講座」

■神奈川・横浜

 9月9日(土)午前10時30分〜12時 

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター横浜教室

■東京・湘南

 11月18日(土)午前10時〜12時15分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター湘南教室

■東京・新宿

 12月9日(土)午後12時30分〜14時45分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター新宿教室

■福岡・博多

 12月16日(土)時間未定

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター福岡教室

 

「出張施術」

■札幌 7月26日(水)〜29(土)     6/1日よりホームページ上で予約受付開始します

■大阪 9月12日(火)〜16日(土)  8/1日よりホームページ上で予約受付開始します

■博多 9月27日(水)〜30日(土)  8/1日よりホームページ上で予約受付開始します

 

 

ginzaplus 佐藤正裕

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