【臼蓋形成不全】歩きのどの場面に問題があるのか

 

久々の投稿です。

新幹線の車内で書いています。

 

仙台の皆さま、ごめんなさい。。。

2年振の仙台出張となってしまいました。

明日明後日はみっちり身になるご指導をさせていただきます。

どうぞよろしくお願い致します!

 

さて、

「歩行」に関して気になることがありましたので、

簡単に記しておきましょうね。

 

私の経験から、

臼蓋形成不全の方にとって「歩き」は非常に大切です。

一生未手術で過ごせるかどうか、また見栄えにも影響すします。

 

取り組めるときに取り組んでおかないと、

やがて治すのも難しくなります。

ショーウィンドーに映る姿に残念がる前に、

挑戦してみましょう。

 

横からの歩きの様子を切り取ってみました。

before&after、

指導前後の様子が分かりますでしょうか。

 

明らかに荷重において問題があるのが確認されます。

 

 

例えば、15分は歩けるけど30分では再び痛みが出る。

当初の痛みは楽にはなったけど、まだ長距離には自信がない。

股関節には痛みはなくなったが、今度は膝や腰に痛みが出る。

 

これらの問題の多くは「荷重の仕方」に問題があります。

 

臼蓋形成不全の方にとっては、

距離を重ねて到達できるものではなく、

「歩き方」とはいわばテクニック。

 

少しでも興味があれば、

ぜひ一度専門家の指導を受けておきましょう。

 

もう間もなく仙台到着です〜

 

ginzaplus 佐藤正裕

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【臼蓋形成不全】50代女性 手術を踏み止まらせたのは看護師のひと言



12月1日より来年の予約受付が開始されます。
1月13日〜は、大阪での出張施術も予定されております。
継続中の方、はじめての方でも、
保存療法へご興味がございましたら、ぜひ一度ご相談下さい。


さて、股関節痛治療における、
理学療法士の役割とは、一体、何でしょうか。


電話相談も毎回のように尋ねられるのは、
「理学療法士とは?」、次いで「保存療法とは何でしょうか?」、
こうした質問です。


ウエブサイトでも
できるだけ分かりやすくまとめたつもりではおりますが、
国民の認識、
理学療法士や保存療法への認知度はまだまだ薄いようです。


股関節治療における理学療法士の役割とは、
一般に、手術後のリハビリとしてのイメージが根強いようですが、
時代は変わりつつあります。


股関節痛への治療も、
関節鏡による新しい手術が導入されたり、
人工関節においては機材も治療治術も格段に進歩し、
医療経済的にも最少侵襲、短期入院が奨励されはじめています。


また2005年以降、
アメリカやイギリスなど
世界の変形性関節症の診療ガイドラインでは変革が起きています。
手術ではなく、保存療法を初期治療に掲げているのです。


しかし問題は、我々多くの日本の理学療法士は、
こうした世界の動きに気が付いていないことです。
今も病院を頼り手術後の役割に専念します。
しかし、時代は動き続けています。
世界の関心は手術前、「手術を未然に防ぐため」の取り組みに
シフトしているのです。


情報に敏感に、瞬時に行動を移せなければ、
日本の理学療法士も、国民の信頼を勝ち取るどころか、
業界内でも取り残されることになります。


もっともっと積極的に、困っている方たち、患者さまの前で、
その存在意義をアピールしていく必要があるではないでしょうか。


先日お越し下さった方の手術を踏み止まらせたのは、
何と、診察を一部始終ご覧になられた、看護師さんのひと言でした。


診察も終えられ、
手術を決意された矢先に受付窓口で、
「今日くらいの調子だったら、まだ早いんじゃない。
まだやらなくても良いわよ。」とのアドバイス。


早速、自宅に帰り、インターネットで検索しはじめたところ、
ginzaplusがヒットしご相談にみえました。


初回時の様子です。




確かに、典型的な歩容ですが、杖がなくても歩けるレベルです。


歩き方は一見悪そうですが、股関節の動きも良く、
比較的筋力も保たれています。
短期に改善が期待できるケースです。


2週間後です。



若干の痛みは残存するものの
一回の施術でかなり改善されています。


いつも思うのは、
医師の診察の傍ら10分でも良いので、
理学療法士に評価と治療が任されたならば、
きっと即座に痛みや歩容が改善される方は大勢いらっしゃるでしょう。


ただ日本の医療現場では、それを認めては下されないかも知れません。

手術を減らすこと=患者さまの喜びではあっても、
手術により恩恵を受ける産業にも影響を及ぼします。
ここが最大のネックです。。。


同じように問題意識を抱えている方はいらっしゃるはずです。


皆さまからの経験は非常に貴重です。
しっかり記録に留め、
今後も発信し続けたい、と考えております。



ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)
お問い合わせご予約 
☎︎03-6228-6058 ※6月1日より変更になりました
ホームページ http://ginzaplus.com/jp/

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【臼蓋形成不全】「あの時の痛みは何だったんだろう」



理学療法士という仕事の魅力は、
新たな人生のスタートに寄り添えることです。


ginzaplusでは、
全国の病院で手術しか治す方法がない、と宣告された方たちが、
藁をもすがる思いでお越しになられ、
保存療法をコツコツ続けることで、
これまで通りに仕事やスポーツを再開し、社会復帰を果たしています。


症状によっては、
2年、3年かかる場合もあります。
状態によっては、
手術の方がより短期に目標を達成できる場合もあります。


ただ、手術はあくまでも最終手段です。


手術を否定するのではなく、
実際に私がここで拝見するのは、
手術をしても行動制限を課せられたり、
これまで続けていた趣味やスポーツを諦め、
将来への不安と心配から
満足のいく生活が送れていない方たちです。


股関節痛への治療には、
メスを入れるような手術療法だけではなく、
保存療法、メスを使わない方法があることも、
知っていただきたい、と思っております。


さて、今年3月に御会いした40代の女性です。


股関節痛を抱え、
2つの病院で臼蓋形成不全、変形性股関節症との診断を受けました。


「痛みの改善には手術しか方法がない」
と告げられ、落胆した表情でご相談にお越しになられました。


週一回のプールでのウォーキング30分、
理学療法士によるリハビリ20分、
接骨院でのほぐし10分など
様々経験されましたが、
満足のいくような成果は得られませんでした。


同時の様子です。





痛み止めを欠かさず飲み続けた結果から、
動くことへの恐怖が先立ち、杖を使用した経緯もあり、
施術後も痛みの訴えが強く、まともに歩けずにいます。


初回時の印象からは、
メンタルへの影響が強いことから動くことへの理解が乏しく、
運動指導のみならず、
精神的なサポートと伴に
長期的なフォローが必要であると感じられました。


保存療法を継続し6回目、半年後の様子です。




「あの痛みはなんだったんだろう」と仰る程すっかり痛みは消失し、
直近の医師の診察でも
「いくら(軟骨の隙間が)狭くなっても、
痛くなければ手術は必要ない。」、
と安心のコメント。


(当時を知る私にとっては)
現在はまるで別人のように明るく前向きになられ、
地域の体操教室などにも通いながら、

更に活動の場を広げていらっしゃいます。


当初は、複数の病院で手術しか方法がないといわれ、
更にインターネットを読み漁り、
相当なショックを受けていらっしゃるようでした。


ネット上には、変形性股関節症といえば、
マイナスイメージの情報が多く、
明るい話題は少ないですから無理もありませんね。


ただ、股関節痛の原因とは、
整形外科的で扱われるような関節の構造上の異常以外にも
「生活習慣」とも密接に関わっています。


この方が最後に仰っていた、
「私の場合、痛みがあっても、
動き方さえ間違わなければ、動いて良いんだ。」
のように、
誤って、極端な安静を強いることで、
治るはずの痛みも治りにくくさせている場合があります。


問題なのは、“どう動くか”です。


これまでの生活動作を見直し、
正しく負担なく動くことで、
余計な筋力低下や可動域制限を引き起こさず、
徐々に回復していくものです。


誰にだって、いかなる症状であっても、
保存療法で克服できる可能性があります。


現在の症状や治療方針に疑問があれば、
ぜひ一度、理学療法士のもとへもご相談下さい。


ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)
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☎︎03-6228-6058 ※6月1日より変更になりました
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【臼蓋形成不全】骨切り手術(RAOとCPO)のリスク



スーパードクター、
世界が認める脳外科医の福島先生のもとへは、
毎日20〜30通の相談メールが寄せられるそうです。


私のところへは半数以下、
それでも今週は
アメリカやヨーロッパ、中国からも
問い合わせのメールが届いております。
何とか困っている方のために力になって差し上げたいですね。


さて、今日は骨切り手術のリスクに関してお伝えします。
まずは骨切り手術とは、どういった手術かご存知でしょうか。


臼蓋形成不全のような屋根の浅い状態に対し、
新たに屋根をこしらえる手術のことで、
日本ではRAOとCPOといわれる手術が代表例です。
※詳しくはホームページでもご紹介しております。


RAOは比較的全国の主要医療機関で行われますが、
CPOに関してはある程度病院が絞り込まれます。
九州方面で人気が高く、
関東でもいくつかの大学病院で行われます。


リハビリ的な視点に立った場合、
両者の大きな違いはいったい何でしょうか。


そのひとつは、筋肉への影響です。


RAOでは後ろや横から大きく広範囲にメスを入れるの対して、
CPOでは前側から、
股関節前面に付着する少数の筋肉しか切りません。
そのため一般的に、
リハビリ期間が短く済むとも考えられています。


しかし難渋するケースも多く、
骨切り術とは、筋肉だけではなく一旦骨をも切断するため、
いずれの手術方法であっても、それなりの覚悟が必要でしょう。


年に一回開催される、股関節の専門医療者を集めた学術集会では、
骨切り手術とはtime saving、
つまり、“人工関節までの繋ぎ”と捉えられます。
また、その後遺症として、
症状の進行を招くリスクも懸念されています。


ひとつ、
手術を考えるにあたって考慮しなければならないのは、
その「年齢」です。


筋肉や骨を切ったり刻んだりする手術では、
やはり10代や20代、年齢が若い方が成績は良好です。


年齢を重ねた40代以降では、徐々にその後のリスクが高まります。


こちらの女性は40代でRAOを経験されましたが、
術後一年も経たないうちに、脚の長さに差がみられ、
杖を手放せない生活が余儀なくされています。





画像上にも、
明らかに左右異なる形をした股関節が映し出され、
手術をした側は進行しているのがわかります。


ちなみに、
こちらは下のレントゲン写真は手術前。
綺麗な股関節ですね。





そして、
こちらは40代でCPOを経験されましたが、
手術後5年も経たないうちに、進行しはじめています。





骨盤は歪み、軟骨の隙間も狭くなっています。
ここまで悪化すると、次に心配されるのは、
これまで健康であったはずの反対側の股関節の状況です。
早めに痛みをとり、反対側への負担を減らしてあげないと、
将来的には両側の(再)手術が心配されます。





ちなみに、
こちらも手術前の股関節画像ですが、
年齢相応の変化を示しています。
既に少し進行しているようにもみえますので、
こうした状況においては骨切り手術はある意味チャレンジ、
医学的には“適応外”とも報告されます。


皆さまの中にも、
手術後のリスクが明確に伝えられずに、
手術を決断された方もいらっしゃるかも知れません。


RAO、CPOともに、
日本人の先生ならではの巧みな手術療法です。
ですが、やはりその適応を見極めないと、リスクと隣り合わせです。


前回のブログでもお伝えしましたように、
保存療法も決して万能ではありません。
“自己流の保存療法”で進めてしまった結果、
手術が避けられない事態を招くことさえあります。


大切だと感じるのは、手術療法と保存療法、
それぞれのメリット・デメリットが明確に提示され、
その中から皆さまの意思に基づいて、治療選択されることです。


世界の標準的な診療ガイドラインに基づいた治療を
ただただ実践すべきでしょう。
手術の前には必ず保存療法です。
それが世界が推奨する股関節治療の基本的理念だからです。



ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)
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☎︎03-6228-6058 ※6月1日より変更になりました
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【臼蓋形成不全】股関節唇損傷も年齢に影響する?



一昨日夜、
FacebookとTwitterを通じてご案内させて頂きましたが、
ginzaplusは今年6月に移転致します。
これまでの銀座7丁目から4丁目へ場所を移し、
新たなスタートを迎えます。


日本における保存療法の普及と発展、
医療保険ではカバーし切れない細やかで丁寧なケアを目指し、
理学療法士としてできることを、
これまで以上に尽くしてまいりたい、と思っております。


変形性股関節症、股関節痛への理解を深めるための勉強会、
歩行教室や体操教室、患者さま同士の情報交換の場など、
様々なイベントも、今後計画しております。


未手術を望む方にとってはもちろん、
また手術後、再手術や反対側への負担を極力避けたい、
とお望みの方にとっても、
理想的な保存療法を実践頂けます。


場所は、三越や松屋デパートの真裏に位置します。
アクセスも非常に便利になります。
初めての方、そして、遠方からお越し下さる方にとっても、
分かりやす場所を選びました。


今度はビルのワンフロアーです。
これまでのマンションの一室という閉塞感からも一歩脱却し、
よりオープンな環境で、保存療法に取り組んで頂けます。


手術以外にも、
保存療法という介入手段があることを
もっと多くの人に知って頂きたい。


また、膝痛、腰痛だけではなく、
股関節にも痛みが生じる可能性があることを、
一般の人へも知って頂く、
良い機会になれば、と考えております。


詳細につきましては、
別途ホームページにて近日中にご案内致します。
今後ともginzaplusをどうぞ宜しくお願い致します。
※5月中はこれまでの銀座7丁目で施術を行います。


さて、今日はあと一日名古屋で施術を行い、
明日には東京へ戻ります。


今回の名古屋でも、
様々な股関節疾患を抱える方に御会いしております。
中でも多いのは、「股関節唇損傷」。
今回は中学生、20代のアスリート、
鍼灸や病院の内科の先生まで、
あらゆる年齢層、職種の方にお越し頂きました。


股関節唇損傷とはそれ自体、
実は、我々医療者が断言できるほど、
分かっていることは少ないのです。


最近になって日本人における病態、治療後のデータが集められ、
その定義や手術対象が明らかになりつつあります。


例えば、
日本人に多いとされる臼蓋形成不全では、
関節唇損傷が避けられないとも言われています。
骨の浅さを、関節唇がその役割を果たすためです。
どうしても、ストレスが加わり易いのです。


これまでも関節唇損傷を縫合すれば、変形性股関節症は防げる、
との仮説のもと、
度重なる手術が繰り返されてきましたが、
早期に人工関節を余儀なくされ、
痛みの改善はおろか、歩く機能まで奪われます。


また、加齢に伴う股関節唇損傷が存在することは、
ご存知でしょうか。


股関節唇損傷の典型例とは、
若年層を中心とした特殊なスポーツに限られる傾向が見受けられます。
ところが今日本では、
40代以降の、一般の主婦の方にまで、
股関節痛を訴えれば、上記診断名が下されてしまっています。


今日は改めて、
その治療への考え方、
また、病態の特徴について、
簡単ではございますが、述べさせて頂きます。


リスクの少ない治療法が優先されます



まず、このブログでも再三に渡り話題に取り上げておりますように、
たとえ、股関節唇損傷を診断を受けても、
直ぐには手術療法に踏みきらず、
「保存療法」を選択することが大切です。


その理由は上記に記した通り、
股関節唇損傷自体も、未だ未解明な部分が多く、
手術をしても、
悪化する例も多くいらっしゃるからです。


そうした事実を踏まえ、
世界の標準的な診療ガイドラインでは、
股関節痛を抱えても、
たとえ、診断が下っても、
最低3ヶ月〜半年は、保存療法を実践すべきと推奨しています。


一般的な、治療の進め方は以下の通りです。




股関節疾患関連の診断が下ったとしても、
とにかく短期間の保存療法が必要であり、
それでも改善しない場合のみ手術が検討されます。


それが今日本では、
十分な保存療法も実践されないまま、
手術の必要性を迫られたり、
今しないと歩けなくなる、などの表現が聞かれたり、
予防的に、と大胆な手術をアドバイスされるようです。


保存療法の存在すら教えてもらえない、
これは、非常に大きな問題だと感じています。
世界基準が日本では通用しない、
それは、日本独自の医療システムにも問題があるのかも知れません。


指し示した図のように、
手術が検討されるのは、最後の最後です。


あらゆる手段を尽くし、
それでも改善が難しいと判断された場合のみ、
手術が治療の選択肢に上がります。


やはり整形外科とは、一般に手術を得意とするため、
手術以外の方法で解決を見出そうとする傾向が非常に低いです。


こうした“医療のからくり”をも理解した上で、
患者さまには、ぜひ後悔のない、
十分な情報収集の上で、
ご自身が心から望む治療手段へと歩まれることを、
期待しています。


股関節唇損傷は加齢でも生じる


今、股関節唇損傷との診断名を抱え、
ご相談にお越し頂く最も多い年齢層とは、
50〜70代の方たちです。
少し前までは、
20代や30代の方が多かったのですが、
傾向は若干逆転しつつあるようです。


既に手術に踏み切られた方では、
「私は実験台だったのかしら」とうなだれて
経過をお話しされます。


もともと杖等必要でなかった方たちが
歩くこともできず、痛みは改善されず、
リハビリも行われない。
一部の医療者の心ない行為により、
この手術へのイメージを悪化させます。


下の英文には、
加齢に伴う股関節唇損傷に関する研究報告が、
記されています。





48歳〜102歳の解剖調査では、
93%に股関節唇損傷が生じています。


別の調査、61歳〜98歳を対象では、
96%に股関節唇損傷が存在することが分かっています。


また股関節痛を抱えている方でも、
2人にひとりは、
股関節唇損傷が生じるともいわれるています。


こうした背景を踏まえてみても、
40代以降では誰にだって股関節唇損傷は起こり得る可能性があり、
症状を訴えるからといって画像を撮り、
それら全てを、
手術対象とみなすべきかどうかはまた別問題です。


趣味や日常生活動作で生じた股関節痛、
たとえ、股関節唇損傷との診断が下っても、
私の経験から申し上げれば、まず、手術の必要性は否定できます。


ただ、
正しい病態についての説明もなく、
適切な治療の手段も提供されないまま、
インターネットの情報のまま、ご自身の勝手な判断でかばい、
損傷を恐れて大事にし過ぎると、
動かさないことによる二次的な痛みに見舞われます。


短期の内に改善されるはずであった痛みも、
誤った理解や運動学習から
抜け出せなくなっている光景をしばしば目にします。


身体的な状況は軽かったにも関わらず、
精神的なブレーキが本来の活動を奪い、
症状をこじらせ、
痛みの克服に、不利な状況へと追い込まれています。


股関節唇損傷にも加齢の影響があること、
自然現象で起こる可能性があることも、
忘れないでいただきた、と思っております。


まとめ


最近急増する股関節唇損傷を
簡単ではございますが、まとめてみました。


まずは、皆さまにお伝えしなければならいのは、
医療者が断言するほど、
この病態自体、まだまだ分かっていないことが多いことです。


日本でも、医療者の意見は真っ二つに分かれます。
メスを入れることを無駄だ、
とハッキリ明言する専門家もいらっしゃいます。


そのため、
股関節唇損傷との診断でも、
ぜひ3ヶ月〜半年の保存療法に挑戦してみて下さい。


日本人では、臼蓋形成不全が多いため、
股関節唇損傷は避けられず、
同様に、加齢に伴う股関節唇損傷も存在します。


ご自身が置かれている状況をより詳しく説明してもらいたい、
痛みの克服に、より専門的な個別の指導を受けたい、
ご希望がございましたら、いつでもご相談下さい。


ginzaplus 佐藤正裕(理学療法士)
お問い合わせご予約 ☎︎03-6252-9070
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