股関節の痛みと筋力トレーニング


よつばのクローバー
おはようございます!


テレビの影響は、もの凄いのですね!?


この2週間は、
皆さんから同じよう質問を、何度も受けてきました…汗。


「貧乏ゆすりをすると、股関節症は治るんですか??」


私もたまたま休みでしたので、
NHKのあの番組を拝見しておりましたが、
最後は衝撃的な話しの展開で、
どうやら、
皆さんにもインパクトが強かったようですね。


ただ私も、
ご紹介されていたドクターの学会発表には
何度か出席したことがあるのですが、
非常に興味深い視点で、
ご自身の得意とする手術に関して、解説されています。


お話しの要所要所で、
必ず、ある“特定の筋肉”が提示されています。
股関節痛が生じる原因として
筋肉の働きを考慮し、手術をされている様子が伝わってきます。


股関節の痛みには、
ほぼ100%、筋肉の働きが関与していると考えて良いと
私は、思っています。


ところが、
皆さんが痛みを抱え訪れる整形外科では、
ほとんど筋肉の働きについて、触れられません。


整形外科ドクター達は、
他の外科グループと比べて、どちらかというと体育会系で、
プロチームに所属していたり、ご自身で身体を動かし、
日頃からスポーツに従事され、
身体を動かすことへも関心があるような印象を受けますが、
どういうワケか、身近な存在である筋肉に対する注目は、薄いようです。


唯一、指摘を受けるのは、「筋肉を鍛えましょう」


たしかに、分かりやす表現ではりますが、
しかし、どうでしょう。
筋肉を鍛えれば本当に、痛みは無くなるのでしょうか。
あくまでも私のここでの経験ですが、
筋力トレーニングをした当初は良くなる(良くなった気がする)。
しかし、時間をかけて、徐々にその効果は乏しくなる…。
やはり、何か問題があるのだと思うのです。


私は、学生時代サッカー部に所属し、
筋力トレーニングに明け暮れた時代がありました。
もっと身体を大きくして、
相手に身体では負けたくない、との意気込みで、
朝練と称し、スクワットやベンチプレスをやったり、
スポーツジムにも併用し通い始め、
オフには、専門的家の指導を仰ぎ、
プロテインを飲みながら、積極的な筋力トレーニングを行ってきました。


fitnesssannefense.com

ただ、その後、新たなスポーツに取り組むようになって感じることは、
過度な筋力トレーニングは、
かえって、
身体のアンバランスを生み、
より繊細な動きを要求されるような特有の運動では、
必ずしも、そうした筋力が効果を発揮してくれるとは、
言い切れない、という現実です。


ただただ、筋肉を太くし、
重いベーベルを持ちあげられるようになれば、
パフォーマンスにも好影響を与えてくれると、
勝手に信じ、取り組んできましたが、
なかなかそうはいかないものです。


実際、筋肉が付いたと実感できたとしても、
それが、
関節の動きや、
滑らかな身のこなしを邪魔させる様な、
役に立たない
“見せかけの筋肉の膨らみ”であっては、逆効果なのです。


股関節症の方は、このようなタイプの筋肉を多く抱えています。


私が関わらせていただいている
臼蓋形成不全、股関節唇損傷(疑い、内視鏡手術後)の方には、
ほとんど例外なく、
重りをもち上げるような筋力トレーニング、
マシーン・トレーングを指導することはありません。


筋力トレーニングを行っている最中、
やり終わった直後は、良くなっていると実感できていても、
その後、数年をかけて様々な影響をもたらすことがあるからです。


スポーツジムやリハビリ施設で、筋力トレーニングの指導を受け、
症状が悪化した方たちを、多く拝見しています。
無理なマシーン・トレーニングや過酷な運動メニューの実施が
痛みの原因となることもあるようなのです。
「筋力が付ければ、痛みがなくなる」といった思い込みが、
更に拍車をかけ、
がむしゃらな自己流トレーニングへと、
向かわせてしまうのかも知れません。


「筋力は、結果としてついてくる」、と考えた方が、
リスクも少ないですし、スマートでしょう。


マシーンに重りを付け持ちあげる前に、
まずは、取り組むべき課題があるように思います。
最後に一つだけ、
皆さんと一緒にトレーニング方法を考えてみましょう。


先日の「ためしてガッテン」の中でも取り上げられていましたが、
姿勢についてです。




皆さんが、立ったときには、
身体の中心でもある「重心」は、骨盤の中に存在します。


この重心をいかに上手操り、
頭やお腹、さらには上半身の重さを
コントロールできるかが、
皆さんが問題意識を抱える、筋力にも影響を与えてきます。


適切な立ち姿勢を普段から実践できていれば、
適材適所、
必要な箇所には、適度な筋肉が備わるものです。


股関節痛を抱えた方に頻繁にみられる、
余計な筋肉の緊張は解け、
新たな筋肉が育まれていることを実感できるでしょう。
また、こうした立ち方が、
股関節への過剰な負荷を軽減してくれます。


なにもわざわざ重りを付けて、
筋トレなどする必要もありません。
まずは、自分の体重(=自重)を負担なく全身で受け止めてあげましょう。
コントロールの仕方については、
来月の「股関節セミナー」 の中でも触れさせていただきます。


立つ、歩く。
二足歩行歩く人間にとっての基本動作。
自分の体重(=重り)をきちんと支えることができて、
はじめて、次のステップへ進める、と私はそう考えています。



◆お知らせ

「股関節セミナー 2012春」
日時:平成24年 3月10日(土) 午前10時〜
場所:銀座

あと2名様分、空席がございます。




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 御希望の方は、予約フォームからのお申し込みをお願い致します。

  ・3月2日 (金)午前10時〜
 ・3月29日(木)午後4時〜
 ・3月30日(金)午前10時~ 午後5時30分~
 

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保存療法と運動メニュー!!

 
よつばのクローバー
おはようございます!


変形性股関節症の保存療法と運動メニューというと、
ものすごい量の運動メニューをこなさなければならない…と
思い込んでいる方たちがいらっしゃいます。


先日の大阪出張セラピー際にお会いしたその方は、
スポーツジムの専属トレーナーさんから
10種類以上もの筋力トレーニングが指導されていました。


昨日、群馬からお越し下さったその方も、
テレビ、雑誌等で紹介されている“股関節に負担になりそうな運動”を
一生懸命にプールの中で実践されていました。


確かに「動かすこと」は
可動域、筋力の維持、血行改善等にも重要ですが、
運動の中身も吟味する必要があるようです。


特に、元々股関節に痛みを抱えている方たちの場合は、
実際に効果が期待できそうな運動メニューとは、
2〜3種類くらいのものです。


あれこれメニューを増やし過ぎてしまうと、
かえって可動域の制限や痛みの増強となって
跳ね返ってくることがあります。


これまでも
多量のトレーニングメニューが課せられ
その後、左右のアンバランスをつくり、
痛みから脱出できずに悩んでいる方たちがお越しになられます。


股関節症の保存療法の場合、
特にはじめのうちは、リスクを優先させることが大切です。
焦ってあれこれやりたくなるお気持ちも理解できるのですが、
やり過ぎは禁物です。


まずは実際に効果が期待できそうなメニューに絞り込みましょう。
運動後に湿布を貼ったり、
重だるさが残る場合には、負荷が強過ぎる可能性があります。
その時々の状態に合わせたメニューを数種類行い、
徐々に運動強度を高めていくことが
最低限のリスクを回避するための保存療法の鉄則です。








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「意識」の連続が無意識を生む!!

 
 よつばのクローバー
おはようございます!


各スポーツ競技の日本代表が活躍を見せておりますね!
昨日は残念ながら敗戦したものの、
日本代表ラグビーもフランス相手に善戦しましたね。


またサッカーでは、“なでしこジャパン”が
ロンドン五輪出場を決めました。
男子は現在、
2014年にブラジルで開催されるワールドカップに向け予選中。


先日のアウェーのウズベキスタン戦では、
負けはしなかったものの
主力選手を欠いた日本の今後の課題が露呈されたように思います。
でも、これも経験です。
色々試してみて、そこから得たものを次に繋げる。
失敗なくして成長なし。
ここから個としての成長、
チームとしてより団結が増すこと間違いないでしょう。
応援しましょう!


今日ひとつお伝えしたかったのは、
先日の試合でも好セーブ連発のゴールキーパー川島永嗣選手のことば。




「意識の連続が無意識を生む」


これは保存療法を選択をした皆さんにも、
そしてトライアスロントレーニングをしている私にも当てはまるわけで、
常に良いイメージをもちながら意識して生活することが大切なのです。


ランニングの時は、
ボルトのような軽やかな跳躍をイメージしたり、
スイムの際は、
イアン・ソープのようなダイナミックでゆったりとした泳ぎをイメージし…。


これまで股関節を痛めてきた使い方、歩きから、
関節への負担の少ない、
正しい筋肉を使った歩行を獲得するまでには、
日々の意識が必要不可欠です。


歩き方もすぐに変化するものでもありません。


皆さんの外出時の歩きが本番の「試合」だとしたら、
普段のお家、近所での日常動作が「練習」です。
練習でできていないと、
やはり、本番でもできないものです。


教わる基本に則りながら、
思考錯誤を繰り返す過程の中で、
ご自身で最終的に獲得できるものです。


一歩一歩から受け取る刺激に感性を研ぎ澄ませ、
日々の日常動作を大切にしたいものですね!


来週のトライアスロンレースに向け、
今日は軽めのトレーニング。
ランニングと神輿を担いできます!?
吉祥寺のお祭りに参加予定です…(^^ゞ






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大阪出張セラピー 9月29日(木)、10月2日(日に空きがございます。

仙台出張セラピー 10月21日(金)~23日(日)仙台に滞在致します。



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“筋トレ”を科学する!!

     
 よつばのクローバー
おはようございます!


お盆休みですね。
私も今日は一日お休みをいただいております。
息子と散髪の後、またプールかな??
久しぶりにのんびり過ごしたいと思います。


さて今日は、筋力トレーニングにひとつ考えてみましょう。


変形性股関節症、股関節痛を抱えた際、
診察時、その後の理学療法では、
一般的に筋力トレーニングが実施されることが多いようですが、
これらのトレーニングの関節への影響とは
これまであまり触れられておりません。


重いものを持ち上げれば、
確かに筋肉に対しては大きな負荷になりますので、
筋力強化にも繋がりそうですが、
本当に骨や関節に対しても安全なトレーニングといえるのでしょうか。


実際には、
運動メニューにより関節、筋への負担は異なるようです。


例えば、
下図のような脚上げ運動。
病院で指導される定番メニューです。


この運動では、
赤く示した筋肉への筋力強化が期待できると言われています。
果たして関節への影響はいかがでしょか。





この運動時における
関節へのストレスを研究したグループの発表によると、
臼蓋形成不全の股関節では、
健常者と比べ、
関節面前方へ高いストレスが加わることが示されています。
citation)金井:SLR運動時の股関節に対するストレスの検討 理学療法学2000


つまり、
筋肉へ良かれと思い実践している筋トレメニューが実は、
関節への過度な負担になっていることも予測されるのです。


現在、様々なトレーニングメニューが蔓延っておりますが、
股関節の変形や骨のトラブルがある場合、
筋肉、両面からその安全性を確保していくことが
必要であるといえるでしょう。







☆2011年9末日までのご予約状況はこちらから確認いただけます。
  10月の予定は来月1日に公開致します。 


☆9月の「大阪出張セラピー」は、現在若干の空きがございます。


   







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パワーか!?テクニックか!?

    
 よつばのクローバー
おはようございます!


つい先日まで開催されていた世界水泳。
ご覧になられましたでしょうか。


トライアスロン競技の中にも水泳が組み込まれておりますので、
私も泳ぎの効率化を目指して、この数日間は画面に釘付けでした…汗。


特に水面下からの映像は勉強になります。
体幹の使い方、
骨盤の位置など、参考になるポイントがいくつかありましたね。


今回のレースで特に注目していたのが、
背負泳ぎの入江陵介選手とRyan lochte ロクテ選手との一騎打ち!




178cm  64kg  




188cm 84kg

見て下さい、この体格差!?
入江選手はすらっとしたしなやかなモデルのような体系。
対するロクテ選手は、
格闘技でもやるような筋骨隆々。


入江選手のテクニックが勝るか、それともロクテ選手のパワーが勝つか!?
そんなことが競技前から話題に取り上げられてました。


結果はご存知の通りロクテ選手の圧勝だったわけですが、
私も皆さんのセラピー、
リハビリ携わりながらいつも気にかけているところがあります。


それは、テクニック or 筋力か??


スポーツ競技者ならば、
筋トレ重視のパワートレーニングもアリでしょうが、
痛みを抱えている方の場合、
筋力トレーニングを優先させ過ぎてしまうと、
返って筋肉のアンバランスを作りだしたり、
好ましくない姿勢や歩きのパターンを強化させてしまうことがあります。


逆をいえば、
テクニックさえ身につけてしまえば、
それ程筋力は必要ないときもあるのです。
動き方をマスターできれば、次第に力はついてきます。


“パワー”と“動きのテクニック”との融合。
「90歳になってもしっかり自分の脚で歩ける!」をモットーに
皆さんの痛みの改善、
健康の維持増進に今後も励んでまいります<(_ _)>





入江選手、それにしてもきれいなフォームですね~!
私も70歳になっても元気にトライアスロンを目指して
頑張りますよ~!






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  10月の予定は来月1日に公開致します。 


☆9月の「大阪出張セラピー」は、現在若干の空きがございます。


   







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