【勉強会開催のお知らせ】最新の股関節治療事情 2016 in 大阪(9月)

 

「保存療法」についての勉強会を開催致します。
当日は講義と実技を予定しております。

動き易い格好でお越し下さい。

 

内容:
前半の講義では「保存療法」にはどういう方法があるのか、
世界の実績をもとにご説明します。
正しい筋力トレーニングの仕方と日常動作で気をつけるべきポイント。
1日の歩行量の目安やインソールの効果、

関節症によいとされる食べ物に関してまで。
今年3月にオランダで開催された

「変形性関節症国際会議2016」の内容をご報告します。
また、最先端の手術療法についてもご説明させていただきます。
後半の実技では、
痛みの予防と再発には欠かせない

「正しい姿勢と歩き方」の指導を行います。
意識すべき筋肉、重心の位置など股関節を安全に、

上手に使うためのポイントを確認しましょう。

 

日時:2016年9月9日(金)午前10時〜 約2時間

場所:JR大阪駅そば「ホテル グランヴィア大阪」21階会議室
参加費:¥4.500(ginzaplus会員¥2.500) ※銀行振込をお願いします。

定員:30名

対象:患者さまが対象です。
先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全、変形性股関節症、

股関節唇損傷など股関節疾患を診断された方、

 

申込み:事前申込みが必要です。
ご希望の方は、
こちらのお問い合わせフォームよりお申し込み下さい。

定員になり次第締め切らせていただきます。
 

ginzaplus 佐藤正裕

 

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【変形性股関節症】大腿骨頭壊死と診断されて

 

如何なる股関節痛にもまずは保存療法です。

ただ、関節内の炎症が疑われる「猛烈な激しい痛み」がある場合、

保存療法にも限界があるかも知れません。

 

それでも例外は存在します。

一回の施術で劇的な改善をもたらすこともあるので、

常に希望をもって施術にあたります。

 

さて今日は、症例紹介です。

30代の女性です。

 

【医療機関で診断された病名】

大腿骨頭壊死症

 

【解説】

出産後の育児と無理な開脚ストレッチをきっかけに股関節痛を発症。

その後、膠原病治療のステロイドの副作用により、

全体の約40%の壊死が確認され、大腿骨頭壊死と診断されました。

担当医師からは「杖をついて痛みに耐えるよりかは手術をした方が。」

とのアドバイスでしたが、

手術をすることで本当に全ての痛みがとれるのか、

また、海外で手術を受けることに不安を抱え、ご相談にみえました。

 

ginzaplusでは、

一時帰国中の一回しか施術は行えませんでしたが、

再来日の際には車椅子の必要もなくなり、

当時の痛みはすっかり解消され、現在は、更なる可動域の改善、

筋力強化に取り組んでいただいております。

 

【理学療法士コメント】

手術が必要かどうかは、まずは保存療法を試してみる必要があります。

特に大腿骨頭壊死でも今回のケースのように、

原因不明あるいはステロイドの副作用によって股関節痛が生じた場合には、

最も痛みの強い時期さえ上手にしのげれば、その後、

健常者並みの運動機能を獲得できる場合が多くあります。

保存療法に期待されるのは、予後を予測した適切な運動方法と運動量の設定です。

 

【痛み】

歩行時

 

【ginzaplusへの期待】

「痛みがなくなること。」

 

【施術期間】

約8ヶ月、計2回。

 

【施術前】

 

 

【施術後】

 

ginzaplus 佐藤正裕

 

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【変形性股関節症】日本の股関節治療の行方

 

移転をし約1年、だいぶ落ち着いてきました。

これまでのデータも整理しながら、新しいことにも着手し始めています。

 

私が股関節症の方に携わるようになって、

真っ先に調べはじめたのは「世界の動向」です。

 

日本では、どこへ行っても手術、手術。

これは、本当なのだろうか。

今年は変形性関節症の国際会議に参加してきましたが、

ここへ出席すれば答えはすぐに見つかります。

 

何も、日本のように「臼蓋形成不全」を病的に扱うこともありませんし、

痛みの原因を軟骨のすり減りや骨の変形だけではなく、

様々角度から検証しいくつもの可能性を提示します。

 

一番の問題は、こうした最先端を学ぶ場に、

日本の専門家がほとんど参加していないことです。

文書で学ぶには限界があります。

実際にその目で確認し、議論を交わし、

自分とは別の領域に声にも耳を傾ける、

これほどの価値はないでしょう。

 

日本では狭い範囲の中で、

特定の専門家を介し、答えを見つけ出そうとしています。

これは世界の常識と比べればナンセンス、

そんなに簡単なものではありません。

 

世界の専門家が辿り着いた先は、

身体への負担の少ない治療、そして確実な効果を得られる手法です。

 

人工関節を受けるには多額な費用がかかります。

個人負担は150万円〜250万円、国により異なりますが、

そこへ日本では高額医療も認められ、我々の「税金」が投入されるので、

「痛み」を鈍らせます。

しかし、この場へ参加する主要国は、これを非常事態と受け止めています。

 

簡単にメスを入れることは推奨しませんし、

それぞれの医師、理学療法士、各種専門家が、

プライドをもって、国単位で負担を減らそうと努力をしています。

 

今後の日本はどうなってしまうのでしょうか。

 

手術が容易に受けらえる環境が整ったことは、

確かに素晴らしいことですが、

その負担は若い世代に残すことになります。

 

周囲を見渡せば、

主要都市を中心に「人工関節センター」の増設、新たな建設ラッシュ。

私の住む町でも現在複数の施設ができ、新たにオープンを迎えます。

 

世界の流れとは逆行するかのように、

専門的に保存療法を提供しようとする流れは断ち切られ、

世間の意識は手術に益々傾くことになるでしょう。

 

最少侵襲による人工関節の窓口が一層広がり、

リハビリの期間は短縮し、理学療法士に出会う機会さえなくなり、

一方で、従来の手術と、手厚いリハビリを謳い文句に、

2極化の構図が予測されます。

 

患者さまにとっては、真実が伝わりにくくなる厳しい現実。

それでも、問題の本質を見抜く努力を惜しまず、

ご自身の望む治療に辿り着けることを期待しています。

 

昨年立ち上げた新たなホームページには、

股関節症治療の現状と問題点を分かりやすくまとめています。

治療選択のヒントになれば幸いです。参考書代わりにお役立て下さい。

 

ginzaplus 佐藤正裕

 

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【変形性股関節症】末期にも幅がある

 

変形性股関節症も「末期」まで辿り着ければもう安心です、

なんて書いてしまうと不思議がられるかも知れませんが、

あながち間違いではないようです。

 

ただその間も、またそれ以降も、

股関節の可動域を維持する、筋力を落とさぬ努力、

これだけは必然です。この点さえおさえられれば、

一生未手術も夢ではないでしょう。

 

ただ中には、急激に痛みが増し、

一気に進行する例も実際には存在します。

下された末期との宣告が、

本当に手術が必要なものなのかどうか、

ぜひ様々な可能性を知る専門家に相談してみましょう。

 

さて、

私は末期なんです。」

「どこの病院へ行っても手術が必要だと言われました。」

といった方が相談にみえると正直ワクワクします。

 

表現が適切ではないかも知れませんが、

整形外科的には、手術が必要と判断されても、

理学療法士の目からみれば、

まだ時期尚早といったことが頻繁にあるのです。

 

身体は、どんな刺激を待ち望んでいるのだろう、

何がきっかけで好転するのか、

まさに理学療法士としては、

これまでの経験が総動員される瞬間でもあります。

 

さて、70代の女性です。

 

変形性股関節症の末期、レントゲン上には骨嚢胞、

骨に穴が空いた状況が確認され、筋力低下が著明です。

 

 

保存療法を開始され約半年、

日常動作時の痛みはほぼ解消され、

トレッドミルでもスタスタ軽やかに。

唯一の苦手動作はしゃがみ動作、

現在は動作獲得へ向けリハビリ中です。

 

改善へのきっかけとなったのは、

どんなに痛くても杖を頻用しなかったこと、

それと活動量を落とさなかったこと。

また脚長差に対して、

適切な補高を行えたことなどが、

効果の決め手となったかも知れません。

 

現在では3か月に一回、

施術間隔も少しずつあけながら、

ご自身でのメンテナンスができるよう自信をつけていただき、

今後楽しみなのはレントゲン上の変化。

おそらく1年後くらいには(変形は進行するかも知れませんが)

骨嚢胞は消失されるでしょう!

 

末期と宣告されると手術しか方法がない、

そうお考えの医療者や患者さまが多いことでしょう。

しかし実際には、

手術などしなくて満足に近づける生活を送ることも可能です。

 

ご自身が抱える症状が本当に手術が必要かどうか、

ぜひ一度ご確認下さい。

 

ginzaplus 佐藤正裕

 

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【臼蓋形成不全】歩きのどの場面に問題があるのか

 

久々の投稿です。

新幹線の車内で書いています。

 

仙台の皆さま、ごめんなさい。。。

2年振の仙台出張となってしまいました。

明日明後日はみっちり身になるご指導をさせていただきます。

どうぞよろしくお願い致します!

 

さて、

「歩行」に関して気になることがありましたので、

簡単に記しておきましょうね。

 

私の経験から、

臼蓋形成不全の方にとって「歩き」は非常に大切です。

一生未手術で過ごせるかどうか、また見栄えにも影響すします。

 

取り組めるときに取り組んでおかないと、

やがて治すのも難しくなります。

ショーウィンドーに映る姿に残念がる前に、

挑戦してみましょう。

 

横からの歩きの様子を切り取ってみました。

before&after、

指導前後の様子が分かりますでしょうか。

 

明らかに荷重において問題があるのが確認されます。

 

 

例えば、15分は歩けるけど30分では再び痛みが出る。

当初の痛みは楽にはなったけど、まだ長距離には自信がない。

股関節には痛みはなくなったが、今度は膝や腰に痛みが出る。

 

これらの問題の多くは「荷重の仕方」に問題があります。

 

臼蓋形成不全の方にとっては、

距離を重ねて到達できるものではなく、

「歩き方」とはいわばテクニック。

 

少しでも興味があれば、

ぜひ一度専門家の指導を受けておきましょう。

 

もう間もなく仙台到着です〜

 

ginzaplus 佐藤正裕

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