【変形性股関節症】「手術後」リハビリの効果

 

先週末は新宿の朝日カルチャーセンターで公開講座が開催されました。

今回も満席御礼です。毎回ありがとうございます!

10代のお子さんや男性も多く、

ご質問の内容もFAIや股関節唇損傷などが半数を占め、最近の風潮を感じておりました。

 

年内は、横浜、湘南、新宿、そして福岡でも開催が予定されております。

手術に至る前、また手術後であっても、人生を変えるきっかけになるかも知れません。

保存療法に少しでも興味がございましたら、ぜひご活用下さい。

 

さて、本日も症例紹介です。

 

ご相談頂いたのは50代の女性です。

人工股関節の手術後に不調を訴え、ご相談にみえました。

 

【医療機関で診断された病名】

変形性股関節症

 

【解説】

先天性股関節脱臼の既往があり、中学生時代には既に痛の訴えがあり、症状に波がありながらも介護のお仕事を続けていました。次第に、痛みの訴えが強りテレビで紹介されていた医療機関を受診、即手術の決断をされました。「◯月△日に左足を人工股関節にしました。術後2ヶ月が過ぎました。1ヶ月過ぎには痛みもなく杖も使わず順調だったのですが、その後歩き過ぎて術足の膝とすねが痛みます。 もともと左足は2センチ程短かったのですが、術後逆に長くなってしまい歩きにくく辛いです。」手術後のリハビリ期間は10日間。当初は、杖なしで歩けていたものの、杖がなくては歩けないまでに悪化し、手術を受けた病院は遠方でリハビリ指導を受けられないため、直接ginzaplusへご相談にみえました。

 

【理学療法士コメント】

人工股関節の手術後では、本来は順調に回復していくはずが、回復曲線に乗れない方たちが少なからずいらっしゃいます。

その原因のひとつが脚長差、脚の長さの差の問題です。

術者はできるだけ配慮し、脚の長さを整えるように手術を行いますが、手術中の肢位や技量の影響により患者様個人間に差が現れる事があります。脚長差が生じると、歩き方に乱れが生じ、多関節へも影響を及ぼします。場合によっては、反対側の股関節にも痛みを併発させ、更なる手術を迫られる事さえあります。海外ではその後のQOL低下に直結する事から医療裁判にもなる重要事項です。

さて、脚長差が生じてしまった場合、気を付けるべきは以下の2点です。

「歩き方の調整」、それと「インソールの着用」です。通常2センチ以内の脚長差であれば、歩き方を整えるだけで改善は望めます。しかし、それ以上ともなるとインソールの併用も考える必要があります。但し、基本的な順序としては、歩きを整える事が優先です。間違った荷重の仕方で補高だけを行えば、かえってバランスを崩し、拘縮を招いたり、極端な筋力低下を生じさせ、症状を悪化させる恐れがあります。正しい荷重感覚を学習しながら、最終的に足りない要素をインソールに頼るようにしましょう。

近年、入院期間の短縮から十分なケアが行き届かず、退院後も不具合を抱えながら生活せざるを得ない方が増えています。本来ならば、順調に回復するはずも、こうした問題を先送りにすると、杖が外せない、跛行が一向に改善されないどころか、反対側の股関節にまで痛みが現れます。手術後に不調を訴えたならば、できるだけ早く、専門家の指導を受ける事をお勧めします。

 

【痛み】

「歩き過ぎると左スネ、膝あたりが痛む。」

 

【ginzaplusへの期待】

「痛みを取りたい。歩き方を治したい。」

 

【施術期間】

 計7回、約10ヶ月

 

【施術前・施術後 (クリックで動画に切り替わります)】

 

 

今後の「公開講座」の予定です。

 

■神奈川・横浜

 9月9日(土)午前10時30分〜12時 

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター横浜教室

■東京・湘南

 11月18日(土)午前10時〜12時15分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター湘南教室

■東京・新宿

 12月9日(土)午後12時30分〜14時45分

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター新宿教室

■福岡・博多

 12月16日(土)時間未定

 申し込み受付先:朝日カルチャーセンター福岡教室

 

ginzaplus 佐藤正裕

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