人工股関節手術後経過と痛み

 
よつばのクローバー
おはようございます!


人工股関節の手術を選択する際、
大切なのは、その後のリハビリです。


今は、短期入院、早期社会復帰を掲げ、
アメリカ的な流れが日本の医療にも流れ込んでまいりましたが、
手術後であっても、その後の生活の仕方やリハビリはとても重要です。


今日ご紹介しますのは、カナダでの報告です。
手術後2年後と5〜7年後の「日常生活動作と痛み」との関連について
232人の人工股関節術後患者さん対象にした追跡調査が行われいます。


Iris M.R. Weller.Physical activity and pain following total hip arthroplasty.
Physiotherapy; vol 93, Issue1, March 2007, Pages 23-29


この報告によると、
手術後年数が経つにつれ、
痛みを訴える割合が増えてくるのが分かります。



例えば、術後2年では痛みを感じることが少なかった
股関節を曲げるような運動、(靴下を履いたり、爪を切ったりなど)
荷物の持ち上げ動作、歩行などでは、
術後5〜7年も経過すると、痛みを訴え始めています。


この報告では、
痛みの部位にまでは詳細に聞き取りがされていませんが、
おそらく、
股関節以外の部位にも痛みが生じているのでは…と予測しています。


手術前の経過にもよりますが、
こちらで拝見している限り、
手術直後は、術前にあったような
股関節部の激しい痛みは解消されているケースが多いように感じます。


あと大切なことは、
この報告でも指摘されているように、
その後の良い状態を維持し続けることです。


そのためには、
人工股関節に対する正しい理解
日々のケアが大切になってくるように思われます。


手術後、痛みがなくなると結構動いてしまうんです。
ただ、これまで股関節痛を抱えていた“長い歴史”を振り返ると、
いきなり活動量が増すのは、他の関節への負担も心配です。


まずは基本動作から着実に、
股関節にとってやさしい、
安全な動き方をマスターすることが必要のように思われます。







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こちらから…


■「12月大阪出張セラピー」
  多数のお申し込みをいただきまして、ありがとうございました。
 募集は締め切らせていただきました。

  
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癖を治す!?

 
よつばのクローバー
おはようございます!


今日は午前中、
お二人の方を担当させていただいた後、
羽田へ直行し鹿児島へ飛びます。

明日から開催されます「第38回股関節学会」に出席してきます。
昨年は内視鏡よる手術、
今年は人工関節の話題が中心のようです。
かつての自骨の手術から次第に人工関節術が台頭し始め、
最近では若い方の手術件数が増えてきましたね。

学会では、
人工関節の耐久年数に関する
最新の知見にはしっかり耳を傾けてくる予定です。



さて、
手術後であっても、未手術であっても
股関節痛を経験された方は皆さん、動きに“癖”があります。


癖の中にも、良い癖と悪い癖があります。


股関節痛を引き起こすような悪い癖が存在する場合には、
修正する価値がありそうです。


例えば、歩くときには、

常につま先を内側に向けている。
膝を曲げて体重を乗せている。
左右の歩幅が異なる。


立ったときには、


※掲載のご承諾をいただいております。

いつも腰を反らしている。


こうした癖は、
意外とご自身では気が付いていないことが多いようです。
ショーウインドーや影に写る自分の姿、歩き格好をみて、
ハッとされた方もいらっしゃるかも知れません。


ご自身が抱えている癖の中で、
どういった運動が股関節痛を引き起こすのか・・・。


こうした運動や動作を理解し、
日常生活の中でコントロールできるようになってくると(=保存療法)、
痛みは生じにくくなるものなのです。


癖は、全てを改善する必要はありません。
健常者と同様な歩行を目指す必要もありません。


ただ、それにより長年継続することで、
可動域に制限が生じたり、
筋力低下を招く恐れがあると予測されたときには、
コマ目に修正をかけながら、
負担のない運動を新たに身体に馴染ませていくことも必要です。


一般的に変形性股関節症とは「進行性」と定義付けられ、
次第に股関節機能が衰えていくように解釈されますが、
進行を未然に防ぐような策を講じ、努力をすることで、
痛み・日常生活が改善される可能性はあるのです!


まずは、
ご自身の何気ない癖の特徴を理解することから始めましょう!








よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!


ホームページは
こちらから…


■「股関節セミナー 2011秋」
 多数のご応募ありがとうございました。
 定員に達しましたので、一旦募集を締め切らせていただきました。


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股関節痛の改善は日常動作から!!

   
 よつばのクローバー
おはようございます!


お知らせを一つ…。

今月8月21日(日)に大阪に行きます。
今回は手術の立ち合いを含めた二日間の滞在となりますが、
施術も行います。
今のところ21日(日)の午後6時に一枠、空きがございます。
もしご希望の方がいらっしゃいましたら、
こちらからご連絡をお願い致します。




さて、本題です。


股関節の痛みを繰り返さないためには、
まずはじめに着手いただきたいのは、日常生活動作の見直しです。
股関節に対して負担になる動きや運動を
ひとつずつ削っていくことが、
痛みを改善させるための秘訣だと、私は考えています。


その中心となるのが、立ち姿勢や歩き方…。
更には、症状によっては、
寝返りの仕方や座り方、立ち上がり動作方法まで必要があれば、
修正していく必要があるでしょう。


皆さんの腰かけ動作にも
何か負担になる要素が潜んでいるかも知れません。



勢い良くドーンッと腰を降ろしてしまっては、
股関節に限らず、腰や他の関節へも影響も心配されます。
股関節まわりの筋肉を上手く、タイミング良く使える絶好のチャンスです。
一日に何十回と繰り返される運動ですから、
丁寧にゆっくりと行っていただきたいですね。


細かなことですが、
こちらで様々な症状を抱えた方を拝見していますと、
こういう場面でしっかりと両脚の太ももの筋肉が使えている人と、
使えていない人では、
長年の経過の中では明らかな力の差が生まれてきます。


日々何気なく繰り返してきた動作を
改めて見つめ直していただきたいですね!






☆2011年9末日までのご予約状況はこちらから確認いただけます。
  10月の予定は来月1日に公開致します。 


☆9月の「大阪出張セラピー」は、現在若干の空きがございます。


   







よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!






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偏った使い方していませんか!?


よつばのクローバー
おはようございます!


股関節の使い方、使われ方。


病前、痛みを感じる以前の生活における
股関節の使い方が、
現在抱える股関節痛と深く関わりがあると考えています。


身体が元々柔らかい、かたい…
柔軟性、条件が異なっても、
できるだけバランスよく股関節を使いたいものです。


文化的に日本では、
座るときは、きちっと膝を揃え腰をかけ、
女性があぐら(胡坐)をかくこと自体、
あまり良しとされない風潮があります。


このような仕草に、
日本人の奥ゆかしさがあり、Beutyがあるのでしょう。


しかし、一歩外に出て、諸外国に目を向けると、
自由な風土も存在するのです。





姿勢や状況に合わせて、
股関節にストレスなく、自由に動かせる生活環境。
こんな環境の違いが、
日本人に臼蓋形成不全患者さんを多くもたらすのかも知れません。


考え始めればキリがありませんが、
皆さんの身体の使い方の歴史を紐解き、
深く探求することで、
こういった文化的な背景にも
痛みの発生を予感させる要因があるように思えます。


既に広がりつつヨガやピラティスなどのボディワークに期待したいのは、
こういった股関節の動きの偏りを減らすこと




一日一回は瞑想、Meditationの時間を作る!
普段制限してきた仕草、心からの解放。
こういった習慣が、心身の閉ざさされた環境からの発散、
股関節痛の発生を予防させるのではないでしょうか!?


変形性股関節症を少なくするために、日常ケアプログラムを考案中…。
近い将来ご紹介させていただきますね。




☆大阪出張セラピーの募集を開始致しました!
 日時:H23.5.27(金)~29(日)
 場所:JR大阪駅徒歩0分
 空き状況、詳細につきましては、メール・お電話にてご確認下さい。  
  


☆2011年5月末日までのご予約状況は
こちらから確認いただけます。
  6月の予定は、来月5月1日にアップ致します! 









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日常の生活を見直すところから…
股関節痛、筋肉のコリを作らないために 

やっぱり、重い荷物は持っちゃダメ??

 
  よつばのクローバー
おはようございます!


この世の中。
今はどの仕事でもそうだとは思いますが、
ここでの仕事もまた体力勝負。
ピンチヒッターはいないので(今のところ…)、全ては自己管理、
心身の状態を常に一定に保っておくことが、
長く続けるための秘訣だと思っています。

普段心掛けているのは、仕事のときのonと休みのときのoffの時間。
子供と遊んでいる時は、最もリラックスできるoff時間ですね。
先日、我が家のちゃんが4歳の誕生日を迎えました。



そんな息子と最近はよく公園へ出かけます。
やることは決まって、
ピータンパン役のちゃんをワニ役の私が追いかける、鬼ごっこ。
4歳にもなったので、“色鬼”や“高鬼”など教えたいところですが、
まだ無理かなぁ。
私にとっては貴重なoff時間。
もう暫くは、“ピーターパンごっこ”を楽しもうと思います(^O^)




さて、今日は日常動作についてワンポイント!


「重いものは持たない」
「荷物を持つのは避ける」

股関節関連の本には、禁止事項として、必ず触れられていますよね。


でも、普通に生活していれば、
どうしても重いものを持たなくてはならない、
移動しなければならない状況に出くわすはずです。


そんなとき、どこを意識すれば良いのでしょうか。


ただ、何も意識せずに前にある荷物を持とうとすれば、
股関節に負担がかかることも予想されます。


大切なのは、その影響を最小限に抑える努力、
“コツ”を身につけることです。


Fさんとは、3年程前に初めてお会いし、
その後はほとんど痛みを感じることもなく、日常生活を過ごされています。


しかし、重いものを運ぶ時だけ、
痛みを感じることがあるそうなのです。


早速、実演していただきました。
※掲載の許可を頂いております。



こんな感じです。一度や二度ならともかく、
毎回このような格好では、
股関節だけではなく、腰への負担もちょっと心配…。


そこで、荷物を持つ前に、
まずは一呼吸おいて、
股関節への影響を配慮した持ち方を実践していただきました。




今度はどうでしょう。
Fさんにとっては、こんな感じの方が楽なのではないでしょうか。
荷物を持つ時には、
“荷物を持つための筋肉”の働きが必要です。


重いものをものを持とうとすると、
どうしても勢いをつけたり力任せになりがちですが、
こういう時こそ「筋肉の働き」を意識しながら実践できると
股関節への負担も最小限に抑えられそうですね。


細かいことですが、
股関節の痛みとは、
日々の負担になる動作の積み重ねから作られることが
ほとんどのようにも感じます。


姿勢や歩き方もそうですが、
負担になる日常動作から一つずつ確認しておきたいですね。











☆2011年4月第一週までのご予約状況はこちらから確認できます。
  その後の予定は、来月3月1日にアップ致します! 






よつばのクローバーもっと知りたい股関節痛!!







日常の生活を見直すところから…
股関節痛、筋肉のコリを作らないために